ブラック・ウィドウのレビュー・感想・評価
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ちょうどよいテンポで進むのはさすが
とにかく尺がちょうどよいです。ダラダラするわけでもなく、巻き巻きの急ぎ足でもない、説明も不足なくよくまとまっています。これはMCU全体がそうなのでさすがといったところ。
内容的には作品を追いかけてる人たちなら問題なく分かるが、別に全部見てなければ分からないというほど複雑なものでもなく、スカーレット・ヨハンソンが好きなら満足のいくクオリティです。アクションが素晴らしいのでそれ目的で見ても良いですね。
出演者の8割が女性というのも良いですね。ナターシャの境遇や相手にしている敵組織の実態に合わさってて無理矢理に女性キャストで固めた感はありません。とても自然な配役です。タスクマスターだけ元コミック知っていると「そう使うかー」というところですが、スーパーパワー炸裂な状態になってるアベンジャーズにヴィランで出すには地味な敵なのでこれでよかったかも。
全体的に良くできたアクション映画だと思います。
久しぶりの爽快感
やっぱりこういうド派手な映画は、劇場がいいなあと思う。マーベル作品は、アクションの迫力は勿論なんだけど、意外にストーリーもちゃんとしてて、適度なユーモアのバランスも良くて、概して外れがない。今回もそう。エレーナのお姉ちゃんを茶化す感じがすごく可愛い。アンチ・キャプテンアメリカのアレクセイのキャラクターもパンチがきいている。だんだん好きになっている。このスーパーヒーロー崩れのおじさんは、どこか他の作品に出てきたんだろうか?説明ヌキにMCUの他作品やコミックスの設定をぶち込んできて、話を進めてくるのが、マーベルのうまいところなんだな。「知らなくても楽しめるようには作ってますが、知ってるともっと面白いですよ」ほれほれ、と誘ってくる。そして、こちらもうかうか乗せられて、帰ってからシビル・ウォーとかインフィニティ・ウォーを見直す羽目になるんだ。
ぜひ映画館で、できたらIMAX
劇場数が少ないのが非常にもったいない。
ディズニーの過度なポリコレの影響を辛うじて捌きながら作った、映画館で見るためのMCUの最終作とも言える作品。
非常にスクリーン映えする様に作られているので、Disney+なんかの小画面で見るのはもったいないと感じる。
内容的には、今までのmarvel映画で見せていた弱みをできるだけ見せないブラックウィドウではなく、
超人的な能力を持っているが、弱みも素も見せるナターシャが観れるので、それだけでも見る価値がある。
思わずこれがMARVELか!と唸ってしまう
恥ずかしながらアベンジャーズどころか他のMARVELシリーズもほぼ観たことがなかったので、ブラックウィドウの背景についても全くの無知だったのだが、それでも十分に楽しめる作品だった。予習もしていかなったので所々ついていけない部分もあったがそれを悔やむレベルで面白かった。
期待していたアクションシーンは想像以上の迫力で、これがMARVELの醍醐味なんだろうなぁ…と作品の魅力に酔いしれてしまい、130分間ずっとずっと興奮しっぱなしだった。主演のスカーレット・ヨハンソンとフローレンス・ピューのアクションが本当にすごい、凄すぎた。語彙力を失うくらいに凄かった。ただレビューを見ていると割と賛否が分かれているようで…?この作品が微妙って事は他のMARVEL作品はもっと凄いのだろうと期待が高まってしょうがないのだが(笑)。
これを機にMARVELの大ファンになったのでアベンジャーズシリーズを始めとした他の作品にもしっかりと目を通していきたいと思う。
