グッドライアー 偽りのゲームのレビュー・感想・評価
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だましあい?
17本目
序盤で二人共に騙し合いするのは分かった
分からなかったのは二人の過去
過去に別人に成りすましていたことから始まる、ある意味悲劇
最後まで金を渡さなかったのは、意地なのか贖罪なのか、それとも相手の慈悲を期待したのか?
ヘレン・ミレンの存在感がすごい
特にラストシーンで、椅子に座って対峙するヘレン・ミレンの威圧感!
美しくもあり恐ろしくもある絵画のようなワンシーンが大好き
おヌシも悪じゃのぉ~
銀狐ボヤッキー🆚九尾の狐ドロンジョ
いやー、ベティさんおっかなかった。ロイと二人の時は、すてきなグレイヘアーで優しい笑顔なのに、ロイが視界から消えると射るような眼光がキラリ。
予告編で騙し合いの物語だと謳っているから、いくつかのプロットを予想した。ベティは、詐欺師のロイを騙す黒鷺なのか、おとり捜査の協力者なのか、第三者が登場して三つ巴になるのか。どちらにしても何らかのどんでん返しはあるのはこの手の映画では必然だよね。
アラン演じるイアン・マッケランは80歳と思えないね。膝が悪いふりからのシャッキっと歩き出すところは鮮やか。ユージュアルサスペクツのあの有名なラストを思い出した。二人ともステキなグレイヘアだから銀狐ボヤッキー🆚九尾の狐ドロンジョってとこかな。
どんでん返しよりも二人の演技の凄みの方が面白かった。
「純粋」「無垢」「純潔」「威厳」
【”百合”は貴方を"深く想う" 60年もの長き間・・・。】
序盤は、軽めのトーンで物語は進む。
コメディタッチかなと思って鑑賞していたら、後半は可成り怖い。
ロイ(イアン・マッケラン)の本当の生業の姿が描かれる序盤で、この後、ベティ(ヘレン・ミレン)が、どんな返しをするのか楽しみに観ていたが、予想以上の展開に引き込まれた。
騙し合いの二転三転するストーリーも面白く、又ヘレン・ミレンとイアン・マッケランの演技も流石である。
(個人的にはヘレン・ミレンの勝ちかな。あの前半と後半の表情のギャップ。怖いなあ。)
中盤の細かな人々の仕草が、後半回収されるが、少し都合が良すぎる部分があるのが、珠に傷かな。
<それにしても、美しき”花”には棘があるとはよく言うフレーズだが、今作の”百合”はそれ以上であった。>
秘密と嘘
騙されると分かっていたけど、さらに騙された!
「底の見えない沼には気をつけて…」
このポスターから、お互いが騙し騙し合う話なんじゃないかなと、薄々気がついてはいたけれど…。
これは単なる騙し騙される映画では無かった!
深い闇の憎しみの塊のような騙し合いのゲームでした。
内容に触れるとネタバレになってしまうので、詳しく書けないのが残念。
一つ言えるのは、ベテランの2人が演じるからこそ、この映画は味のある深いものになったのではないでしょうか?
ヘレンミレンの変わらない美しさと、知性あふれる笑顔は、何歳になっても変わらず世の男性たちを虜にするはず。
対するイアンマッケランのその渋くてダンディな佇まいは、幾つになっても紳士的で社交的で、世の女性たちの心をガシッと掴む。
この品格のある2人だったからこそ、この映画は見事に成立したのではないかと思います。
騙す方も命がけだけど、騙される方も命がけ…。
しかも詐欺の話だけでなく殺人やら、暴行やら、とても痛そうな結構際どいシーンばかりだったから、観ているこっちも辛かった。
そして、この騙し合いに隠された、もう一つの秘密も、かなり衝撃的。
時代を遡って見えてくる2人の本当の姿に、度肝を抜かれました。
だかるこそ、宣伝用のポスターがとてもチープに見えて残念。
ただの、白と黒の騙し合いゲームじゃないってことが1ミリも伝わってこない。
もう少し掘り下げたものが用意できたのではないかと、思ってしまいました。
底の見えない沼にはまらないように、日頃の行いには十分注意しないとと思う、なかなかシビアな映画でした。
1度じゃなく、2度騙される、奥深い映画をありがとうございました(^^)
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