ジョゼと虎と魚たち(2020・アニメ版)のレビュー・感想・評価
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透明感のある描写が印象的
2021年新年1作目に選んだのがこの作品、大当たりでした。
原作や実写版ともかなり異なっているようですが、いい意味で現代風にアレンジされた作品。
声優陣もみんな絶妙な演技良かったしアニメも透明感のある描写などが印象的、主人公達にもちょっと感動もしちゃいました。
タイプ的には聲の形に近い。分かり易い作品なので中高生の若い世代にぜひ見てもらいたい青春恋愛作品。
「最高でした」
明けましておめでとうございます🎍
今年1本目。
清原果耶さん、中川大志くん最高でした。また BS11のアニゲー11の12月のゲストが舞役の宮本侑芽さんで、作品の説明が本当に上手だなあと映画見る前から作品に惹き込まれていたので、1月1日から最高の映画見れました。
今年もどんな素晴らしい映画が待っているのでしょう。
実写版とは違った良さ
田辺聖子の短編小説が原作。妻夫木聡と池脇千鶴で実写化され、今回はアニメ化。各々違うストーリーですね。原作で車椅子だったのが、実写で乳母車になり、アニメではまた車椅子に戻りました。
アニメで作った本作もとても良かったです。エロスと不条理に振り切った実写もよかったですが、思いっきり綺麗で感動モノに振り切ったアニメ版も、これはこれで面白い。
足の不自由な女の子(ジョゼ)と、大学生の恒夫(ツネオ)のボーイミーツガールな話。ジョゼはツンデレで、ツネオは無自覚で結構モテる。お約束通り、出会いは坂道でぶつかり最悪。でもツネオの優しさに徐々に心を許すジョゼ。仲良くなるも素直になれないジョゼ。で、色んな「どうするの?」って伏線をドッカーンと解決して、ハッピーエンド。
全く原作と実写とも違う解釈。でも、絵の綺麗さや、特に色彩を見せるにはこういうストーリーの方が映えます。分かりやすいストーリーラインで、ちゃんと伏線がカチッと回収され、不覚にも泣いてしまいました。
アニメ的なところでは、、、。美術が綺麗です。美術ってのは、建物とか背景とか部屋の小物とか。それが、ジョゼは絵が好き、という設定と上手くマッチしている。キャラデザも好きですね〜。ジョゼのツンデレな感じと、舞のあざとい感じ。舞は完全に「冴えかの」の加藤ちゃんでしたね〜。
ジョゼのCVはいま人気の清原果耶。上手だと思います。もう女優の方で売れちゃったけど、声優の世界でもやっていけると思いますよ。舞のCVの宮本侑芽は、元は子役?役者でしたが、今じゃすっかり声優さんですけどね〜。
しかし、繰り返しますが、原作や実写とは、全く違う話。今の若い子たちは、綺麗なジョゼがベースになるのかなぁ〜、と思うと。。。実写の恒夫は、ほんとクズですからね。
声だけでも清原果耶の存在感
とても見やすい映画。おそらく万人が好めるストーリーで、アニメ映画をあまり見ない方でもすんなり入れる設定かと。(私もアニメ系はほとんど見ないですが、違和感なく鑑賞出来ました。)
声だけですが、清原果耶ってやっぱりすごいな、と。喜怒哀楽が声だけで届いてくる。今後も引っ張りダコでしょうね。
実写とは別物のピュアなラブストーリー
あの時代に絶大な人気を得ていたあのジョゼをアニメ化。
設定やキャラクターがかなり違うので、実写版好きな人は戸惑うかもしれない。恒夫がかなり真っ直ぐでピュアな感じ。勢いでセックスするみたいな展開もなく、ちゃんとジョゼに向き合っている。そして話の展開も結末も全く違っていた。元々実写版にそこまでの思い入れもなかったので、ある程度の設定を引き継いだ別の話って考えたら楽になった。
でも、全く別の話として観ていたらいつの間にかかなり泣いている自分がいた。あの絵本のシーンにはヤラれてしまった。ピュアな恋愛物としてとても心に響いた。映像もキレイだし、主役二人の声の演技もよかった。これはこれでアリだ。
そして、エンドロールの最中もその後もいい。管理人からの呼び方の変化にニヤッとしてしまった。
可愛らしいジョゼ
今年最後の映画鑑賞。良い作品に出逢いました。ジョゼが何ともいじらしく可愛い。
主人公二人の声はとても自然で、役柄に馴染んでいます。紙芝居のシーンは涙が溢れました。
大阪メトロとか見慣れた風景がたくさん出てきます。地元の方はぜひ。
3回泣いた
ノラガミの監督 タムラコータロー
サカサマのパテマの背景美術 金子雄司
ヴァイオレットエヴァーガーデンの音楽 EvanCall
自分の中の好きがぎっしり詰まったスタッフ陣に、3回は泣かされました。
たしかに原作のジョゼとは設定が同じだけの別物語かも知れない。でも、物語もうまく圧縮されててテンポ良かった。
自分にとって最高でした!