やっぱり、荒唐無稽な映画だわ。
日頃、アート系やシリアスな映画ばかり観ているが、けっして娯楽映画を馬鹿にしているわけではありません。昔、長谷川一夫(昭和の俳優、美男子で有名)が私たちが出演する映画で稼いでいるから、映画会社が儲からない芸術映画を制作することができると述べていた。全くその通りで、戦後日本映画の全盛期が作られた。
マーベル映画はスーパーマンくらいしか観たことがない。そんな私がこの作品を見ると、荒唐無稽な映画でしかない。暴力場面が多いし、刃物を場面も多い。子供が観ていて大丈夫かと思う。アクションシーンも私には強調と効果を狙ってあまり興ざめしてしまう。おまけに、長い。なぜ、90分前後に収めないのか。与えられた設定のなかで、なんとかつじつまを合わせようとしている。
エンドタイトルが終わってから、また話が始まって、次の映画への前振りかと感じる。
もっとうまく騙してくれよと制作者に言いたい。
久々のMCU。
アクションに次ぐアクションなのにストーリーも手堅く、家族愛というテーマを、そしてナターシャが何故あのような決断を下すに至ったかをもきちんと描かれていましたし、さすがマーベルだと思わされる作品でした。
それに加えて、スカーレット・ヨハンソンさんの恰好良い事ときたら(*´□`*)スキ♡
やっぱり強い女性は好いですね。
今作はケイト・ショートランドさんが監督を務められていますし、そのせいかアクションもスタイリッシュで出てくる女性陣が全て恰好良いんですよね。
ただ、個人的にはデヴィッド・ハーバーさん演じるアレクセイ=レッド・ガーディアンにももう少し活躍の場を与えてあげて欲しかったです。
仮にも原作ではナターシャの婚約者みたいですし…。
(意図的なのかは分かりませんが、アレクセイ、ロシア人らしい体型でしたね。寒さの厳しい環境のせいかロシアの男性の理想的な体型は、体脂肪率が低いのが良しとされるアメリカと違って、筋肉の上に脂肪を纏った感じが良いみたいですね。)
それは兎も角、ナターシャの妹エレーナ・ベロワ役のフローレンス・ビューさん、演技については言うまでもなく素晴らしかったのですが、思っていた以上にアクションを頑張られていましたし、ナターシャとエレーナの掛け合いは楽しかったですね。
それに加えて母親メリーナ・ヴォストコフとしてレイチェル・ワイズさんもお綺麗でしたし、年代の異なる女優さんの共演もこの作品の魅力のひとつだと思います。
それにしても、これでナターシャの勇姿が観れないかと思うと淋しい限りですね。
エレーナとアレクセイ優勝
シビルウォーの裏でナターシャが
過去と対峙してどんぱちする話。
マーベルヒーローの中では
火力少なめだし(てか生身だし)
アクション面を心配してましたが、
生身だからこその肉弾戦やカーチェイスシーン、
ラストの落下戦はなかなか見応えありました!
基本暗めの性格のナターシャが主役なので
作品もダークな感じになるのかな、、と思いきや
そんなことはなかったです。
妹エレーナと父アレクセイがやってくれました。
まずはエレーナ。
毒あるセリフは毎回クスッとくるし、
ナターシャいじりはほんと面白かった。
しかも誰よりも家族想いなところにグッと来て
最後は結婚したくなりました。
そしてアレクセイ。
典型的な明るくてデカくてちょっと抜けた漢。
こんな父になりたいランキング1位ですわ、、
ストレンジャーシングスでもそうだったけど
ハーバーさんほんとに父親役がハマる。
この2人がいることでマーベルらしい
コメディ要素もあって楽しく観れました!
