ブレイブ 群青戦記のレビュー・感想・評価
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春馬のセリフが沁みました
予告で見ていたのとは、まるで違い、オープニングからゾンビさながらの人たちが出てきて、バトルロワイアル並みの殺し合いに、一気に恐怖の世界へと誘います。
予告ではスポーツを生かして、戦国の地を勝ち進んでいくのかと思っていたけど、戦国時代はそう甘くはないですね。
見ていて、あれ?なんか見覚えある話だなあと思ったら、赤石路代さんの「AMAKUSA1637」と似ていますね。天草四郎の時代にタイムトリップして、そのうち一人がその一年前に飛ばされて、時代を乗り越えて再会し、そして歴史を変えて行く話。
大人が誰もいないとか、友達が殺されて駆け寄ってる所は誰も襲わないとか、ツッコミどころは幾つかありましたが…でも本当にいきなり戦国時代に飛ばされて、わけわからず襲われ、目の前で友達が殺されたらパニックにはなるだろうなあ。
逆に戦国時代からすると、急に学校が現れて、見たことない服装の人たちがいたら、それはそれで恐怖しかない。
かなりスプラッタだったのでご注意ください。
春馬と松山ケンイチは、戦国時代の雰囲気がとても出ていて、異世界感がありよかった。
春馬のセリフがいちいちよくて沁みました。こんなにもいい演技してるのに、今いないなんて…。
鈴木伸之もリーダー的存在で男らしくてよかったです。弱気な真剣佑との対比もよく出ていましたし、幼馴染だからこその友情が描かれていました。
「一所懸命」大切なものを命懸けで守ること、そんな時代だったのですね。
それにしても、5人を助けるために、数十人もの仲間が殺されたら意味がないよな…。そしてたくさん仲間が死んだ校舎で現代に戻ってからも授業受けるとか…精神的に無理な気が💦校舎取り壊しでしょ。
ストーリー自体はまあまあ、そんなに殺されなければよかったなあ。それぞれの裏描写なく殺戮シーンだけが表に出てしまってるのが残念。もう少し不破のことも触れてほしかったかな。
つまらなすぎる。俳優の無駄遣い。
春馬くん目的で見に行きましたが、激しく後悔しました…
三浦春馬目的なら、この映画1回見に行くより天外者2回見たほうがよっぽど良い。
いや、春馬くんの家康は凛々しくとてもかっこよくて良かったし、信長役の松山ケンイチはさすがの演技。主人公のマッケンもこんなに良い俳優だとは知りませんでした。最近気になっていたモデルの渡邊圭祐くんも声がこんなに良いとは知らなかったし良かった。
しかし、冒頭から最後まで血が多すぎる!
ゾンビ映画を見に来たのかと思いました。
最初の大量の虫からキモすぎてむり…となり、その直後の殺戮シーンがグロすぎて開始10分くらいで帰りたくなった。
春馬くんが出てきて画面が爽やかになりホッとしたけど、わずかな時間…
基本的に高校生の青春恋愛がメイン、戦国時代あんまり関係ない感じだった。
エンドロール後の時代劇シーンは良かったので、ずっと時代劇のトーンの方が重みが出て良かったと思う。
とにかく高校生たちの熱い演技がくさすぎて引いた。
こっちは泣けないのにやたらキャストたちは感動して泣いてるし…はいはい、はーいって感じで冷めた目で眺めていました…
誰かも書いてたけど、先生が全然出てこないし。
時間戻るなら死んだ仲間も戻るだろうになぜか戻らない前提で戦い進めるし、ツッコミどころしかない。
春馬くん撃たれてまた亡くなる役だし、えー!ってなった…その後は本当見る気無くしてぼーっとしてた。。
松山ケンイチの凄みのある演技が本当に勿体なさすぎる…春馬くん家康と松山ケンイチ信長のところだけ大河かなって感じでレベルが違った…
漫画原作があるとは知らず、ここで知りました。少年漫画の熱いノリが苦手なので、なんだか納得しました。
とにかくつまらなすぎました!
