ヒノマルソウル 舞台裏の英雄たちのレビュー・感想・評価
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長野オリンピックのスキー競技のテストジャンパーの存在
長野オリンピックのスキー競技は花形競技で原田さんたちがメダル獲得したのはテレビ見ていました。昔、札幌の苗穂に住んでいたので、雪印の工場見学してオリンピックの展示場が有り、納得して観てきました。この映画を見てテストジャンパーがいる事を知り、主役は田中さんですが、山田君の障碍者の役や一人一人が色々な状況で、テストジャンパーを選び演じている姿は涙ものでした。オリンピックは大変な準備や人々の力が無ければ行われないものなのですね!私は試写会で見ましたがコロナ過で上映が遅れるのは仕方ないですね!ミューシャの主題歌も良かったです。
今年1番の映画では?
予告で内容がほとんど分かるのにこんなに泣ける映画があるんですね。それもいわゆるお涙頂戴ではなく、胸の底から静かに熱いものが込み上げてくるような、そんな感じでした。
自分が悔しかったことを思い出して一緒に悔し涙を流し、そしてラストはとても満ち足りた気持ちになりました。
とにかくキャストがいい、全員もれなく素晴らしい。脚本もよく、引き込まれした。丁寧に作られた今年1番上質な映画だと思います。
素直に感動
予告から気になっていたのになかなか観に行けなくてようやく観てきました。
しっかり真っ直ぐなストーリーで素直に感動。
リレハンメルも長野五輪もしっかり記憶してる世代です。
がこんな裏話があったとは…テストジャンパーって改めて朝早くから大変だったことを知りました。
整ってないジャンプ台を身をもって整備する役でもあったとは…
女子ジャンパー、生まれたのがもっと遅かったらメダルだったかもしれない、でもあなたのおかげで正式種目になったのかもしれませんね、と言ってあげたい。
最後の写真で女の子がいたことは実話だと分かりましたが、聴覚障害の方がいたことも実話なんでしょうか。
すごい方がいらっしゃったんですね。
命の危険が伴うようなところで聴こえないとはどれだけの勇気が必要だったことだろう。
葛西役落合モトキくんとか、原田役のカメ止め監督とか、船木とか…キャスティングと冴えてました。
そうだった、葛西も長野で団体入ってないんだったよなぁと思い出した。彼はあの金メダルをとってなかったけど、それがあってのレジェンドなのですよね。
見て良かった!
パッションが熱い!
長野オリンピックのスキージャンプの裏側で、こんな物語があったなんて!
ほぼ実話を元に構成されているようで、劇場で見た映画の感想は・・・
最初から最後まで目がうるうるして、途中で音楽を被せられたら、間違いなく泣いてたな(笑)
何とか明るい気持ちで見ようと、思っていたところ、クライマックスシーンになって、ジャンプ団体の一回目の競技が終わったところで、テストジャンプを飛ぶところが始まった
一本目、ヘルメットに取り付けた、どっきりカメラのような映像と、眞栄田郷敦が演じる南川崇の叫び声で、うるうるが引っ込んだf(^^;)
小林賀子を演じる小坂菜緒は、映画タイトルに繋がる「ソウル」と「パッション」を連呼し、高橋竜二役の山田裕貴は、名演技を熟(こな)しながら、場を盛り上げ、これに答える・・・
一歩間違えれば、コミカルなB級映画になりそうなところを支えたのは、田中圭(西方仁也)や、濱津隆之(原田雅彦)が問いかけていた、何のために飛んでいるかという命題とストーリーに他ならない(⋈◍>◡<◍)。✧♡
長野の感動が蘇りました
この映画は、本当に実話に忠実のようですね。
もちろん、多少の脚色はあると思いますが、それは、登場人物の個々の心情や、この実話に本来あるドラマ性をより明瞭にするためのものであって、決して作り話になっていません。
また、スポーツをやっている人、やっていた人なら知っている様々な感情、正の感情も、負の感情も、そのまま表現されていますので、何とも気持ちを揺さぶられます。
その上での、あの長野五輪の原田さんのジャンプ、そして金メダル。会場でにせよ、テレビでにせよ、リレハンメル、長野の記憶がある人は、一気に記憶と感動が蘇ってくると思います。
立役者
後半、涙が止まらなかった。
観れて良かった。
実話だそうな。
こんな物語は滅多にないとは思うのだが、スポットライトが当たらない者達の英雄譚だ。
彼等が居なければ、その舞台さえなくなっていた。
JUMPを成功させ、何より喜んだのは日の丸飛行隊であったような表現もいい。表舞台に立つ人間達は必ず誰かや何かに支えられてる。その才能の発露は1人ではなし得ないのだ。
原田のJUMP…K点を遥かに超えたJUMPのその裏側には、仲間との絆や託された想い、報いたい気持ちがいっぱい詰まっていて、胸が熱くなる。
どの業界も裏方は不遇だ。
宿舎から会場まで徒歩移動とか、腹が立って仕方がない。代表選手と同じような待遇とまでは言わないが、あまりに差がありすぎる。
嘆かわしい。
テストジャンパー達が次々とJUMPを成功させても、観客の反応は冷ややかなものだ。その内情を知らされてはいないのだから当然かとも思うが、彼等と観客との温度差が天と地程もあり、夢を追う事の孤独さをも読み取ってしまう。それは仕方がない。
仕方がない事ではあるが、その業界までも彼等の価値を蔑ろにしてはいかんだろう…。
情熱を食い物にする体制には断固として反抗したい。
メダリスト達の私生活とか…銀メダルを取って尚、生まれてくる子供との生活を不安視される境遇ってどうなってんだ?
