「全然アリ」チャーリーズ・エンジェル Masuzohさんの映画レビュー(感想・評価)
全然アリ
予告で何度か観たので視聴
米国で興行が振るわなかったこと
エリザベス・バンクス監督の発言が炎上して
物議を醸したことなどは知っていましたので
あまり期待せずにいました
感想としては
全然悪くなかったです
むしろマジメすぎる造りでもっと
アクション寄りでも良い気がしました
ストーリーは新しいエネルギー源になるという
なんかようわからんカリストという物質を巡る陰謀に
エンジェルが立ち向かいます
今作はテレビドラマと映画2本の続編となりますが
世界観もちゃんと繋がっており過去作より
エンジェル達が所属する組織がどういうもので
どう養成され活躍していくかという部分が描かれていました
ただ自分はこのシリーズのとりわけファンというわけでも
ないのですがそういう凝った世界観よりかは
シンプルかつ女性中心のアクション映画というイメージが
強かったのでその辺はもっと簡単で良い気がしました
キャストも良いです
ドジなのか有能なのかわからん変装名人サビーナ(クリステン・スチュワート)
アクション番長ジェーン(エラ・バリンスカ)
頭脳系と思いきやおバカで喧嘩も妙に強いエレーナ(ナオミ・スコット)
奥様役でよく見る人がやってるレベッカ(エリザベス・バンクス)
など割と皆キャラが立ってます
ぽんぽん切り替わっていく場面に
アクションシーンはなかなか頑張っており特に
ジェーンの身体を張ったアクションシーンは結構度肝抜かれます
あの女優さんはこれから見ることが多くなるかもしれません
全体的には特に大きくマイナスに感じる部分は無く
アクション映画として見応えのある作品だったと思います
監督は女が活躍する映画を男は観ないといった
発言をしていましたが別にフェミニンな描写がノイズになる
感じは特にありませんでした
日本は日本でキャッツアイとかで慣れちゃってますしね
しいて言えばチャーリーズ・エンジェルの名を冠さず
女性エージェントグループの活躍劇みたいなオリジナルタイトル
でも別にイケそうな印象を持ちました
エンディング間際に元レーサーで日本では優勝した
事もあるダニカ・パトリックが出てきたのがおっと思いました
十分おすすめ出来る作品だと思います