アクション悪くないし
キャラは最高でしたが、
展開は単調なとこと
女性差別に対するメッセージが
至るところで滲み出てたのが気になったので
この評価です。
マーベル新展開
なくなってしまったけれどすごく強いプロレスラーで橋本真也さんというひとがいてフローレンスピューを見ながらおもいうかべていた。ファイティングファミリーのイメージもあるが、たくましい。橋本さんはわりと童顔なひとで、似ているとまでは言わないが、おもいうかべた──わけだから、なんとなく感じはあった。
RPGでタンクという役回りがある。パーティーの先頭で、さいしょに攻撃を受けるポジション。ヒットポイントが高く、重装備ができるクラスが充てられるのが定石で、よくドワーフがそれを受け持つ。
ドワーフは短躯で髭を生やし斧を得物にしている。スピードは遅いが、頑健で生命力が高く、並外れた物理攻撃力を持っている。タンクは短躯のことではなく戦車の意味で、防壁にもなり、パーティーを延命させる上で、重要な役回りになっている。
──んなことは、誰もが知っていることだけど、フローレンスピューを見ながら「このひとタンクだよな」と思っていた──という話。
ヨハンソンもピューも新しい魅力を提示している印象をうけた。美しさを訴求している気配はなく、強さや非情さに比重している。橋本真也がリングにあがると、わたしは、両者の体格差を見て「これぜったい橋本真也のがつええだろ」としばしば思った。この映画でも「これぜったいピューのがつええだろ」と思ったが、そのアンバランスも、妙味になっている。たんじゅんなヒロイン像は、まったく無かった。
告知からこの公開まで、長い期間があった。
ケイトショートランドだと知ったとき、悲しみの演出に期待して抜擢したのだろう──とたんじゅんに考えた。
ブラックウィドウに付与したいのは出自ゆえのペーソスであろうし、ヨーロッパの人間だけが醸し出せるグリーフや憂い──というものがある。
と同時に、女流偏重の潮流も感じた。とくに海外では、抜擢や受賞などに、男女の不均衡が出ないように警戒している。
日本には女性が女性なだけでクリエイティビティが容赦される風潮が未だにあるが、海外には監督の技量に男女差がない。リーフェンシュタールのころから海外には男女の技量差が無かった。キャスリンビグローみたいなひとが続々あらわれる。だからこそ、マーベルスタジオの抜擢が女性続きなことに、ちょっとした偏重を感じた──という話。
だが、映画にはジェンダーを感じなかった。日本では未成熟な創造物の言い訳として「女性らしさ」などという欺瞞が用いられる。個人的には、女性らしさなんてものは、世のなかに存在しないと信じている。そのような「ジェンダー弁解」を完全に凌駕していた。ふせて、男が撮ったのか女が撮ったのか当ててみろと言われたって当りっこない。
まれに見るタフな追っ手だった。ナターシャにもエレーナにも「ああ疲れた、ちょっと一休み」の空白を与えない。てことは観客にも「ああすごかった、ふう」の一息を与えない。まさに畳み掛けるような追い追われ劇、かつ破壊的。わりと荒唐無稽。笑
わたしとしては、アクションシーンというものは、プロパーな手腕があってのものだと思っていた。LoreとBerlin Syndromeから、この絵づくりを、まったく想像できなかった。今更ながら、なんかやっぱあっちの映画ってぜんぜんちげえわ。と思った。
昔から、映画には、ブロックバスター的なものとアートハウス的なものがあると、思ってきた。つまり大衆的な娯楽映画と、心象や芸術性を重んじた文芸映画の二別がある、と思ってきた。
しかしどうだろうか。マーベルスタジオは新展開となる映画にノマドランドのクロエジャオを抜擢している。
本作で二人がガソリンスタンドに寄ったあと屋外の開放的かつ庶民的なカフェで向かい合ってビールをラッパ飲みするシークエンスがある。和むシークエンスで、職人系監督の描写じゃなかった。こだわって心象を扱ってきたひとの描写──だと思った。
さいきん海外のブロックバスターを見ながら「もはやブロックバスターもアートハウスもないな」と思うことが多い。エンドゲームなんか特にそうだった。ようするに、大衆的な娯楽映画が、アートハウス以上の深い心象を語り得てしまう──わけである。
またガーウィグのLittle Womenなどはアートハウスの側から、ブロックバスターに寄せ、それを成立させていた。
で思うのだが、アートハウスの作家──たとえば河瀬直美(引き合いにしてすいません)のようなアーティスティックな人たちは、じぶんは違うってことをアピールしていけるのだろうか。日本映画全体と言ってもいいが、なんかもう海外とはぜんぜんちがうことやってる気がする。
スカーレット・ヨハンソンやっぱりかっこいい!
