配信開始日 2019年11月29日

ザ・レポートのレビュー・感想・評価

全24件中、21~24件目を表示

4.0CIAによる拷問

2020年2月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

9.11でテンパっていたCIAはアルカイダと思われるアラブ人を片っ端から捕まえる。
これに疑問を抱いた上院議員が主人公(アダム・ドライバー)に調査をさせる。
権力がブッシュ共和党からオバマ民主党に代わり、真実が明らかになると思われたが・・・。
オバマの腰砕けがその後の流れを決定づけたかも。

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いやよセブン

4.0トランプ時代の今だからこそ

2020年1月27日
Androidアプリから投稿

「情報の隠蔽」は、近年の日本でもしばしば問題となる。
桜とか、医学部とか、自衛隊日報とかね。

本作でも、主人公の目的は、真相の追求であっただろうが、
他者にとっては「政治」そのものとなる。

そんな中、主人公は自分を守るため、真相の公表のためにマスコミを利用するか葛藤する。
そういう意味でいえば、このトランプ時代に「真実の大切さ」とか「報道の自由」の大切さを描いた作品の一つであろう。

私が映画会社だったら、絶対作らない「売れない映画」であるが、そんな本作を作って、公開してくれた人々に感謝。

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みっく

5.0日本未公開の大傑作

2020年1月15日
iPhoneアプリから投稿

CIAによる非人道的な拷問の実態を暴く一人の男を描いたポリティカルサスペンス。

実話ベース!アダム・ドライヴァー主演!
Netflixではマリッジ・ストーリー、Disneyではスター・ウォーズ、そしてAmazonでは本作「ザ ・レポート」です。映画配信サービスの三大市場の大注目作でそれぞれ主演(スターウォーズは主演級かな?)を務めるドライヴァーの躍進は止まらない。

日本では劇場未公開のままAmazon primeにて配信になった。私の中では2019年TOP10に入る作品。

5年もの歳月をかけ630万ページにも及ぶCIA強化尋問の資料を精査し、非人道的な行いの数々をあぶり出し、巨大な組織へ立ち向かっていく姿に感動する。

尋問と聞いて頭に浮かぶのは「24」のジャック・バウアーによるテロリストへの尋問シーンだろう。(通称SJT:スーパージャックタイム)。
人間が何処をやられると痛いかを知り尽くしたジャックの行いに観てるこっちも痛くなるが、本作の尋問はそんなものではない。ジャックは尋問のプロだったが、強化尋問を行うCIAのメンバーは全くの尋問素人!(尋問経験0!)

素人が考え出した尋問(拷問)ほど怖いものはない。科学的、心理学的に効果があると自称しているが、印象に残っている尋問の一つが棺桶に大量のゴキブリと一緒に閉じ込めるといった拷問だ。

彼らの人を人扱いしない行いに怒りを燃やすアダム・ドライヴァーに感情移入していく。責任の所在がわからないよに隠蔽や揉み消しが繰り返されていく権力者達の話は決してアメリカの話だけではない。他人事ではない。

今観る価値のある作品だと思う。
Amazon primeに入っていて良かったと思える作品だ。

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ヘルスポーン

4.0こっそりと現れた力作

2020年1月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

難しい

Amazonプライムビデオにいつの間にか現れており、ポリティカル映画はあまり興味なかったが、アダムドライバー主演ということで鑑賞。(SW、マリッジストーリーといい引っ張りだこだね)

当時のCIAの非情な実態。9.11による焦りからか、テロリストの容疑者を拷問してしまう。
屈辱がテロリストを生むのになぜ、屈辱によって自白を生むのだろうか?この映画を見なければ知ることもなかったし、考えさせられることもなかったであろう。

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いたかわ