21ブリッジのレビュー・感想・評価
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マンハッタン島封鎖できます。
麻薬を狙った強盗犯により警官が多数殺される事件が発生。犯人逮捕のためにマンハッタン島を完全封鎖して犯人に挑む刑事の話。
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まずは普通にアクション映画としてスピード感があって楽しい。銃撃戦のシーンは映画館全体に銃弾が飛び交うのを存分に味わえるし、マンハッタン島を封鎖するシーンなんてワクワクしないわけがない。
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若干痩せてるように見えるけど、全速力で走ってるチャドウィック・ボーズマンもすごい。
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そして、正義の面を被って暴走する警察の姿や、マンハッタン島を封鎖という警察の過剰防衛な気もする行為は、やっぱり警官が黒人の人を殺すというニュースが頭をよぎる。というか今、警官+黒人という組み合わせなんてそれ連想するしかないんでは?.
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でもそれにしては、主人公の多すぎる犯人射殺数や、最初に提示される正義とは的なのに答えを出すことがなく終わったのが残念。主人公途中で関係ない一般市民殺しちゃってることに何も触れられないし。
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ヒーローは人を殺さないのに、警官が人を殺すんかい今の時代は。
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橋の封鎖はあまり関係ないですな
マンハッタンの橋を封鎖してのサスペンスアクションかと思いきや、実はそんなでもなく普通のポリスアクションでした。
しかし、さらにストーリー展開はよくあるやつで申し訳ないが、この手のパターンは、見飽きたというところが正直なところ。
オープニングの銃撃戦は迫力あったがそのあとは、なんかよく分からない展開でしりつぼみだった。
チャドウィックポーズマンの遺作とあってか評価高めなレヴューが多めだがオイラにはビビッと来なかった。
チャドウィック・ボーズマンの勇姿を目に焼き付ける
わたしはチャドウィック・ボーズマンの姿をMCUでしか見ていない。彼の死を悼むにはいささか資格が足りないという忸怩たる思いもあるが、それでもその姿は、特に『ブラックパンサー』で目に焼きついている。だから、この映画も見てみようと思った。
ただ、映画の出来は正直に言ってそれほど満足のいくものではなかった。いや、だって21本の橋を封鎖するんだよ? 邦画ならレインボーブリッジ1本封鎖しても大騒ぎなのに、マンハッタンを文字どおり陸の孤島にするってどんな規模だよ、と思ったのに、そっちはほんのちょっと触れた程度で終わりなんだもん。
で、話は結局よくある警官汚職もので終わりだし。分署ひとつでまるっと汚職してました、署長もグルです、っていうところがちょっと見どころかなって程度で。うーん。。
チャドウィック・ボーズマンの演技は真に迫ってリアルだったので、なおさら惜しい気がした。正義を行うのに揺ぎがあってはならない、とでもいうように、ブレずにまっすぐ追い詰めていく姿は、立ち居振る舞いの端正さも相俟ってただただ美しい。実際、ストーリーの展開上ほぼ全編何かを追い続ける構成になっていて、その間銃撃もあればアクションもあり、駆け引きもあり、という、なんとも見せ場の多い構成にはなっていて、それは楽しめたのだけど。
なお、テリー・サバラス似の渋いおっさんがいると思ったらJKシモンズだったよ。あの口ヒゲがないと誰だか分かんない。
ちょっと予想と違った
21ブリッジのタイトルがそんなにフィーチャーされていないような気がした。
またセンス無い邦題かと思いきや原題だった。
1年前に観たブラック&ブルーの豪華アクション版っていう内容。
マンハッタン封鎖!
21の橋を完全封鎖するんだ、すげーや、と思ってマーシャルロー的なものを期待してたらそっちじゃなかった。
もうJKシモンズの出落ち感が予想的中。
最初の強盗入ったところに警察が来たところから敵は警察だと誰しも思っただろうけど、容赦なく警官殺していく犯人二人が善人に見えてくる不思議。
しかも片方は主役させても影が薄いテイラーキッシュと来たもんだ。
応援したくなるよね。
犯人のバディ愛がなんか悲哀を帯びて見えてきてた。
途中あっけなく死んでしまって残念な気すらしてきた。
ポリコレかなんか知らないけど、
主役とその相棒、犯人、FBI、犯人のボス、とあまりもの黒人と白人の組み合わせすぎて逆に違和感が。
最初は警察と悪の犯罪組織がマンハッタン中を駆け抜けてアクションするものと思ってたら、犯人の小物感と警察の犯罪というかなりインナーの話だった。
一番解せないのがFB I。
お前もなのか?
