「う〜ん」ジョン・F・ドノヴァンの死と生 南野コミチさんの映画レビュー(感想・評価)
う〜ん
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ナタリーポートマン目当てに鑑賞
予告編を見て、面白そうという前向きな姿勢で映画館へ行ってきた。
決してつまらない作品ではなかった。2時間飽きることはなかった。雰囲気自体は大変良かった。
ただ、ストーリーに関してはどうなんだろう感がある。冒頭でジョンが死んだという事実を提示して興味の持続を促している点はいい。しかし、いまいちジョンという俳優の死がどれほどの大きな事件なのかが分かりづらかったように感じた。
特に主人公の少年との文通。
これ、明確に文通していると判明するのが後半なため「え、本当にこの主人公の文通相手は本物のジョンなのだろうか?」と余計な思考をしてしまいイマイチ話に乗れなかった。またどんな内容の手紙なのかも最後の最後の手紙以外はよく分からず、「文通」それ自体が正直それほど重要なコミニケーションツールとなっているのかよくわからない作りになっているように感じた。
手紙のやり取りをもっと明確に描写しないのは、どういう意図だったのか一度見ただけだと、わたしには分からなかった。
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