国家の威信をかけてとかアナウンサーは好き勝手に煽っちゃいるが、その報酬はどこにあるのだろうか?
…理不尽で納得いかんわ。
それもこれも、実話に向き合ったからこその感想かと思う。前半は主人公の苦悩をとにかく描く。
脚本の構成が凄く良かった。
田中氏は好演だったし、彼の好演はやはり他の役者陣の功績なのだとも思う。
土屋さんは、驚く程の安定感だし、濱津氏は飄々とした原田さんを熱演だった。山田氏も小坂さんも郷敦も好感触だ。
小坂さん演じる女性も、16年後にJUMP女子が正式種目になった事に一役かってたらいいなと思う。
主人公の挫折と再生を主軸に描いてはいるが、豊かな人間ドラマに溢れてた。
ヒノマルソウルって題名は大好きで、世界を相手にする時の高揚感も分からなくはない。
彼等は困難を乗り越えて金メダルに貢献するのだろう。ただ、その困難の半分は人為的なものだ。しかも相対する敵国からではなく、自国であり管理者達からのものだ。この体制は全世界共通のものなのだろうか?
古来より続く、まるでDNAに刻印でもされてるかのような滅私奉公や主従関係の弊害なのだろうか?
まるで一欠片の罪悪感もなく「25人全員飛ぶのが条件だ」と組織委員の人は言う。
「自国開催での金メダルは協会の悲願だ」と同調圧力をかけてくる。
コーチの反対により、一度は棄却されるこの提案は選手からの提言で実現する事になる。
主人公の逡巡は、とてもとても理解できる。
「正気かお前ら?命をかける価値などあるのか?」と。
若さの特権なのか、無謀な挑戦に酔いしれるタイミングなのか…彼はこの時点では引退を視野にいれている。
そして最後のテストジャンプ。
彼の情熱は沸点を越える。
自分の為ではなか、友の為に。
素敵な物語ではあるけれど、様々な雑音もちゃんと把握できる優れた作品であった。
コロナによりゴタゴタしてるオリンピックではあるが、国の体面なんかは介入できる余地などなく、アスリート達はその短命な選手生命を国などという大雑把なものにかけているのではないのだろう。
そんな事を感じれて良かった。
オリンピックは応援出来ないけれど、選手達にはエールを送りたい。
西方さんガンバレ!
日本のスキージャンプがすごく強い時期あったなぁと思い出していた。
そう、この選手達の頃。もう20年以上も前か…
西方さんは失敗した仲間を許すけど、その仲間に追い越されると妬む。分かるよ。
(落ちろ!)と心の中で念じちゃったけど、口に出さなければ抑えてるうちだよ。飾らない真っ直ぐな心理描写、良い!
原田役ハマってた。現実の原田さんも面白いキャラだとニュース見て思ってたけど、よく再現出来てる。
久々に、スカッとするチームワークの映画を見た!