おススメしません!
設定は面白いのに…
俳優さんたちをあまり知らないのですが、最近映画館で映画を見ることにハマっていてそのCMの中でこの映画を知り、熱い物語が好きなのでどんなものか気になり、見ました。
きっと有名な俳優さん、実力のある俳優さんが多く出演されていたと思います。迫力のある映画であったと思います。高校生たちの元々ある関係性もとても魅力的で、それぞれの想いや葛藤などが現れているシーンはとくによかったシーンだなと思いました。家康の人と蒼くんとのかけあいも良く、ふわ先輩の流れもとてもよかったです。ですが死にすぎです。グロいのに耐性はありますが、高校生死にすぎです。ボクシングの子とか死ななくてよかったのでは?と思います。あさみちゃんと会えてほんとによかったのに…空手部とフェンシングのところは…とりあえずフェンシングの子が生きていてよかったな…とは思います、、空手の子の死を無駄にせず最後は勝ててよかったです…でもボクシングの子は死なせなくてもよかったのでは…?
最後のエンディングの学校のほのぼのさには納得いってません。あそこまで殺すならもっと重いエンディングにしてほしかったです。ああいう感じにするならそんなに殺すんじゃない。と思いました。こんなに人が死ぬ青春映画…?あるんだなあと思いました、、、、
コスパ悪い
突っ込みたいけど多すぎて回収しきれない。
死亡フラグは全て回収されている。死に損が多すぎる。
さっきも見たような戦闘シーンも多すぎる。
俳優さんのビジュアルはとても良かったが、それ以上何かを求めるのはあまりおすすめしない。
戦い方も鑑賞代もコスパは良くない。
見たことを後悔した。
キャストが良かったので予備知識無しで鑑賞しました。
個人的な感想ですが、
一言で言えば最悪でした。
まず見るのをやめるべき人
・時代背景を大事にする人
・クサい台詞回しが嫌いな人
・脳筋が嫌いな人
・ストーリー性を大切にする人
・ハッピーエンド主義者
・感情論が嫌いな人
おすすめの人
・キャストが好き
・寛大な心で全てを許せる人
・真剣佑のアクションが見たい人
まず序盤の生徒が惨殺されるグロシーンがくどいことに加え、いくら戦国の世といえ武士が野蛮すぎてゾンビ映画かと思っていました。笑
見ていくと設定もガバガバで酷い。(詳細は割愛)
更に、中盤は奪われた人質を奪還するための策(ほぼ正面突破)を一応練り、城に攻め込むのですが、『未来からきた』というアドバンテージをほぼ活用できておらず、脳筋共によるフィジカル戦で、お熱い友情、クサい台詞回しの連発で見ててだるくなりました。
人が沢山死にます。でもろくな装備をしていない(武器は部活の道具縛り)なのでしょうがない。
戦、なめすぎじゃないですかね?
死にたいのかな?まあ死にますけど。
人質は殺されないんだからまずコンディションを上げろ。野球部さん、ボールは友達だから武器にはなりません。
その割にはギャグ的な息抜き要素もありませんし、終始詰め放題レベルに詰め込んだお涙頂戴展開ばかりで正直胃もたれです。お涙頂戴の台詞を吐く前に武器をもう少し何とかしろ。アメフト部にも武器を持たせてやってくれ。
心のツッコミに必死で、全く登場人物に感情移入出来ません笑
加えて将として本来守るべきものを見失い、ほぼ初対面に等しい主人公を庇って死ぬ家康にも苛立ちました。(展開上仕方ないかもしれない)
なんでやねん。
本当に家康を一流の将として描くなら中途半端な人間で居て欲しくなかったので非常に残念でした。
良かったのはその後の濱田龍臣と真剣佑のアクションシーンと三浦春馬の演技くらいですかね。
イケメンが頑張ってると元気が出ます。
春馬くんみたいな上司ほしいです。
まあその戦の結果として助けた人質以上の犠牲者が出ました笑
行く必要ありました?
