劇場公開日 2021年6月18日

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ヒノマルソウル 舞台裏の英雄たちのレビュー・感想・評価

全169件中、61~80件目を表示

4.54年に1度だからこそ

Nさん
2021年7月3日
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オリンピック前のこの時期だからこそ見るべき作品かなぁと思います。

当時私は中学生だったかと思いますが、いまだに長野のスキー団体の記憶は色濃く残っています。選手全員がフルネームで出てくるほどに。

選手が4年に一度の舞台に賭ける思いやプレッシャーは想像を絶するものかと思います。人一倍努力をして、この舞台にたつだけでも本当にすごいこと。東京オリンピック開催には賛否あるけれど、やはりどんな形でも開催して欲しいなと個人的には思います。

映画としてはそんな華やかな舞台の裏での素敵な実話。美談にしすぎない人間らしい感情も見せてくれていて、最後の子供からの金メダルにほろっと来ますね。いろいろ立場は違うし、思いも違うけど、やっぱり自分の頑張ることができるステージで悔いのないように頑張ることは美しいです。これまでの罵声の中で努力を続け、いろんな人の思いに背中を押された原田の2本目だったんだなと思います。

田中圭は安定に素敵でしたし、山田くんも難しい役を頑張ってましたね。小坂菜緒もかわいくて役にあっててよかった。オリンピック見たくなったなー

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N

4.5何度も観たくなる作品。

2021年7月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

特番から感動的で楽しみにしていました。

半分は西方さんのテストジャンパーになるまでが描かれていました。

序盤から印象的だったのは土屋太鳳さんの『神妻』ぶりでした。
明るくて余裕があって、抜けている所もちゃんとありバランス絶妙な奥さんで、強い人(アスリート)には更に強く心のあったかい誰かが傍にいるのだなと感じました。
序盤西方さんが泣くところは夫婦の絆を感じました。幸枝さんの顔をみて西方さんの緊張の糸が切れた瞬間だったのかなと。
西方夫婦の支え合いがとても素敵でした。

選手の再現度もよかったです。
舟木さんのまゆげは当時自分も疑問に思っていたなと思い出したり。

山田裕貴さんの演技もチャーミングでお上手でした。

原田さん役の濱津さんもそのままで、濱ぬさんでなければできなかったのだなと感じました。

一瞬でしたが西方さんの幼少期は『エール』主人公幼少期役の石田星空くんでした。

終盤皆がジャンプする場面は泣きっぱなしでした。気迫も伝わってきたし、それぞれのドラマに泣きました。

主題歌もピッタリでエンドロールで写真と共に流れると、あたたかい気持ちになりました。

最初と終わりにメッセージがあり、丁寧さを感じたしテストジャンパーの皆さんに最大のリスペクトがある作品なのだなと感じました。

葛西さんの話は有名でしたがこんな出来事もあったのだなと改めてわかり、また当時も懐かしく思い出せました。

全て観ると試写会で西方さんはじめ当時の方々のメッセージにキャストさんが泣いていた意味がよく理解できました。それだけ色々なものが伝わってきて、人としての在り方まで考えさせられました。

裏方の人にスポットをあてるとても良い作品でしたし、西方さんも改めて消化、昇華できたのではと勝手ながら感じました。

◆◇◆◇以下余談です◇◆◇◆

鑑賞中どなたかのマナーモードが鳴り出しました。すぐ止まらずしばらく鳴っていました。
マナーモードだから大丈夫だろ、と思ったのかもしれませんが想像以上に聞こえますし響きます。
気をとられてしまうとその部分だけ見逃します。
私もけっこう重要なところを見逃してしまいました。
私自身も鈍感力をつけねばと痛感したのですが、最低限のマナーは守って欲しいと思った出来事でした。

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HalU

3.525名+1名+2名+…

2021年7月2日
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輝くオリンピックの表舞台を支える裏方達がいったい何人いるだろう。
田中圭演じる西方はじめテストジャンパー達+古田新太演じるコーチ+土屋太鳳演じる妻と息子+それぞれの周りの人達…
たくさんの人に支えられメダリストは生まれる。

1人では何も出来ない。人の支えがあってこそ。
タイトルのヒノマルソウルという言葉と副題がこの映画の全てを語っている。
実話ベースの説得力のあるストーリーと素晴らしいキャストたちがあの時代へと連れて行ってくれた。山田裕貴の演技も見どころのひとつ。
スキージャンプの世界に限らず、どんな世界にも表舞台を支える縁の下の力持ちが居るものだ。
素直なまっさらな気持ちでこの映画を観ると、涙を流さない人なんていないのでは無いだろうか。
今日から周りを見る目を変えてみよう。
自分が人を支えて人を輝かせる時もあるし、逆に人によって支えられ輝かせてもらう時もある。
周りの人を応援し、支えてもらった時は感謝しよう。
エンドロール後の映像は絶対にお見逃し無く!

