「血の涙」FREAKS フリークス 能力者たち Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
血の涙
特殊能力を持ち「アブノーマル」とも呼ばれ疎ましがられるフリークスの親子の話。
超能力を持っている血筋が故に命の危険を感じた父親により外部と隔離され、自宅でひっそり「普通」を強要されて暮らす7歳の少女だったが、成長と反抗と母親への思いから目覚めた力を隠しきれなくなっていくというストーリー。
洗脳の様な教えとか、父親が起こす波動とか、良くわからない状態で話が展開していくけれど、クロエの外出と共に、陰湿で黒い対立の背景が見えてくる。
家族のドラマではあるけれど、能力の面白さや、そこからくる悲しく恐ろしい人間同士の対立の構図って、やってることはX-MENだよね。
つまらないとは言わないが、もったいつけられた母親の能力も何だか予想を下回ったし、ジメッとした空気感であまりスカッともせず。
悪くないけど目新しさはなかったかな。
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