劇場公開日 2020年2月21日

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「久しぶりのチャーリーズ・エンジェル」チャーリーズ・エンジェル おじゃるさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0久しぶりのチャーリーズ・エンジェル

2020年2月28日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

その昔、テレビシリーズで見て以来、久しぶりのチャーリーズ・エンジェル。前作も鑑賞していないので、「きれいなお姉さん三人組が、ボスからの指令を受けて悪党を退治する」くらいの知識しかない状態で鑑賞してきました。そのせいか、前作からのつながりがありそうな人物がいましたがよくわからず、意味のわからない会話もちらほらありました。それでも、話についていけないほどではなかったので、最後まで楽しく鑑賞できました。

ストーリーは、新エネルギーとして発明されたカリストの兵器転用を阻止しようとするエンジェルたちの活躍を描いています。発明者でもあり、告発を決意するエレーナの命を狙う殺し屋とその雇い主は誰なのか、黒幕をめぐって二転三転する展開がおもしろかったです。

エンジェルたちの活躍としては、冒頭からクリステン・スチュワートの美しさに目を奪われ、そこへ参戦したエラ・バリンスカのアクションもなかなかのもので、その後も舞台を変えてさらにアクションシーンが続き、その勢いのまま派手なカーチェイスが繰り広げられ、序盤から大いに盛り上げてくれます。発明のおかげで事件に巻き込まれていくエレーナ役のナオミ・スコットも、その才を生かしてエンジェルたちを助ける姿がかわいらしくてよかったです。

と、ここまではよかった点を中心に書きましたが、全体的にはなぜかイマイチのめり込めませんでした。原因はいつくかあると思いますが、まずはアクション。序盤のカーチェイス以外は体技中心だったのですが、カメラワークのせいなのか、その凄さが伝わってこなかったです。とくにエラ・バリンスカは体を張ったアクションを披露していだけに、もったいなく感じました。

あと、現代の最先端発明をめぐる攻防のはずなのにハイテク感がなく、カリストの凄さもなんだかよくわからなかったです。そのため、カリストが悪用される危機感もイマイチ伝わってこなかったです。それと、世界を舞台にしているのに、その現地感があまり感じられなかったのは実にもったいなかったです。エンジェルが世界展開していることを表すシーンがあっただけに、その辺りももう少し楽しませてほしかったです。

そして、これは超個人的な感想ですが、なんだかエンジェルに華がないと感じてしまいました。それでも、クライマックスシーンは、これぞエンジェルというシーンがあったのはよかったです。ラストのおまけ的なエンジェル養成シーンも、けっこう楽しかったです。次回作があれば、キングスマンの1作目のような内容でも楽しいかもしれません。というわけで、多くを望まなければ、そこそこ楽しめる一本だと思いました。

おじゃる
LaLaさんのコメント
2023年2月21日

おじゃるさん
初めまして、共感をありがとうございました。
私も、その昔 海外ドラマを観ていたので
新生エンジェル達が嬉しいです。
歴代エンジェルも増えましたね。
エラ・バリンスカさんのアクションは凄かったです。
仰るとおりカリストのパワーを
もう少し披露して欲しかったですね。
星4個つけちゃったけれど(^^ゞ
エンジェル養成所の場面もGoodでしたね。
そうぞ、宜しくお願い致します。

LaLa