「彼女に何が起きたのか?黒の女戦士、起つ!」ブラック・ウィドウ ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
彼女に何が起きたのか?黒の女戦士、起つ!
公開当時は、ホンっと嬉しかったですね。まさに、待ちに待ったって感じのMCUの新作でした。でも、何で今さら感もあるブラック・ウィドウのソロムービー。 DCのそれとは違って、MCUのソロ作品は、一連の流れに頼った感じが強くて、自分的にはイマイチな作品が多かったけど、この作品は大満足でした。今回、改めて見直しましたがやっぱり面白いですね。
「シビル・ウォー」の後日談でありながら、回想シーンを盛り込んだビギニングの要素も含んでいて楽しませてもらいました。
そして本作品ですが、スカヨハの魅力満載です。 彼女の美しさは勿論のこと、苦悩する様、アクション、どれをとっても見どころいっぱい!
偽りの家族の面々も最高です。
姉同様、身体能力にたけた妹。
死んだと思われていたが、実は最も悪の親玉の近くにいた母親。
中年小太りのレッド・ガーディアンである父親。
MCU特有のユーモアセンス、滑り気味のギャグでニヤニヤさせてもらいました。
そして、敵もまたスゴいです。 相手の戦闘スタイルをコピーするタスクマスター。最後にはあっと驚く真相が・・・
【ネタバレ】
「インフィニティ・ウォー」の前日談でもあるわけですから、どんなピンチに陥っても、死なないってのはわかってるんですが、それでもドキドキ楽しませてもらいました。
ナターシャ自らが殺めたと思っていた悪の親玉が実は生きていたってのが、本作品の内容ですが、この親玉がとんでもないやつ。 洗脳を駆使して、自分へ攻撃できないようにしたり、子供たちをロボットのように扱う。自らの子供でさえも、自分の道具として何の罪悪感もなく利用する。 最後にやられるときには、ホンッとスッキリしました。
【オマケ映像に係るネタバレです】
最後に出てきたおばさんは誰?って、公開当時、理由がわからなかったんだけど、エレーナと一緒にGW公開の「サンダーボルツ」に出てくるみたいですね。
次のターゲットとして、ホークマンが映ってたみたいだけど、あれ、どうなったのかな?配信のドラマでやったのかな?