終盤において、助けた人質や生き残った人達は、大量の犠牲の上に成り立っていますが以前のような生活に戻れるのでしょうか?
過去を変えない為に、身分を家康と偽り生きていく主人公ですが、仮に本当になれたとして人とは、人生とはそんな単純なものでしょうか?
歴史誌に残った『事実』のみで、その人間の人生を代わりに全うできるのでしょうか?
それはあまりに傲慢ではありませんか?
映画を見た限り、結果として家康の代わりになれたようですが、史書の事実のみを知っているだけで代わりが務まるほど家康は小さな人間ではなかったはずだと私は思うのです。
従ってその辺りもあまり納得がいきませんでした。
絶望的な終わりにしたかったのか?
ハッピーエンドで終わらせたかったのか?
どちらにも当てはまらない形で終わってしまったように感じます。
私にはどういうエンドを迎えたかったのかがいまいち分かりませんでした。
ハッピーエンドを好む人にとっては、人が大量に死ぬ以上ハッピーエンドになるはずもなく、モヤモヤします。
バットエンドが好きな人にとっては物足りません。
ギャグが嫌いで、サクサクストーリーが進むこと、感情的なものが好きな人にはあうかもしれませんね。
ストーリーとノリをを知らないと、ガッカリする人は多いんじゃないかと思います。
私にとってこの映画は、中身のない人間が綺麗事を喚いてるだけの映画でした。
憶測ですが、ここ最近ヒットした某アニメ映画のような『美しい死』をモットーに綺麗なBGMを流しながら綺麗な言葉を乗せて人をが死ぬ描写を入れたのではないかと思います。
誰彼死ねば泣くってもんじゃない。
この映画で何より痛いのは人間描写が甘すぎることです。
人とは綺麗なものばかりでなく、本能的に生きたり、心には汚い部分や弱さも持ち合わせているものです。
それがないなら偶像と一緒でつまらない人間です。
もう少し人の過去に遡り、弱さや脆さを丁寧に描いて欲しかった。
そんな弱さを乗り越えた人間であることを前提として知っていないと、言葉は響きません。所詮綺麗事。
主人公はおろか、敵すらも全く人間味がなかった。
本当に魅力のない人間のオンパレードでした。
その結果、『このキャラが言うからこそ価値がある』と思えるシーンかなにひとつもなかった。
つまり映画全体が薄い。
私の戦国モノにおける醍醐味が圧倒的な力量差などを覆す天才策士が考える、奇想天外な『秘策』を楽しむことである以上、今回の話は『超アスリート未来人』という手駒や現代技術のアドバンテージを生かせる面白い秘策を、歴史を熟知する主人公が考えつき、数で圧倒的に上回る敵を翻弄するものであるのであろうと勝手に期待してしまっていました、、、、。
私にとっては1体1の戦闘シーンはおまけで、戦の駆け引きを楽しみにしていたので、、、、。
ほぼ精神論、フィジカル至上主義的考えで命を懸けて乗り切ろうとする非合理的な物語は好きでは無いです。
そのため私にはあまり合わない映画となってしまったのかなと思います。
ストーリーはテンプレなので、ある程度の物語を読んだり見たりした人にとってはすぐに予想がつく安直さなので、酷くチープに感じます。
因みに私は、序盤中盤はイライラしっぱなしでしたが、最後には一周まわって愉快になりました。
見終わったあとの感想は
『こんなに面白くない映画って初めて!!』
と感動しました。人生でTOP3に入るレベルだったので思わず友人と大喜びしてしまいました。
この映画が好きな方はごめんなさい。
合う人には面白いと思える映画かもしれません。
あくまで個人的な感想ですので、気を悪くさせたならごめんなさい。
長くなりましたが参考になれば嬉しいです。
後味悪し
全体的には面白かったですが、時間が戻ったラストのシーンで遥が足を怪我していたのでやっぱり皆は惨殺されてたんだと思うと…あんな日常生活は送れるのかなと。曖昧にせざるを得ないんでしょうかね。せめてアメフト大将のお母さんが唐揚げ揚げてくれるとかあれば救いがあった気がします。
ヒロイン遥役の山崎さんのクリアな毅然とした声色が良かった。春馬さんの存在感も良かった。
春馬さんに拍手
私は原作も読んでいないし、
赤ペン先生の予告を見たことくらいしか事前準備はしていなかったですが、序盤からあまりにもグロシーンが多く驚いた。
待って待って、ゾンビ映画でしたっけ??と疑ってしまったくらいに生々しく、グロが得意でない私にはハードで、
かなりエネルギーを消耗した。
他の方のレビューも読み、共感した部分として
ありえない設定であることは大前提だけど、
校舎ごと消えた現実世界はどうなっているのかが知りたかったかな。。
戦に行くのにこの人はなぜ甲冑着がない?背中の備え甘すぎない?