いいやつばっかり!
タイトルと予告からファンタジー的な作品かと思いきや、もっともっと訴えてくるもののある、中身の濃いラブストーリーでめちゃくちゃよかったです。
強気で感じの悪いジョゼが、恒夫にしだいに心開く感じがとてもよかったです。二人で外出し始めた頃のワクワクしたジョゼの様子がとてもかわいらしく見えました。と同時に、外の世界に憧れをもちながらも、「そこに何かを望んではいけない」と自分の気持ちに蓋をしてきたようなジョゼの生き方が垣間見える、素敵な描き方でした。
そんな外出を繰り返し、微笑ましいやりとりを通して、しだいにジョゼと恒夫の距離は縮まっていきます。そこに起きる突然の悲劇。恒夫は、ここで初めてジョゼの置かれた状況、彼女の胸の奥にしまわれた本当の気持ちを知ったことでしょう。わかった気になってかける健常者の言葉は、時に残酷に障害者を傷つけます。相手の気持ちがわかるなんて、実は傲慢なことで、所詮わかった気になっているに過ぎない、そんなことを訴えかけてくるようでした。
そして、それはジョゼにとっても初めて気づかされたことだったのかもしれません。だから彼女は、事故原因の自責の念、恒夫への恋愛感情、管理人への恩返し等、さまざまな気持ちが入り混じって、彼を全力で支えたいと思ったのではないでしょうか。
そんなジョゼも素敵ですが、恒夫のバイト仲間もいいやつばかりです。特に舞!ジョゼと本気で張り合いながらも、恒夫の気持ちを察して立ち回る彼女は、本当に素敵な女性です。何気に松浦もいいやつでした。
キャストは、恒夫を中川大志くん、ジョゼを清原果耶さんがそれぞれ演じていました。声優以外のキャスティングは基本嫌いですが、中川大志くんは違和感なしでした。「ソニック・ザ・ムービー」のソニックもなかなか上手でしたが、本作ではもはや文句のつけようもありません。シーンごとの恒夫の心情がしっかり伝わってきました。
一方、清原果耶さんは、天才的演技で少女から大人の役まで幅広くこなす実力派女優だと思いますが、声優はやはり別物といった印象です。もちろん及第点ではあるのですが、感情の高ぶるようなシーンでは自然さに欠け、ちょっと物足りない出来栄えでした。とはいえ、終盤での絵本の読み聞かせシーンはがっつり泣かされました。
脚本も絵も演技もとてもよかったのですが、もったいないのラストの坂道シーン。出会いのシーンの再現なのはわかりますが、いくらなんでもこれはご都合主義が過ぎませんか? それでも、その後のエンドロールまでしっかり楽しませてくれたので、鑑賞後の満足感はかなり高かったです。おすすめです。
いっそオリジナルでやった方が良かったのでは?
