「信仰というか」星の子 sasakiさんの映画レビュー(感想・評価)
信仰というか
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こういった環境に置かれたことがないので、どこをどう捉えてよいのか迷う映画の題材ではあった
新興宗教の家庭に生まれた二世の視点であり、過剰な演出があるわけではなく
ごくごく普通の学校生活が描かれているところにゾッとするものを感じた。
水で治ってしまったという現実が家庭の絆を生み、逆に絆を揺るがすものでもあるジレンマ
見えないものや感覚的なものはカタチにできないものでとても不気味だけど
それは愛情や友情も一緒でカタチのないものだけど不気味と感じはしない
信仰の行動を異常と感じる岡田将生演じる先生がインフルエンザになるならないの違いについて語るシーンは何事も紙一重だと感じる印象的なシーンだった。
ラジオ人生相談を聴いてる感覚に近い視点で観ていた気がする。
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