「ボスレーが階級名だったなんて驚き!するとチャーリーも社長という階級名なのか?」チャーリーズ・エンジェル kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ボスレーが階級名だったなんて驚き!するとチャーリーも社長という階級名なのか?
そのカリフォルニアのボスレー(パトリック・スチュワート)の退職記念パーティでのこと。いやはや、このボスレーも昔のTVシリーズの人かと思ったら、なんとプロフェッサーXじゃないですか。そんなサプライズパーティの中、過去のエンジェルたちの写真が流され、もうそこで涙が出てきてしまいました。お目当てのファラ・フォーセット・メジャースの写真だけで感涙なのであります。
そんな新しいチャーリーズ・エンジェル。サビーナ(クリステン・スチュワート)とジェーン(エラ・バリンスカ)がすごく似合ってる。そしてハンブルグの支部のボスレーがエリザベス・バンクス(監督も兼任)で、電力の革命とも言われる“カリスト”の開発に加わっていたエレーナ(ナオミ・スコット)が「兵器化することも可能だ」と彼女たちに訴えるのだ。その証拠となるUSBをハンブルグのボスレー(ジャイモン・フンスー)に渡そうとするのだが、謎の殺し屋ホダックに命を狙われる。このタトゥーが特徴である殺し屋の俳優ジョナサン・タッカーも無表情で恐ろしい存在で、かなりの強敵。
脚本もアクション映画の王道を行く内容のもので、盛り上げ方も見事なもの。やはりボスレーが固有名詞ではなかったという驚きとともに、「黒幕は誰だ?!」という謎も徐々に明らかにされる展開も良い。ただ、エンジェルたちの紹介みたいなシーンで過去を語ってしまっては魅力は半減。その点ではチャーリーが死んだことになっていて、誰がチャーリーなのか?という謎はしっかり残してくれている。2000年、2003年のチャーリーズ・エンジェルはあり得ないCG満載だったが、今作ではしっかりスタントを使ってのアナログなアクションでもあり、その点は評価できると思います。
そして終盤には黒幕も判明、逆に寝返り、ひっくり返り、でんぐり返しといった展開も面白いし、ボスレーもいっぱいいればエンジェルだっていっぱいいるんだぞ~という見せ場も作ってくれました。さらにエンディング後、新人エンジェルとなるエレーナの特訓シーンではTV初代のケリー(ジャクリーン・スミス)も登場しファンにとっては感涙もの。他の先生方はわかりませんでしたが、いやぁ、ファンの心をよくわかってるリブートだと感じたし、昔からの謎だったチャーリーの正体も女性だったような雰囲気・・・全体的に女性を称える内容でした。
今晩は。
成程。ジェーンのアクションは長ーい脚も印象的でしたからね。
(叱られる事、必然なコメントを、”コロナ会議”が終わったばかりで疲弊しているのを言い訳にしていたしますが・・)
クリスティン・スチュワートさんが、家人の若い頃にそっくりでして・・。(ロシアン系クォーター)。
トワイライトシリーズのレビューも一切しておりません・・。
(大馬鹿者!と言わないで下さい・・。)
では、又。