もし、あなたが原作はおろか2003年にやっていた実写版を見ていないのであれば、本作はそれこそレビューサイトにおける星4くらいの、いわゆる普通に面白いアニメーション映画の範疇にとどまると思う。しかし、原作ないしは実写版と比較すれば、この作品はそれこそなんの面白みもない、ありきたりな青春映画であるとの判を押さざるを得ない。原作はジョゼと恒夫のエロティックな関係性と、身体障害者の何ら飾ることのないリアルに焦点を当てた、ねじれた大人のねじれた恋愛を描いた青春小説であった。2003年に封を切られた犬童一心版もまた、改変こそあれ、それは妻夫木聡演じる恒夫の性への杜撰さだとか、ラストのジョゼなどを通して田辺聖子の世界観をよく描いていたと思う。
では、翻って本作はどうか。身体障害者であるジョゼが出てくるところは一緒だが、それ以外はまるで別物である。まあこれに関してで言えば、数十ページしかない短編小説を1時間とちょっとの映画に風呂敷を広げるという都合もあるだろうし、まだ目は瞑っていられる。けれど、けれどだ。二人はいろんな障害を乗り越えて最後は幸せなキスして終了って、20代が、ましてや文学作品がやる恋愛じゃあないだろ。あれ、これ原作ラノベでしたっけ? 角川スニーカー文庫から出版されたんか? あと、ことあるごとにメタファーと呼ぶにも明喩的過ぎる海の描写が挟まれるが、あれは普通に発想としてありきたりだし、なにより演出としてくどい。
もしこれが原作のない完全オリジナル、ないしはラノベ原作の映画であれば、それこそこんなぼろくそになじりはしないが、なんというか、cmで主題歌を聞いたあたりから薄々感づいてはいたけれど、原作を見たことはおろか、そもそも原作があるのかさえ知らないような、マーケティングのメイン層である10代以外を完全に切り捨ててる構成といい、全体的に監督やプロモーター側から原作へのリスペクトを感じられない内容だった。と、思うとります。
障がい者と健常者の恋物語の定番を破る❗
この手の作品は女性が美女や清純な良家のお嬢様が決まりなのだが常識を覆すお話 近年のアニメは実写に忠実だが東京や観光地が大半で大阪は珍しい妻夫木聡と池脇千鶴の実写が有名だがそちらも観てみたい❗
「幸せな気持ち」と「勇気」をくれる王道青春恋愛ストーリーです。感情描写が素晴らしい…長文失礼します
生まれつき身体障害を抱え、狭い世界の中だけで生きてきたジョゼ。ひょんなことをキッカケに彼女の管理人になった恒夫。不器用で世間知らずのジョゼが恒夫に導かれ未知の世界でたくさんの経験や思い出を作り、次第にお互い惹かれあっていく展開がたまらなく綺麗でした。
突然の不幸。チヅさんの急逝、恒夫の交通事故。留学の話と体の自由が奪われて落ち込む恒夫の姿は観ていて心が痛くなりました。特に、恒夫が「もし一生歩けなくなったら…」とジョゼに言いかけたシーンは本当にハッとさせられました。そんな恒夫に対しジョゼが舞との対話を経て、今度は自分が恒夫を支えてみせると決心した所にジョゼの成長や恒夫への想いを感じ高揚しました。
隼人が悲憤した恒夫を病室から連れ出す時にかけた言葉は中盤のエア切れのシーンを巧みに回収することで2人の友情をより強く表現していてセリフ回しの構成に感心しました。
花菜の協力もあり完成したジョゼから恒夫へのエール「にんぎょとかがやきのつばさ」。その中にはジョゼが恒夫から貰ったたくさんの経験、優しさ、想いの全てが込められており、読み聞かせのシーンは今作随一の感動シーンでした。
ジョゼや隼人達のエールを受けた恒夫が懸命にリハビリに励み、初めて支え無しで歩きだしたシーンではEve/心海 が流れたタイミングで恒夫の努力や皆の想いが叶ったのを感じて泣いてしまいました。あれは反則ですよ笑
クライマックス。退院日にジョゼは恒夫の迎えに行きませんでした。最初は理由が分かりませんでしたが、ジョゼは必死にリハビリに励み続けた恒夫の姿を見て、自分も前に進まなければという意思から「甘えてたらアカン」と管理人離れを決意したから病院ではなく動物園に行き、かつての恐怖の象徴「猛獣」と1人対峙したのかと理解してジョゼの成長を強く感じました。