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momo

3.5地味かな

2021年7月1日
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鑑賞方法:映画館

事実をどの程度脚色してあるのかはわからないけど、やっぱりちょっと地味だったかな。テストジャンパーの話より最後の原田選手のアンダーシャツとグローブのエピソードの方がグッと来た。
濱津さんが想像以上に原田選手だったw。
今回すごい美人が出てるなと思って後で調べて知ったけど、小坂菜緒さん良いですね。今後注目します。

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ふーみん

4.0泣けた

2021年7月1日
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泣ける

単純

大体の話は予想できていた。
まぁ、噂通りに泣くことはないよな、と思いつつみた。
途中、何回も泣けた。
これは、映画云々以前に
過酷な原田選手の心理状態やら気遣いやら、
その上で周りにいた選手の悔しさ。
とにかく泣けた。

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石炭袋

3.52021/6/21鑑賞

2021年7月1日
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泣ける

興奮

日本の侍たちの物語ですね。
武士道というか、自分のため以上のものに命を賭けて戦う姿は、裏方であろうと関係なくかっこいい。
また、特筆すべきは神仕組みとも言うべきだが、元メダリストがテストジャンパーに入ってたからこその最後の団結力、そして、次のジャンプへの発射台になったのではないかと思う。

もし、自分の人生で大きな挫折をしてしまった人や、目指してたものとは違う形の方向に人生が逸れていってやる気がなくなってしまっているような人がいればぜひご鑑賞いただきたい。

人生は何が功を奏するかは分からないことが分かると思う。

人生の再起の意欲が湧いてくる作品です。

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虹孔雀

4.0誰かの為に!

2021年6月30日
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みんなと共に跳ぼうとする
原田選手のアップで涙腺が決壊しました!
生まれてから一番最初の
オリンピックの記憶の裏で
こんなドラマがあったなんて知りませんでした!
うう〜!良かった〜!

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なみちゃん

4.0彼らの〝ソウル〟

2021年6月30日
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花散里

3.5長野オリンピックのジャンプ団体はリアルタイムで観ていたし、テストジ...

2021年6月29日
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長野オリンピックのジャンプ団体はリアルタイムで観ていたし、テストジャンパーの逸話も知っていた。しかし、映画を観て号泣、嗚咽まで漏らした。妻に「大丈夫?」とまで言われた。ロッキーシリーズの「クリード」位泣いた。東京オリの是非はコメントしませんが、スポーツ実話映画として観ておくべき。ただ、ノーマルヒル個人で、原田選手は1本目は1位だったのに、2本目は失速でメダルを逃すという「失速」のトラウマだらけだったことは触れていてほしかった。
原田選手(カメ止めの主役)と葛西選手役の役者は本人にしか見えませんでした。秀逸だったのは聴覚障害のあるテストジャンパー・高橋竜二さん役の山田祐貴さん、素晴らしかったです。

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hanataro2

4.0ダサくても、泣いたってええやんか!

2021年6月29日
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川柳児

5.0タイトルだけじゃ分からない。

2021年6月29日
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泣ける

笑える

興奮

久しぶりに映画館でスクリーンが見えなくなるまで泣いてた。
主役の西方氏がとにかく人間くさくて、カッコ良すぎるヒーローよりずっと感情移入できる。役者たちそれぞれの演技がとにかく素晴らしくて、これが実話なのかと思うと驚き。
タイトルや偏見だけで観ないと決めるには惜しい、とても素敵な作品だと思う。

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イハ

3.5影のヒーロー、ヒロイン

2021年6月29日
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長野オリンピックジャンプ団体金メダルの裏にこんなエピソードがあったなんて知らなかった。
しかも、そのテストジャンパーの1人がリレハンメル銀メダルの西方さんだったとは…
当時、日本中が沸きかえったあのジャンプはいつ見ても感動しますね。