しかもアホすぎないか?
突っ込みどころはあったけど全体的にいいテンポで進んで十分楽しめた。
主役の人、たしかもう亡くなっているんだよね。残念です。ブラックパンサーも好きだったのに。
なかなかの良作でした
21本の橋を全て封鎖し、さらにはその後いくつかの封鎖を行ってましたが、実際そんなにパトカーがあるのかどうかが気になってしまいました。85分署があるくらいだから1から100くらいまでの分署があるんですかね。
去年の「ブラックアンドブルー」と同じような話でしたが、緊迫感という意味では圧倒的に上でした。何かの特集で黒幕が誰かを知ってしまったのでがっかりした気持ちで鑑賞に臨んだものの、初めからバレバレの怪しい雰囲気丸出しなので知ってても知らなくても大丈夫でした。そこはもうちょっとサスペンスを引っ張ってほしかったなぁ。
ラストで駆け付けた警官たちが85分署だったらどうするんだよ!とヒヤヒヤしたのですが、そこもあっさりでしたね。
骨太な描写の良作に星4つ、詰めの甘さに-1、チャドウィック・ボーズマンに星1つを捧げてトータル星4つです。
ずっと面白い100分間
このくらいの長さでずっと練られた脚本で一直線に進む映画はあるようでなくて、だからありがたく観賞しました。
緊張感ある脚本だから力を抜いて楽しむ映画。
主人公にミステリアスさがあればもっと化けた映画になったかも。
とてもよかった
マンハッタン島を封鎖だと即決断、即実行するのがかっこいい。それに比べると日本は即断も実行も何もかも後手後手で情けなくなる。警察が腐敗して主人公が苦労するのはいつものパターンでまたこれか~みたいなところではあるのだけど、そこに警察の貧困が根差しているとの主張は、はっとなる。しかもシングルマザーが積極的に腐敗しているのは切ない。犯人もまた貧困であがいていてみんながみんな気の毒だ。
チャドウィックさん
ブラック・パンサーで良い役者さんだと思って楽しみにしてたのにとても残念です。この作品でも後半は声が出てない感じがしてます。警察内部に諸悪があると21ブリッジを封鎖した意味が逆に犯人狩りを助長させる事になりましたね。
ボーズマンがかっこいい
ニューヨークのマンハッタン島で強盗事件が発生し、銃撃戦の末に警察官8人が殺害された。捜査に乗り出したのは、警察官だった父を殺されたデイビス刑事(チャドウィック・ボーズマン)。マンハッタンを封鎖して犯人の行方を追うが、事件の真相に迫るうちに警察の暗部に行き着く。
孤立無援となったデイビス刑事はどうなる、という話。
ブラックパンサーの主演だったボーズマンがかっこよかった。
ボーズマンの格好よさったら!
21BRIDGEと言うから、21番目の橋でなんか起きるのかな?と予備知識もなく見始めたので、思わず冒頭のマンハッタン島の夜景に映える橋の数を数えてしまったではないか。
つまりは、マンハッタン島にかかる橋の数のことで、話の展開としては、「レインボーブリッジ封鎖できません」ならぬ、犯人を逃がさないために島全体をロックダウンするという話なんだけど、少々大袈裟な展開ではある。
なぜなら
犯人たちは、ふたつの理由ですぐにマンハッタン島を出られる訳ではなく、封鎖しなくとも信号無視の映像記録や知り合いのおばさん(この人はかなり重要な情報を示す)の証言で、簡単に犯人は特定されてしまう。
情報を得た途端、ボーズマンの相棒は娘に電話するし、おばさんの元彼は踏み込んできた警官に、顔も確認するまもなくあっけなく殺される。ケリー警部補怪しすぎるぜ。
更には手に入れたコカインと同じ重さの札束を手に入れたが、マネーロンダリング役の人物のところに、何故か重武装の警官がやってくる。この辺りで、警察側の何がなんでも犯人を殺すと言うより、証拠隠滅のための関係者皆殺しの気配が漂う。
そしてついにボーズマンは犯人の1人を追い詰めるのだが、いつの間にかいた(ほんと、いつ地下鉄に乗ったの?)相棒に殺られてしまう。これで確定、相棒は敵の1人。
つまりは、悪徳警官は、分署ぐるみで汚職にハマっており、事件はコカインの運搬に来た警官と、強盗が偶然鉢合わせになったために、明るみに出ることを恐れた警官が、証拠隠滅のために犯人を抹殺するという、裏の設定があったのですね。
レインボーブリッジ封鎖する必要ある?