そんな想いは知らずジョゼを探す恒夫や友人達。恒夫はジョゼと出会った思い出の場所で再びジョゼを助け、病院に来なかった理由を尋ねる。管理人離れを決意したと言うジョゼに対し「俺が管理人でいたいんだよ」とありったけの思いを放ち、続けて自分の恋心を告白。ここの恒夫が本当にまっすぐでかっこよかったです。そしてジョゼ、可愛すぎました。
突然始まった2人の物語が最高の形で新たなスタートを切ったことが本当に嬉しくてこれ以上ないほど幸せな気持ちになりました。そして、わずか90分でこんなにも美しい告白シーンに持っていく脚本の構成に感動を覚えずにはいられませんでした。
それと、エンドロールで静止画ではなくアニメで本編のその後を描いてくれたのがとても嬉しかったです。ジョゼが解体されていく思い出の家を眺めているシーンは涙が出そうになりました。
総評 今まで何本もアニメ映画を観ましたが、見た後にこんなに幸せな気持ちにさせてくれる作品は初めてでした。ボンズさんの繊細かつ力強い描写表現、原作や実写と違いハッピーエンド仕立てに作りこまれた脚本、Eveさんの劇中歌をはじめとする全ての音楽、本業ではないのにも関わらずキャラクターの心情を見事に演じきり命を吹き込んだキャストの方々といった全てに文句の付け所がありませんでした。
恒夫やジョゼのように叶えたい夢に向かって挫けつつも進んでいけるような人になりたいと思いました。
自分の時計は自分でしか動かせない
最後は出来過ぎとも思ったけれど、
綺麗で若々しい心の動きには心洗われる思いがしました。
自分の時計は止めるも動かすも自分でするしかない。
時には色々なことが起こり、喜んだり落ち込んだり人生ままならない事もあるけれど、
いつだって前に進むことにエネルギーを注ぐ姿は美しい。
その時に支え合うことのできるパートナーがいればなんと素晴らしいことか。
自分勝手と言われるかもしれないけれど…
心に翼を。唇には憎まれ口をw
舞ちゃん、君はホントに良い女だよ。ってのは言っておきたいです。
この12月の劇場鑑賞は25本になりましたが、満足度高い順に並べるとアニメが上位を占めると言う。わたくし、アニヲタ化を宣言した方が良いかも知れません。田辺聖子さん原作の青春アニメ、ホントに良かったです。
描け。描け。描けよ。ジョゼー!
と心の中で叫んでしまう、病院からの帰宅後。恒夫の好きなところを100個は言える舞と、一番したい事だけは分かるジョゼ。恋心を隠して来た2人が衝突する場面が切ないです。
人魚は魔法の貝に願いを叶えてもらった後、海の中に帰って行きましたが、君には消えてもらう訳にはいかないから。
こんなラストで良いんすか?
良いんだす!
良かった。とっても!
なんか去年の「ラスト・クリスマス」に匹敵するくらいw
アニメ版がジョゼの初見と言うあなた。
是非、2003年の実写版もどうぞ。
妻夫木聡、池脇千鶴、上野樹里が演じる、全く違う、て言うほどに違う、もう一つの名作です。
タイガーズファン「……」
感動作。
大学生男とジョゼの出会い。恋愛ストーリーというだけでは言葉が足りない。アニメならではの多少強引な展開も多いが、むしろ上手く利用している。
作画やら演出やら、クオリティーはかなり高い。
いきなり変な方言と超絶理不尽キャラからのスタートだが、席を立たぬよう耐えるべし。
見る価値あり。
良い点
・婆
・猫
・転がっている車椅子と◯◯◯
・エンドロールにもアニメ使用
悪い点
・目の色がファンタジーすぎる
・名前が少し古風
・若干だが動作の作画にぎこちない部分あり
・追加理不尽キャラ
・…斬られるかと思った
・児童1名離脱(笑)
・最後のスケッチは誰目線
・主人公男の声。標準語の時はいいが、たまに半音関西弁にずれたような奇妙な言葉使いになる。滑舌も後半にかけて少し良くなるか?