矢とか持って行ったのに一切使わず放り投げたぞ??
などなど、
ツッコミどころが満載。
おそらく原作漫画のいいとこ取りをした結果がこうなんだろうな、と感じた。
ある意味、漫画が読みたくなった。
大体原作が漫画の場合、漫画を上回る映画は作れない。
と個人的には思うが、
これは原作の漫画ファンなら楽しめたのだろうか……?
鈴木伸之は高校生厳しくないか?と思ったが、
なかなかハマり役だった。
ただ、
彼は死ななくてもよかった気がする……。
この映画を楽しむポイントしては三浦春馬の芝居を見ること。
彼がスクリーンに現れると引き締まる。
どんなにありえない設定でも、
彼はちゃんとそこに生きていて、見応えがある。
ずっと稽古に励んでいた殺陣のアクションも素晴らしかった。
またこの世から去ってしまう役だったのは、
残念で仕方がなかった。。
過去作を振り返っても、いつも、命の大切さや尊さを伝えながらも、いなくなっていく役を彼は演じている気がする。
なんでかなー…と、また悲しくなった。
鈴木仁、渡邊圭祐、アミューズの後輩たちが沢山出演していたのが目立った。
アミューズといえば三浦春馬、佐藤健、だったが、
次の世代は彼らに託されているのかもしれない。
個人的には、山崎紘菜さんの今後の活躍に期待しています。
モンハンの実写映画予告でも見かけたし、
元々モデルさんだけれど、最近よくお芝居を拝見している。
彼女は戦うのが好きなのかしら?と思いながら
陰ながら応援しています。
三浦春馬がただただ良い
設定とかはいいと思うんだけど、CMも良かったし。
2時間に集約した感が伝わる。最初の残虐シーン長いし、部活動活躍すると思ったら思ったよりは活躍しない。主要っぽい人達が頻繁に死にすぎて逆に感情移入しづらかった。まぁ、戦国武将達が強いのは分かるけど人数差埋めて頑張ってるの伝わるけど、予想以上に報われない。終わり方も一応綺麗だけど、やや物足りない。
映画向きではない題材。
原作既読。
脚本の方を見ると亜人と同じ脚本家らしい。
なるほど、映画向きではない原作を2時間でみれる映画作品として一応仕立てたのは素晴らしい手腕だなと思う限り。
特に、タイムスリップする時代を大きく改変して信長包囲網の時期から桶狭間まで巻き戻したのは勲章物。
桶狭間前後の数日だからこそ2時間の尺でまとめられた。
が、まとめたのと話の深みは別の話。
これは脚本家云々、監督云々の話ではなくそもそも企画段階からダメだった、どうしようもなかったと感じる。
そんなどうしようもないなか、ここまでの作品に仕立てたのは素直にすごい。
まず、“原作よりも良かった点”
冒頭の襲撃シーン。
人が人を殺すのが当たり前の世の中で突如襲いかかってくる不条理な死の残酷さというのが原作よりも実感をもって描かれていた。(実写だから当たり前じゃんと思われるかもしれないが、それすらできない作品も又数多ある。)