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Fighters1110

4.0観るかどうか迷っている方はぜひ観てください

2021年6月29日
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私は札幌育ちなのでスキージャンプはそこそこ馴染みがあります。
原田選手や西方選手よりさらに前の世代の秋元選手や八木選手が活躍していた頃からスキージャンプをよく見ていました。
親に連れられて大倉山や宮の森で生のジャンプを見たことも何回かありますし、冬の週末の夕方は地元のローカル放送局で放映されるスキージャンプ大会を見てきました。
もちろん長野オリンピックもリアルタイムで観てて感動したのを昨日の事のように良く覚えています。

そんな私ですが本作の予告編を見た時に何故か本作を観たいという気持ちにはならなかったんです。
それはテストジャンパーというかなり狭い領域になぜクローズアップしたのが何となく腑に落ちなかったのと、ヒノマルソウルのヒノマルという言葉自体が何となく好きにはなれなかったからだと思います。
でも本作の評価が良いので見ることにしました。

遅くなりましたが本作のレビューですが、結論から言いますと観てよかったと思える作品でした。

まず脚本がめちゃくちゃ良いです。
どこまで実話なのかは分かりませんが、西方の気持ちの変化がよく描けており感情移入がしやすかったです。
キャスティングもかなり良く、特に原田役のちょっと頼りなくてヘラヘラした感じは本当に激似でしたし、古田演じるコーチ役も本当にこういうコーチの人いそう、と思えるほどリアルでした。

画のほうは吹雪でも髪がなびいていないと言う点以外はかなりリアルだったと思います。私も実際にジャンプ台のスタートゲートに立ったことがありますが、超怖いです。

演技が学芸会レベルというコメントも散見されますが、こういう内容の作品は学芸会レベルでちょうどいいと思います。
だって「ぼそぼそっ」としゃべったって観ている人には伝わらないですもの。
最後のシーンは私も思わずウルっと来てしまいました。

こんなに良い映画なのに興行収入が伸びていないのは残念な話です。
やはり上映のタイミングがあまりにも悪すぎましたね。

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canghuixing

4.0Can you celebrate?

2021年6月29日
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泣ける

興奮

幸せ

不覚にも泣いてしまった。

私は次第に思い出していた。札幌五輪のメダリストの名前を。笠谷、金野、青地の金銀銅メダル独占の興奮を。青地はちょっと太っちょだった。こころのなかで青地のことをコイルと呼んでいた。そう、幼かった私はスーバースリーを彼らに当て嵌めてヒーローにしていたのだ。ラリホー、ラリホー、ラリルレロ~

そして、長野五輪。この団体ジャンプの観戦チケットを買っていた長野の友人に電話したら、普段は無口な彼が興奮して一時間以上喋ったのだ。電話代はわたしもち。グッと我慢した。1998年は長野五輪に始まり、安室奈美恵の産後の涙の紅白復帰で終わった年だった。Can you celebrate.

ヒノマルソウルって、Bzの Ultra Soul を連想させるね。拳を突き上げて、ヒノマルソウルって叫びたい。歌詞もなんかこの映画に合うと思う。

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カールⅢ世

3.0今回は素直にみれない。

2021年6月29日
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長野五輪のテストジャンパーのお話で西方さんのお話は有名でしたが、サイドストーリーの女子高校生ジャンパーと難聴のジャンパーのお話の方が感動した。
オリンピックやるやらんの昨今、残念ながら素直にみれなかったなぁ。
オリンピックにすべてをかけるアスリートたちのことを以前は素敵だなぁと思えていたのがスポーツに関心のない人はほったらかしてやってしまおうという違和感があるかぎり素直にアスリートを素敵だなぁと思えないなぁ。
そこまでしてアスリートはやりたいものなのかね?だったらまだ感染者少なかった去年やっとけよって
あー こんな嫌な気持ちでオリンピックみたくないなぁ。

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れっどでび

5.0中盤から涙が止まらない。老若男女きっと共感できる感動の実話。

2021年6月29日
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泣ける

悲しい

幸せ

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ame

4.0山田裕貴が凄い

2021年6月29日
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最初の登場シーンで帽子を被っていたので、彼だと分からず、本当の障害者が演じているのだと思った。それくらい、発音が聴覚障害者のものだった。
あれは演出家が演技指導できるようなものではないと思う。
改めて、この人の俳優としての振れ幅の大きさに感服させられた。