ラストの展開に少しがっかり。
映像やストーリーは良かったんだけど、ラストの展開に少しがっかり。
観賞目的はジョゼの声の清原果耶さん。
彼女の関西弁が心地好い。
足の不自由なジョゼとお婆さん。
何だか怪しい雰囲気。
恒夫(中川大志さん)はある夢に向かって海外留学を目指す学生。
けっこうなイケメン。
事前情報が無いのでどんな展開になるのか全く分からず。
Sっ気のあるジョゼが恒夫に色々と注文する意味がよく解らないけど次第に打ち解けて行く展開はかなか良かった。
図書館でジョゼが作った絵本の読み聞かせのシーンが本作の肝。
ジョゼの気持ちが込められてる素敵なシーン。
本作品は実写版があるみたいだけど、そちらも看たくなります。
ラストの纏まりが自分の嫌いな展開だったけどそれ以外は素晴らしかったです( ´∀`)
良かったネ、ジョゼ
原作、実写版、アニメ見まして。
バットエンドながらも1人強く生きていく感じで終わる実写版。
電動車椅子に変わったことが強く印象に残り、最後の台所にたつジョゼの後ろ姿がたくましくもあり、抱きしめたくなるような切ないエンドの実写版でした。
そこが強く感慨深かった。
アニメ版は実写版をリベンジするがごとくハッピーエンドとなっている。
ジョゼには良かったね。と言ってあげたい。
が、個人的には切ない終わりかたの実写版が好きだ。
両隣の観客も、斜め前の観客も、始終、ヒクヒクと泣いていたので、こんな映画で泣けるなんて不思議だなぁ……と思っていたのですが、よく考えてみるとこういう仕組みだったからかも知れません。
私は男ですから、当然、男の視線で映画を観るわけです。
しかし、泣いていたみなさんは全員、女性でした。
それも一人で観に来ていた女性です。
これが、手品のタネを暗示しているのかなと思ったのでした。
この映画、主要な登場人物は二人。
一人は好青年。念願の大学院留学のために、一所懸命勉強し、留学資金を貯めるために精一杯、アルバイトを掛け持ちしながら頑張っている、優しく賢くハンサムな、理想的な好青年です。
しかも現在、彼女ナシ。
その彼が、たまたま車椅子の女の子の事故を防いだことで彼女と知り合いになったわけですが、この女の子、まあ驚くべきヒン曲がった性格の持ち主で、顔がいいっていう点だけの女です。
彼が彼女を好きになるべき理由が見当たりません。
私だって、こんな女は勘弁願いたいと思いました。
しかし女性の側から見れは、こんなステキな男性が偶然自分の目の前に現れて、自分のために、それはそれは尽くしてくれ、どれほどイジワルしようとスネようと、ただひたすらに励まし続けてくれ、奉仕し続けてくれるのですから、内心、恋恋恋恋恋になっちゃうのも分からなくはないけれど、いやいや、それは彼氏さんはお仕事としての奉仕なんですが、という点が、彼女に自分を投影してヒクヒク泣いていた観客のみなさんには見えなくなっていたのでしょう。
一言で言えば、不幸な女の子の前にステキな王子様が現れて、不幸な彼女と結ばれて、幸せを掴みましたというお話です。
なんとも、手垢の付いた構図ですなぁ。
ってわけで、もしもあなたが女性で、映画で現実を忘れて涙を流し、幸せな気持ちで家路に着きたいと思っているなら、それはもう、お勧めできる映画だと思いますよ。
男にとっては……。それは言わぬが花というものでしょう。
すごく素敵な作品です!!!
自分が、高校生の時、妻夫木聡出演で映画化して話題になっていましたが、見ていませんでした。十数年前に映画化されて、さらに今回アニメ化されるくらいだから、いい作品なんだろうと軽い気持ちで見てみましたが、上映中ずっと夢中になってしまいました。見終わった後も幸せな気持ちで満たされました。ジョゼも素敵ですが、舞ちゃんも素敵です。あまりに、良かったので今回初レビューしてしまいました。
爽やかで甘酸っぱい、 心がじんわり温かくなる作品。 原作とは方向性...
爽やかで甘酸っぱい、
心がじんわり温かくなる作品。
原作とは方向性が違うようですが、
私はこちらのほうが好きそうです。
ジョゼの自己中心的な部分は
ハンディがあるとはいえ解せない部分もありました。
管理人とまいちゃんがとてもよかった。
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