この戦国の残酷さと言うのは全編通して漂っていて原作前半最大のテーマがしっかり伝わったのは良かった。
が、冒頭の野武士がまぁゾンビのよう。
特に、蒼たちが少し話している時に窓ガラスにバン!!と現れるのはあまりにもゾンビ映画すぎて思わず笑ってしまった。
が、そんなものは映画を見ていくうちに忘れていくので良いとして、時間がない故なのか、蒼が家康になると言う原作でもなかなかの超展開が全く突飛なものに思えてしまう事。
まあこれ自体はもう如何ともし難いのだろうが。
原作でもこの展開を何十巻かけてじっくりじっくり説得した展開は2時間では流石にどうにもならなかった。
その上で損な役回りをしているのが松木。
原作では数々の人物が命を落として死んでいくが、物語上重要な死は二つある。
それが松木の死と家康の死だ。
この松木の死が原作だとかなり印象に残るように描かれているのだが、この映画だと全く印象が薄い。
もう少し印象に残るドラマチックなアクションの展開を作れなかったのかと思ってしまった。
この映画ではあまりにも多くの人が死ぬ。
それは原作でも同じだから良いのだが、死のメリハリがついてない。
死のメリハリというととても不謹慎だが、どれもこれも同じ単調な死に見えて、蒼が覚醒するまでに重要な死とそれ以外の死の区別がついてない気がする。
人の命、人の死はどれも等しく同じ重さという裏テーマがあるのならなるほどとも思うが。
亜人チームをもってしてもこの原作の前にはどうにもならなかったと言う事だろう。
三浦春馬を見るために鑑賞
個人的に映画館で見るの悩むタイプの映画でした。なんとなく面白そうとは思いつつもハズレな感じがして。
でもレディース デーでもないのに観てきたのは、単に三浦春馬が見たかったから。
ストーリーは中々に無理が…。
そしてグロすぎる。
始めから終わりまでずっと殺戮シーンと血の海です。
下手に生々しく血とばしたりするし、指とか飛ぶので気持ち悪かった。。。
あと、タイムスリップしてすぐに、生徒や教師が織田方に殺されるけど、雑兵がゾンビ?!って感じで、別の意味で怖かった。
昔の雑兵って農民の寄せ集めじゃなかったっけ?
むやみやたらに殺し合うんだっけ?と疑問に。
そして、現代の建物、服装、その他もろもろに戦国人たち戸惑わなさすぎじゃない?とツッコミどころも満載。
なにより、今時の高校生どころか、現代に生きる私たちが同じ状況に陥ったとして、同じように人のために命かけて頑張れないでしょ。と思ってしまう。
あと、イケメンたち高校生には見えないw
三浦春馬は流石の存在感!
つくづく惜しい役者を亡くしたなと感じました。
真剣佑はイケメンで見るのは全然いいけど、役がヘタレすぎた。美形は泣いてても美しいですね.