テンポがよくて、あっという間の100分でした。映画としてはとても面白い。アクションに飢えてただけに、楽しく鑑賞出来ました。
でも、もう少し、主人公の孤独感や焦燥感を表現出来たらいいなと思いました。
【ニューヨーク市民を守る者達の"誇り・・" 。 二転三転するノンストップクライムアクションムービー。チャドウィック・ボーズマンの終始、哀愁を帯びた表情が印象的な作品でもある。】
◆改めて、チャドウィック・ボーズマンさんの早すぎる死に、謹んで哀悼の意を表します。
「42~世界を変えた男~」で、鮮烈なデビューを飾り、「ジェームズ・ブラウン」での熱演。そして、「ブラックパンサー」での、大ブレイク。これからの更なる活躍を期待していただけに、残念です・・。
- 今作は、観賞後の、重く遣る瀬無い気持ちが半端ない作品である。
マンハッタン在住の警官の現状は、本当にマッケンナ署長(J・Kシモンズ)が語った様な、長時間通勤、深夜勤務及び業務の危険度合いによる離婚率8割と言う過酷な状況なのだろうか?-
■感想
・ストーリー展開は、スピーディーで二人の犯人とアンドレ(チャドウィック・ボーズマン)との、息詰まるアクションも見応えがある。
・犯人の先手先手を行く警察の動きから、何となく作品構成が見える気がするが、アンドレの姿からは、不正の匂いはしない。
- 幼き時に警官だった父を犯罪者に殺され、その後警官になり、多数の犯罪者を手に掛けたアンドレの、警察内での微妙な立ち位置が、効果的に使われている・・。 -
・アンドレの終始、哀しげな表情。
ー 彼は、誇りあるべき警察の中に不正に手を染めている者がいるのでは・・と犯人を追う中、徐々に思っていたのではないか?ー
<コンパクトに物語を纏めた脚本や、アンドレを演じたチャドウィック・ボーズマンの哀しげな表情が心に残る。
出来れば、劇中、少しでも良いので、彼の爽やかな笑顔が見たかったと思ったのは、私だけであろうか?>
封鎖だけじゃなかった!!
シンプルに、事件解決のためにマンハッタンを封鎖するだけじゃなかった!!!
予想外の展開で非常に良い脚本だった!!
これは早速見に行って良かった。
久しぶりに、予告編で想像出来る以上の満足度のある良い作品でした!!!
ちょっと風呂敷がでかかった
昨年惜しまれつつも亡くなった
チャドウィック・ボーズマンの生前作という事で観賞
デンゼル・ワシントンのようなインテリ系黒人役などを
受け継いでいくであろう存在であった彼の逝去は
残念でなりません
感想としては
ボーズマンの演技は相変わらず印象的で良かったのですが
映画としてみるとシナリオ部分はかなり奥行きがなく
オチが途中で読めてしまいちょっと辛かったです
色々設定を大風呂敷にしていったのに
10週で打ち切りになってあわてて伏線回収して
いきなり終わったジャンプの新連載みたいです
ニューヨークはマンハッタン
レストランに忍び込み隠してある麻薬を横取り
した元軍人の二人組が駆けつけてきた警官8人に
囲まれるもそれらを殺害し逃走
幼少期に父を殉職で亡くし自身も
トリガーハッピー警官となったアンドレが
マンハッタン島にかかる21本の橋を封鎖し
明け方までに犯人を捕らえるよう
女性麻薬捜査官のバーンズとコンビを
命ぜられ動きます
とここまではなかなか面白そうなんですが
逃走した二人組が行く先行く先警官が先回り
そもそもなんで急に警官がレストランに来たのか
など疑問が残ります
アンドレも自分がすぐ被疑者を撃ち殺す性格
だからなのか周囲の警官がやたら逃走犯を
射殺しようとしている事を徐々に不思議に思います
で逃走犯たちが手に入れた麻薬を捌くための
連絡役の男をバーで見つけた警官が見つけ次第
射殺してしまいます
ここでもう観てる客はああこれ警察も
グルなんだなと誰でもわかってしまいます
これが尺のまだ1/3くらいのとこですから
ちょっとダレました
にもかかわらずまさか警官がグル・・!?