物語は日本中が熱狂した長野オリンピックのジャンプ団体の話なのだが、
商業映画として考えれば、原田雅彦をメインにした金メダルストーリーの方がよりドラマチックで共感を得られ易いのだろうし、常に原田や葛西、船木の陰に隠れて国内4-5番手の評価だった西方仁也が主役では失礼ながら一般的知名度の面で映像作品化にはどうかと思っていた。

でも、見終わって素直に良い作品だと思えた。何より脚本がよく練られているなと感心した。淡々とし過ぎず、かといって過剰に美化し過ぎずストーリー展開が巧みで感情移入していくことが出来た。「スキー連盟へ売り込むため」なんて生臭い台詞を敢えて入れたのも、なかなか出来ないよな。

そして、かつての五輪メダリストがテストジャンパーといういわば日陰者にまで身をやつした過去など本来ならば触れてほしくない過去にフォーカスされる事にOKを出した西方仁也にあっぱれと言いたい。

キャスト陣もモデルとなった本人のイメージに沿った絶妙な配役(特に原田と葛西)

コーチ役の古田新太も出過ぎず、かといって持ち味を殺さず、いい味を出していた。

日本の女子ジャンプの黎明期を支えた葛西賀子(劇中の役名は小林)をしっかり描いていたのも地味だが好印象。

残念だったのは、滑空中の顔をアップにしたCG画像。ジャンプという競技のリアリティを伝えるのであれば、あれは逆効果。なんだか、安っぽくなってしまっている。
かえって、ジャンパーのヘルメットにカメラを装着して飛んでもらって迫りくるランディングバーンを映した方が臨場感があって良かったかも。
この辺は制作がテレビ局だけに事故などのリスク回避を最優先にした判断なんだろうな。

いずれにしろ、コロナ禍もあって、五輪の存在意義そのものが問われている中での公開となって水を差されてしまった感もあるし、2030年の札幌冬季五輪の招致PRという大人の事情も垣間見えたりもするが、
作品単体として見れば、充分及第点の出来だと思う。

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藤崎修次

4.0こんなドラマがあったなんて!

2021年6月28日
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長野オリンピックのジャンプ団体での吹雪の中断中にこんなドラマがあったなんて、この映画を見るまで全く知らなかった。もちろんテストジャンパーという存在のことも。
まずは、主人公となった西方選手がその心情を包み隠さないで映像化することに同意されたことについて、その勇気に拍手を送りたい。
他の選手達もそれぞれが色々な背景を背負って競技に挑んでおられ、感動した。
キャストについては、西方さんの役に田中圭さんがぴったりはまっていたと思う。色々な想いにまみれる様子を表現しながらも、後味がスポーティな、爽やかな感じは彼ならではだと思う。他の役者陣の方々も良かったが、聾唖者を演じた山田さんも印象に残った。

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SpicaM

3.07~8割がた事実じゃない?

2021年6月27日
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遠い昔のことなので正確かどうかはわからないけど、西方仁也が「落ちろ、落ちろ、という気持ちで見ていた」と、テレビ番組のインタビューで答えていたのを見た記憶がある。実際、映画の中でも西方役の田中圭に「落ちろ…」というセリフがあるので、記憶違いではなさそうですね。
ただ、その時の記憶では原田個人に対して思ったのではなく、ジャンプ陣すべてに向けられた嫉妬心や西方自身の団体銀という記録を超えられたくないという気持ちからだったと記憶しているが、果たして実際はどうだったかな?
いずれにしても、他のスポーツ選手だったら思っても口にしないような話を、西方が正直に話す姿に驚き、潔さを感じた、そんなふうに記憶しています。

一応ネットで調べてみたけど、残念ながら「落ちろ…」の部分に関しての真相は、西方本人が、映画公開前の原田との対談で「そんなに飛ばないでと思った」と、ややお茶を濁した感じで答えているだけで、実際のところは明らかにはなりませんでした。
ただ、それ以外の事実関係はNHKの「絆(きずな)でつかんだ栄冠 ~長野五輪 ジャンプ団体~」という10年以上前に放映された番組で確認することができました。
それを見ると、今回の映画は聴力障害者や女性のテストジャンパーの存在や細かなエピソードに至るまで、かなり実話に近ことがわかります。ぜひネット検索して、映画と併せて見てみてください。

映画の感想としては、話はいいんだけどな~、ほぼ実話なのにリアリティーに欠けるというか・・・、脚本、キャスティング、いろんな面でいまいち足らなかった~。
K点超えずという感じです。そんななか、山田裕貴くんはよかったですね。

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Lucky!