そして結末は途中で予想できたとおりに。
三浦春馬を見るためにと割り切れば楽しめる映画。
三浦春馬、松山ケンイチ圧巻!戦国バトルロイヤル…
真剣佑さんの身体能力が十分に生かされた作品だったと思います。
特に三浦春馬さん演じる徳川家康はこの人にならついていきたい、誰かの人生を変えそう!と思わせる前途洋々な若殿で若武者でした。存在感があり、彼がすごくいい役者だったと改めて噛み締めました。惜しい、非常に惜しい存在です。
マツケンこと松山ケンイチさんも織田信長かっこよかった。マツケンと三浦春馬さん、抜きん出ていました。期待の若手俳優と常々呼ばれてきた2人が遂に若手を支える立場になったんだなあって、感慨深かったです。
家康の意思を継いだアオイの歩みを更に見てみたい気がしました。結構グロいのでご留意ください。
三浦春馬さんは★5つ。それ以外は★1つ
普段はネタバレなしにして
誰でも見れる感想書いてますが、
なんとなくこの作品は
ネタバレありで書きました。
というのも、
原作を読んでいる人間からしたら
色んな意味で思うところが
あったからです。
※それなりの長文になります。
⚫良い感想
冒頭、現代人たちが容赦なく
殺されていくシーンは
「これは生ぬるい映画ではない」という
意思表示のように感じて、
最初は好感が持てました。
あとなんと言っても
三浦春馬さんがカッコいいです。
亡くなった方だからとか
そんな色眼鏡ではなく、
どこまでも色褪せない魅力があります。
⚫疑問点
まず、この設定は原作からして
なかなかに膨大な情報があります。
原作ではそれらをゆっくりと解説し、
「なぜこの生徒は強いのか」
「なぜこのスポーツは戦で有利なのか」
などもその漫画なりに描かれています。
しかしたった2時間の映画では
生徒のキャラクターや
そのスポーツの特性などを
掘り下げていく時間がないため、
いざ戦のシーンになると
野球部はボールを投げてバットを振り、
ラグビー部は槍をもった兵士に
身体一つで突っ込んでいきます。
科学部に至っては途中から
ただただ消火器を振り回しています。
そして生き残ります。
「なぜ現代ボクシングが強いのか」
「フェンシングの利点は何か」
「科学部はどうやって科学武器を作ったのか」
「兵士たちはなぜ負けたのか」
そういった所も描かないと
ただただ学生たちが無謀に暴れまわって
結果なんとなく勝っちゃいました、
という風に見えてしまいます。
あと映画全体の感想としては
主人公含め、タイムスリップをした
生徒があまりに「良い子」すぎます。
生徒全員がほぼ最初から仲が良く、
そこに学生特有のカーストや優劣が
全くないため、「学校」を扱ってる
作品にしては不自然に感じました。
さらに「学校」という
人間のるつぼだからこそ必ずいるハズの
「変わった人間」が一人もいません。
原作の主要キャラである
狂気じみた強さの卓球部はいないし、
科学部も映画化するにあたって
「オタク味はあるけど爽やかな青年」
程度に変更されています。
キャラに感情移入させるためか、
各々が親への感謝を泣きながら
口にする場面があったりなど、
観賞者の感情を動かそうとするシーンが
原作よりも相当盛り込まれていますが、
正直薄味です。
ちなみにほぼ全員美男美女なところが
悪い意味で現代の邦画らしくて
何とも言えません。
原作読者はお分かりのように
この作品では元と比べて
多くの改変を行っています。
原作では1577年あたりに
タイムスリップしていたと思いますが、
映画では1560年の桶狭間が
メインの舞台になっています。
原作で主要人物だった秀吉は
映画ではチョイ役の藤吉郎、
代わりに徳川家康(松平元康)が
主人公たちと手を組みます。
おそらくこれも映画尺の都合上、
一つの戦しか描けないので
変更されたものと思われます。
※ちなみに「原作では~」という
言葉をこの場に置いて
よく使用していますが、
私は実写化すること自体は
全く否定しておりません。
原作から変わっていても
素晴らしい映像作品は多々あります。
⚫時系列に沿った感想
最初に今作のボスが主人公たちより
先に戦国時代へタイムスリップします。
なぜこの時は学校全体ではなく、
個人だけがタイムスリップすることが
出来たのでしょうか。
その敵ボス率いる織田軍兵士が
生徒に襲いかかるシーンがあるのですが、
まるでゾンビのようなただれた風貌で、
まるでゾンビのように襲いかかります。
未知の城、未知の勢力を落とすのに、
そこに作戦や覚悟は一切見えません。
織田軍兵士のはずなのに
まるで野盗です。
戦の真っ最中にギャグを飛ばしたり、
のろけたりするシーンがあります。
しかもそのくだりがかなり長いです。
