「眉目秀麗」チャーリーズ・エンジェル U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
眉目秀麗
大好き!
ワクワク感が半端ないっ!
元々好きなシリーズなのだけど、今回はバックグラウンドの設定も紹介してあって楽しい。
私的は団体だと思ってたものが、グローバルな規模になっていて、彼女達をサポートするメンバーや、次世代のエージェントをも育成する巨大な組織になっていた。
という事はだ、チャーリーズエンジェルはフロントメンバーを更新しつつ半永久的に制作も可能という事だ。
エクセレント…!
今回のエンジェルもエレガントでアグレッシブだった。
美しい女性が躍動する姿は大好物なのだけれど…今回の3人はとてもバランスに秀でていると思われる。
キャスティングに拍手喝采。
昨今ハリウッドで話題に上るホワイト論争にも一石を投じられるような世界観だし。
肝心のカリストの影響力はイマイチピンとこなかったんだけど、とにもかくにもテンポがいい。台詞の掛け合いや、カットの切れ味とか抜群だ。
今作は初めから3人の訳でもなく、息の合ったチームでもない。
2人から始まる。
水と油って訳でとないのだけれど、お互いがその素性を知らないままタッグを組むような感じだった。だから僕達は彼女達がチームを組むに至るまでをも堪能できる。
共通してあるのはチャーリーへの恩義というか忠義というか、そおいうものだ。
もうキャラクターの棲み分けが秀逸で…黒豹のようなクールビューティーと、獅子のようにタフなリーダー、兎のように愛嬌のある頭脳担当のサポーター。
もうたまらない…。
おまけにこのリーダー的な女性は、チームに対してlikeじゃなくてloveを持ってそうだ。
まさかの百合要素ですか!?
なぜかその要素があるが故か、どんなに激しい戦闘があっても可憐さを嗅ぎ分けてしまう。あーもう、ホントに手玉にとられてます!
もう彼女達に見惚れてた感は否めずで、それが故にアクションは薄味だったようにも感じるのだが、女性がアクションをやる利点が全て詰まったような出来栄えだった。
前作のチームよりも、このチームが好き。
是非、またやってほしい!
今作を撮った監督がメインキャストの1人で、二重にビックリ。
続編やるなら続投して欲しいなぁ。
タフなアクションを展開しつつも、女性の優しさや弱さ、女性の魅力を描いてくれていたように思えて良かった。
お気に入りです!