船木ー。゚(゚´Д`゚)゚。
長野オリンピック、ジャンプ団体観ていたのを思い出した。
すごく吹雪いていて、中々始まらないなぁと思っていた
映画はそんなオリンピックの舞台裏で、色々な葛藤を抱えたテストジャンパー達の物語。
主人公の西方選手は、今レジェンド葛西と肩を並べるくらいの、名の通った選手だったと記憶している
当時、船木選手という若き天才ジャンパーが台頭してきて、世代交代が近づいていると感じていた
原田、船木、岡部、齋藤のラージヒル団体、金メダル確実🥇って報道されていたはず。
一つ前のオリンピックで失速して、ホームランか三振か!って言われてた原田選手。
西方選手として見れば、「落ちろ!」と思っても仕方がない精神状態だったと思う
だって実力は団体メンバーと遜色ないのだから…
それでも、天候不順の為中止も辞さない中、仲間と共にジャンプを成功させたのは、団体の金メダル以上の価値あるものだったんじゃないかな🌟
久しぶりに青春映画を観てとても感動した❗️
原田選手役(カメ止め監督)、本人と思うくらい!
最後「船木ー(´༎ຶོρ༎ຶོ`)」って言って欲しかった(笑)
ベタな御涙頂戴作だが涙腺崩壊待った無し
2021年劇場鑑賞11本目 秀作 67点
いやーー泣きました。
今年では、ヤクザと家族、すばらしき世界、茜色に焼かれる以来で、その涙の理由もそれらとは全然違くて、1番止まらなかったのは色々な思いを持ってきたテストジャンパー達が吹雪の中一人ずつジャンプするシーンの田中圭ら主要キャスト4人には涙が止まりませんでした。
特に山田くんはあの頃君を追いかけた以来でしたが、当時から演技派俳優の呼び声で、今作の難聴な役には登場シーンから心が揺れ、たくましく生きている様にほんとうに心を打たれました。
話題作でしたが、どこかベタでスルーでいいかなと思っていましたが、評価が高く足を運んでみましたがほんとうに観てよかったです。
是非。
カメ止め監督役の濱津隆之、一世一代の名演、か?
東京オリンピックで盛り上がっている最中に公開されているはずだったのに。
いまや、なんかオリンピックと聞いただけでテンション下がる昨今。運の悪い映画だと思うよ、いま「ヒノマルソウル」とか言われたってねえ。
でもねえ、いい映画だったよ、結構ぐっとくるツクリだし。それに「歳を取って、崖っ縁」って主人公には頑張って欲しいし。
しかしこの映画は何が見ものだって、原田の役をカメ止めの監督がやってるってことだ。いや、監督役の、濱津隆之ね。
これがもう、絶品なんだよ。最初は「うわ似てる!」てキワモノ的にみてたら、これが結構いい芝居を、いや、名演だぞ!と言ってよかろう。何故メインビジュアル6人に入っていないのか理解できないほど、もはや、この映画の主役と言っていい。
主人公の西方(田中圭)が、綺麗事を言わないところも好感。
この実話の持つ威力がそもそもすごい
長野オリンピックのスキージャンプ団体戦金メダル獲得の裏話は、何かのバラエティ番組で見たことがあった。再現ドラマつきで。それはもう感動の物語だった。
それが映画になると聞いて、あぁあの話かと思い、まぁだいたいわかるしなーと高を括っていたのも確かだ。だから上映回数が少なくなった今頃になってしまった。正直そこまで気乗りがしなかった。
でも映画だもの。ちゃんとしていた。リレハンメルのときの銀メダルの話といい、西方の家族といい、ケガが原因でジャンプに恐怖を覚える選手といい、聴覚障害の選手といい、女性ジャンパーの熱い思いといい、とにかくよくできた話だった。
西方がテストジャンパーになかなか気持ちが切り替わらないのがとてもリアル。そりゃそうだよな。そして葛西の態度も。彼が後にあぁなるなんて。
オリンピックめざしていた選手にとってテストジャンパーの役目は不本意でしかないはず。率先してできるはずがない。その思いがわかるからこそ、最後の感動につながっていくんだな。思わずというか、やっぱり泣いてしまった。そりゃ、そもそもこの実話の威力がすごいんだもの仕方ない。
それにしても聴覚障害者を見事に演じた山田裕貴がよかった。直後に公開を控えている「東京リベンジャーズ」でヤンキー役をやっているのが信じられないくらい。すごい俳優だ。
オリンピックのドラマ
オリンピックにはやはりドラマがつきものなんですね。
だからオリンピックは面白い!
今回のオリンピックにも数々のドラマが生まれるのかな?