だがしかしそこは日本の映画、
敵に襲われるような事はありません。
主人公は弓を構えているにも関わらず
戦場のど真ん中を走り回り、
敵のボスはなぜかヒロインのみを
人質にすることに固執し、
更になぜか殆んど接点もない主人公と
一騎討ちをする事にこだわります。
敵ボス側に兵士などはいなく、
むしろ唯一いた敵側の戦力を
挑発のためにボス自らが削いでまで
一騎討ちにこだわります。
ヒロインが弓でボスの命を狙っても
ボスはヒロインの足を刺すだけで
背中を向けてしまいます。
ちなみにこのボスは「天才」と
謳われているほど頭が良い設定です。
そんなボスが槍を振り回して戦うのですが、
それなりに重量のある槍を片手で振り回すので
槍を振るうスピードがあまりに遅く、
剣道がかなり上手い設定の主人公なら
一瞬で懐に飛び込めるハズですが、
主人公は慌てまくって翻弄されます。
主人公たちが織田軍に突っ込み、
絶体絶命のシーンで家康率いる
今川軍が援軍として現れるのですが
今川軍はなぜ遅れたのでしょうか。
そもそも何故最初から生徒だけで
向かわせたのでしょうか。
軍の一部だけでも彼らに付けた方が
戦を有利に進められて
犠牲も少なかったと思います。
そしてなんやかんやでラストシーン。
ヒロインが普通に学校を歩いています。
周りには他の生徒もいます。
行方不明者も出ており、
死体と血痕と刀傷だらけの学校が
そのまま引き続き「学校」として
使用されています。校内は
何もなかったかのように綺麗です。
ヒロインが学校に在校しているので
大した時間経過もないと思われます。
何か歴史が変わったのでしょうか。
なかったことになったのでしょうか。
よくわかりません。
~~~~~~~~~~~~
長々と書いてみましたが、
結論としてはタイトルの通り、
三浦春馬さん以外に見所はありません。
映画でこの設定を最後まで
やりきるのは難しいと感じました。
やるなら1クールドラマで
ガッツリやったほうが良いかと。
映画でやるなら二部作以上にしないと
かなり厳しいと思いました。
情報などに間違いがありましたら
申し訳ありません。
つまらない
原作や予告を見た方は全く違う映画だから期待して行かない方が良いですよ。殺戮だけのお粗末な映画で途中退場したくなった。笠原さんの群青戦記が好きだっただけに残念だった。
予告だけじゃ想像できない入り
タイムスリップしてスポーツの力と知恵で戦場乗りきる系ね、おもしろそー。と思って気軽に観に行ったら大間違い。笑
がっつりグロ系シビア系。笑
冒頭からあれよあれよと何人もばったんばったん。笑
最後まで容赦ない。笑
助けに行くために乗り込むけれど、そりゃそうよね、全員生きて帰るわけないよね、助けに行かなかったら後悔する…でも助けに行った方がたくさん死んで結果犠牲者増えちゃってるよねってなんだか鑑賞しながら現実的な思考に。笑
三浦春馬くんの演技が貫禄ありすぎ〜のかっこよすぎ〜の最高すぎた〜のは言うまでもなく。。
他の役者さんも、個人的には良かったと思う。
死にすぎたのはいただけないけれど、内容的には自分はキライでもなかったかな。笑
賛否両論あるかも?笑
イケメン揃いの点で目の保養にはなった。
なんて浅い感想しか言えないけれど、歴史バカいいなぁってのと、何か運動系で飛び抜けてるって自分の身を守るのに得よね、、ってこれまた浅いか。笑
とりあえずバトロワと信長協奏曲久々観たくなった。
青春もの+戦国時代=
まず漫画は読んでません。
タイムトラベルが起こる理由は別として、戦国時代へ転送させた学生がそこで生き残るためへの表現が甘い。
襲われるシーンもテレビドラマの枠を出ないのかなって思ってしまいました。
いまとは違う死ぬことが身近にある残酷な時代へ転送されたのなら、どんなことをしようとも生きようとする力を描いて欲しかったです。
またCMを否定することになるんだけどスポーツが強くても、死ぬかも?を目の前にして相手に突入することは根本が違う気がします。
青春ものと戦国時代を掛け合わせたものを作りたい感じですが、どちらも中途半端な感じです。
高校生ってこんなに個性的なんだね
蒼!煮え切らないなぁ…
蒼の判断が遅いから、友達死んだ気がするけど。
三浦春馬の甲冑姿が格好良かったから、それで満足です。
もともと三浦春馬を見るって目的だったし。。あとUVerのエンディング曲が良かった。
残虐な殺戮シーンは嫌だったけども、お袋の唐揚げを思って泣くシーンはホロリときたね。
どうして…「自分を信じて一所懸命」とゆうテーマを描く人が、無抵抗で無残に殺される女子高生をも描けるのか。
令和の作品とは思えないスポ根演出
現代のスーパーアスリート高校生が
戦国時代にタイムスリップ!
