「鑑賞というよりむしろ苦行。」星の子 一人駅伝さんの映画レビュー(感想・評価)
鑑賞というよりむしろ苦行。
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まず、水を使い皮膚病が治ったというだけで、そこまで宗教に入り込む心理の変化の表現が乏しい。
皮膚病が治り、夜泣きもやみ、体格も知能も良くなった…とか言うならまだわかるけどそういう過程がない。
薬としての(自然治癒力やプラセボ効果を含めての)、水が効いたという以上のものを感じなかった。
学校生活で周囲から強いいじめにあっているとか、完全に孤立しているというわけでもなさそうだし、確かに先生の理解がないものの、学校の先生なんて所詮あの程度だろうと思ってしまう(むしろ車で送ってくれるだけまし)。
本人に強い信仰心があるとも思えないし、だからといって否定するでもないし…
ラストシーンもよくわからない。
結局、子供は育った環境によって運命が大きく左右される、ということなのか??
芦田愛菜の演技も悪くはないがまあ年齢を感じさせるもので、まだまだこれから伸びていくだろうなぁと思った。
思っていたより背が低いとわかったのは報酬。
子役の子は良かったな。
あと、大友康平がいい。
芦田愛菜ガチファン以外には苦行かもしれない。
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