でも
正直、心から楽しめ無いのが残念。恐怖のドラマにだけはならないで欲しい。
オリンピックとは、アスリートにとってこれほど大きい存在なのか
長野オリンピック、スキージャンプ団体戦の裏にあった深い葛藤と、アスリートのオリンピックという想いを描いた秀作だと思います。
今、コロナとオリンピックは二択のように扱われていますが、アスリートにとってオリンピックへの道はどれほどの犠牲と努力で築き上げた世界なのかを改めて考えるキッカケとなりました。
この映画を機に、西方さん、原田さんの想いが結実するまでの時間が、どれほどの長さであったのかと共に、オリンピックに掛けるアスリートの気持を大切にできる方法がないものか、スポーツの政治利用しか考えない、今の無能な政治家たちに見て欲しいです。
オリンピックの裏舞台
オリンピックは出場する選手が主役だけど、この映画みたいにさまざまな裏方さんや影で支える人がいて成り立ってるんだなって、初めて知りました。
こういう事、こういう事実があることをオリンピックの番組でもっと発信するべきと思いました。
この映画がきっかけて知ることができて良かった。
やっぱりオリンピックは感動的
長野オリンピックの裏でこんなに感動的な(ほとんど)実話があったなんて知りませんでした。
映画のストーリーとしては単調ではありましたが、実話を基に丁寧に作っているからこそなのだろうと思います。
コロナ禍の東京オリンピックもいざ始まれば、みんな夢中になってテレビを見るんだろうなと思った次第です。
慎護君の"金メダル"。
本当は去年の東京五輪開催時期に公開されるはずだった。
しかし、現在のコロナ禍で公開が幾度と延期され、漸く公開される運びに。
この作品の元ネタになっているエピソードを知っていただけに、どんな仕上がりになっているのか期待していたが、思っていた以上の出来栄えだった。
西方仁也氏の存在は知っていたが、それ以外で山田裕貴君演じた高橋選手や小坂菜緒ちゃん演じた小林(実際は葛西)選手らが実在していた事までは知らなかった。
特に女子ジャンパーとして参加していた小林選手が居なければ、もしかしたら現在の高梨沙羅選手の活躍は無かったかも知れない、と思えば実に感慨深い。
普通に感動出来た良作。最後の慎護君の金メダル"には本気でヤラれた。あれで涙腺が崩壊したし。(^^;)
もっと話題になって欲しい作品
あの時、原田選手が『皆んななんだよ〜』
と泣き崩れた意味。皆んなの示す先を知る事が
漸くできました。
スポーツの意義って、何だろう?
に応えてくれる作品だと思います。
オリンピックが近づいて来ている今であれ
季節感が合わないだろうが、是非観て欲しい。
久しぶりに良い時間を頂けました。
ジャンパーと言うより西方さんの物語
いかにも邦画っぽい作品ですが西方さんと周辺の人達の長野五輪への物語 本来オリンピックにあわせて公開して盛り上がる予定だったかもしれないのにトーンダウンしたような?
原田さんと言う人が実際にああ言った感じの方であんな感じのワンシーンを思い出した❗
大筋は知っていたけど泣ける
二度の公開延期だけど、テーマ的に見ておきたいとは思ってて観賞
やっぱりスポーツ&実話は泣けるね
長野オリンピックは、リアルタイムで見た記憶あるし、テストジャンパーの話もドキュメンタリーとかで知ってたから、内容はイメージ通りだったけど、
リレハンメルから長野までの話は、知らなかったし、
他のテストジャンパーの境遇は全く知らず、
女子高生がいて、高梨沙羅とか出てくる前の、女子の競技として認知されていない頃の選手だったり、耳が聞こえない人がいたとか、
それぞれのエピソードでも泣けた😭
オリンピック候補にしたら、ただのテストジャンパーだけど、彼らにしたら、日の丸を背負ってオリンピックに出ることが叶わないから、全てをかけてたんだなぁと。
キャストは、実名出てくる選手特徴割りと捉えてるけど、やっぱり原田雅彦がそっくり(笑)
インタビューとか、おぼろげながらあんな感じだったなと(笑)
にもかかわらず、西方とか周りとの友情には泣かされる😭
女子選手、可愛いと思ってみたけど、日向坂46のアイドルだったんだ(笑)
ジャンプ終わりの『ふなきー』は入れて欲しかったけど(笑)
吹雪なのに、雪がついてないとか、細かい所は気になったし、
オリンピックイヤーにあえて公開したのが、反感買うところもあるんだろうけど、見て欲しい
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