「最後好きだった。」ジョン・F・ドノヴァンの死と生 せつこんさんの映画レビュー(感想・評価)
最後好きだった。
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テレビドラマのシリーズで一躍人気になったジョン・F・ドノヴァンと11歳の少年それぞれの内面を描く話。
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芸能人ってどこかすごく現実離れしていて同じ人間ということをつい忘れそうになるけど、芸能人も同じような悩みを持って苦悩している同じ人間だということを改めて実感できる映画。
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ドノヴァンが手に入れなかったものを最後少年が大人になって手に入れた姿を、『マイ・プライベート・アイダホ』をオマージュして撮ってるのすごい良かった。『マイ・プライベート・アイダホ』まだ見た事ないから絶対見よ。
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あと音楽の使い方も良いよね。「stand by me」が流れるところは号泣。ただ最後の「bitter sweet symphony」に関してはいや、テラハやん!ってなってしまった(笑)色々とタイムリーなだけに。
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ただ、少年とドノヴァン2人の手紙がほとんど出てこないのには何か意図があったの?ドノヴァンは少年の目線でしか描かれてないからしょうがないのかもしれないけど、ドノヴァンにとって少年が本当に大切な友達だったのかがあんまり伝わってこなかった。
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なんなら少年よりあの厨房のおじいちゃんの方に助けられちゃってるように見えてそこが残念。
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