と思い始める描写を一片通りやりだしますが
それもうわかってるからみたいな感じに
なってしまいます
結局逃走犯は射殺されてしまいますが
証拠の85分署の汚職警官のリストが入ったUSBドングル
(知らない間にキーアイテムになってた)を
手にしたアンドレは署長を問い詰めますが
抹殺しようとしてきたため返り討ちにして終わります
なんというか展開がとことん後付けで
このラストシーンも署長の家に先回りして
いたアンドレに汚職警官たちが都合よく取り囲んで
襲い掛かってくるとことかゲームみたいな都合のよさ
そもそも行き当たりばったりで展開していくので
題名になっている21本の橋の封鎖もそんなにストーリー
に活きてなかった気がします
テレビの刑事ドラマの1回分で全然やれる尺の
シナリオを無理やり引き延ばしたようで
説明的な展開とかも含めこれほんとに洋画かな
と思うほど日本の映画みたいでした
ダメなとこという意味で
まあそんなに期待してなかったのもあり
こんなもんかという印象の作品でしたが
わざわざ観に行くほどの感じはなかったです
ただまあここんとこのコロナ禍でこうした
洋画の刑事ものも久しぶりなんですよね
そのへんまた元通りになってくるといいんですけどね
ありがとうC・ボーズマン!
ボーズマン最後の主演最新作。鑑賞前から彼の最新作がもう観れない寂しさを抱き少しブルーな気持ちの中鑑賞となってしまったがとても楽しむ事はできた。
とは言ってもストーリーは結構ありきたり。ボーズマン演じるアンドレは父が殉職し自分も刑事の道を歩む。
今作では麻薬の強盗事件が発生しその犯人らが警察官を射殺し身内を殺された怒りからNY警察及びFBIが総出となって二人の犯人を捕らえようとする。
ただストーリーが進むにつれて犯人が強盗した麻薬にはなにやらNY警察らの汚職が絡んでる事が中盤から発覚する。それをNY警察らが隠蔽したく犯人達を捕らえるのではなく殺す事に必死となり、同時にアンドレは絶対正義の下汚職警官らを終盤には制裁を与える作品であった。
このタイプの似た作品は他にも鑑賞した事はいくらかある。それらと比較して特別個性的な作品でもなければ新鮮味ある展開がなかったのは残念だったかな。
アンドレの父の存在は本編には殆ど絡む事なく、また身内に汚職の警察官がいるということはそれに対抗するアンドレの存在は邪魔となるはずだがあまりその辺の関係性の緊張感もなく、予告にある孤立無援という展開には感じられず。
ただガンアクションムービーとしては非常に見応えがあり、ボーズマンのスマートなアクションシーンはとても興奮させられた。
あまり複雑な展開でもなくとても観やすいため昨今のハリウッドの新作不足という事もあって、アクションムービーの新作に飢えてる人には勧める事はできる作品である。
この先ボーズマンの新作が観れないことはとても残念だがこれまで彼の作品で魅了されたことは感謝の気持ちで一杯だ。また新作は観れなくても今後も彼の作品で興奮、魅了されるのは変わりないだろう。
改めて彼の素晴らしさを感じ楽しめる事できとても胸いっぱいな気持ちで劇場を後にする事ができた。
大正義
う〜んあまりノれなかったです。
全体的にアクションはとても良かったと思います。狭いフィールドを活かしたスライディングがとても見応えがあり、銃撃戦も常に緊迫感がありました。
ただ麻薬を取引した犯人を捕まえるためだけにマンハッタンを封鎖する意味があるのか?と思ってしまいました。確かに犯人たちは警官を7人も殺してますし、早急にとっ捕まえる必要性はありますが、やたら遠回りな捜査でモヤモヤしました。
他の警官たちがなんらかの裏があるんだろうなとは思いましたが、女刑事がいちいち邪魔をしてくるのが鬱陶しかったです。全体的にスッキリできるはずだった物語が消化不良で終わってしまいました。悪を滅するという物語の筋があるのは分かるのですが、そこまでたどり着くのが長く、本編95分くらいなのに長尺に感じました。
それでもチャドウィックの存在感は抜群で、彼だけで物語を持っていってくれたことに感謝します。ありがとうございました。
鑑賞日 4/9
鑑賞時間 13:50〜14:40
座席 F-14
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