その設定にワクワクしましたが…。
個人的にタイムスリップ後の
ぼぼ全てが納得出来ませんでした。
・まず高校生死に過ぎ…。
・現代の言葉を普通に受け入れる武将。
・時代に沿わない高校生のスポ根体質。
・仲間や恋人の死を悲しむ間は殺されない。
・戦国時代とはいえ高校生が殺人。
・同級生があんなに死んだのに普通の日常が…。
ツッコミどころ満載の作品でも
許容出来る作品は沢山あるのですが、
本作は設定でなはく人間に
リアリティがなさ過ぎて感情移入出来ず
全く泣けませんでした。
この作品で何を伝えたかったのか…。
三浦春馬の魅力的なキャラクターも
新田真剣佑と渡邊圭祐の素晴らしい殺陣も
素直に楽しめず残念でした。
少し惜しいけど
ストーリー自体は、当初は単にスポーツや歴史、科学の得意な高校生達が、なんとか砦を攻めに行って仲間を奪還して皆で現代に帰るだけかな?と思っていたので、
まさか家康のことを現代の高校生が引き継いで、影武者というか、すり替わるしか歴史を守れなくて、主人公が戦国時代に残って家康として生きる話とは思いませんでした。
劇中で亡くなる家康が三浦春馬さんだったので、切なさがなんとも。。。
出来れば、家康陣営で、主君が亡くなったからあおい君が「オレ、身代わりやりますから!!」っていう申し出をどのように側近達が納得し受け入れたか、その描写はちゃんと欲しかったかな。
まぁ、最後に砦から逃げるとき、あおい君に家康の馬が残されていて、そこは家臣達はどういういきさつで主君の馬を彼に残しておいたのか、もう少し説明してほしかったです。
でも、家康の意思が引き継がれて、それは良かったです。
ただ、本物の武将達が戦ってる流れで、たまたま出会った高校生達を敵と思って攻撃してたから、襲ってる描写がリアルすぎて怖かったです。まあ、そのような設定の映画ではあるんですが。主人公クラスの幼馴染の剣道部の彼もあっさり殺されてしまって、戦場のリアルさを表現したのかな、でも切ないな、、と思いました。
あとあんなに生徒達が何人も死んでしまって、この学校の保護者や残った生徒達なんでそんな平然としてるの??って思ったのと、
雷が校庭の岩に落ちるたびにタイムスリップするなら、これまで何度もあったわけだし、現に1年前に自ら行った人がいたし、
それが分かってる生き残った生徒達、その理屈を知った上でまたタイムスリップするかもしれない怖い校舎、あんな殺戮のあった校舎に何故また普通に戻っていけるのか、そこが最後に謎でした。
あおい君に家康の代役を引き受けてもらった家康陣営のやりとりと、最後また校舎に戻っていった生徒達や子どもが無くなった保護者の心情部分の詰めが甘くてそれだけ残念でした。
でもあの高校生が家康となって、徳川家の時代を頑張って作って歴史のゆがみを無くしたなら、良かったなと思いました。
真剣佑さんが三浦春馬さんの役を引き継いだ1番最後にタイトル出たところは、
この映画そのものの演出としてはとても良くとてもカッコ良いタイトルの出し方であり、ただ役者さんの実際の状況に重ねてしまうとなんとも切なく思える感慨深いラストでした。
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