エレーナ最高!!
スカーレットのためのヨハンソンな作品
ヒーローものと言うより、昔の007みたいなスパイ映画で、主人公が旧ソ連時代に作られた女性だけの洗脳暗殺集団レッドルーム出身と言う設定からして嬉しくなってきます。かつての仲間との死闘を縦軸に、家族のあり方を横軸にブラック・ウィドウの過去と苦悩を描くことで、MCUから独立した世界観が魅力的です。スカーレット・ヨハンソンは相変わらず美しく魅力的で、複雑な役をうまくこなしているけどキャラとしては一本調子で、生意気な妹キャラのフローレンス・ピューの方が儲け役ですね。続編も作れそうだけど、エンドロール後のエピソードからして、彼女の出演作としては、これが打ち止めと言うのが男気があっていい感じです。
アクション最高
マーベルは全然見た事なく、初めてブラック・ウィドウを知った映画。
アクション良し、映像良し、のテンポの良い良作でした。
父親が良い味を出してました。刑務所であんなに太ってしまうのか、、、。
敵ボスの娘はいったい何歳なのか。
ステルス機をどっから持ってきて、あの商売人はどうやって帰るのか。
など疑問が残りますが、そんな疑問は野暮でしょう。
家族再会の場面、面白かったです。最初のシーンと最後も繋がるのですね。
ブラック・ウィドウが出てる他のマーベル作品も観たくなりました。
素直におもしろかった!
飽きさせずに引き込み続ける展開、さすがです
アクションだらけの中に、ちょいちょい入ってくるユーモアのバランスが絶妙
個人的には、ナターシャのポーズをつっこみ、自分でもやってみるエレーナのとこが好き
アベンジャーズの中でも、ナターシャは好きなキャラクターだけど、ナターシャの過去やキャラクター設定はほとんど知らず
孤独なイメージだったけれど、
家族がいないわけではなかったのだな、と
母親に愛されていなかったわけでもなかったのだな、と
それゆえに、ナターシャの最期を思い出し、
この人たちがどんな気持ちになるか、後半はそんな少し切ない気持ちにもなった
そして、MCUお決まりのエンドロール後待ち
私は元々最後まで観る方だけど、劇場内、立ち上がる人がほとんどいなくて、みなさん、わかってらっしゃると思いながら
口笛を吹くエレーナに切なくなりながら、えー、そういう展開なのかー、となりました
アベンジャーズなんて知らなくていい!これだけで十分見応えあり!
特にアベンジャーズを追っている訳でもなく、細かなストーリーは知りませんが、これだけでも十分な見応えがあります。
CGで作られているのはわかりますが、IMAXで観ると、ものすごい臨場感を創り出しています。
この「ブラック・ウィドウ」は、主役のスカーレット・ヨハンソン演じるナターシャの物語ではありますが、もうひとつ、フローレンス・ビュー演じる“疑似家族の妹“エレーナの物語でもあります。
アクションはスタントウーマンがやっているとは思いますが、フローレンス・ビューが、第二の主役を演じ、素晴らしい存在感を発揮しています。
あまり、動きのない役が多かったと思いますが、アクションもやってしまうのは、ちょっと驚きがあります。
この手の映画は、あまり考えず、素直に楽しむことができます。
現代は価値観が混沌としているので、正義が悪を打ち砕く!という図式は、わかりやすく、スッキリします。
大きなスクリーンで、リラックスしながら、ゆったりと鑑賞したいですね!大興奮!間違いなし!
フローレンスピュー
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