「ロックンロール・ウィドウ!A-ha-ha」ブラック・ウィドウ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ロックンロール・ウィドウ!A-ha-ha
この日のためにMCU総ざらいをしてまで臨んだブラック・ウィドウ。今までも主役をとってもおかしくないキャラでしたが、ここでようやく開花したナターシャ。謎だらけのワードで過去が気になってしょうがなかったけど、特に「病院の火事」、「サンパウロ」、「ドレイコフの娘」、そして強制不妊手術・・・今作で明かされるドレイコフの娘や義妹エレーナから語られるおぞましい不妊手術の実態(ミッドサマーで免疫ができたか?)など、ある程度すっきりしました。さらにブタペスト・・・いや、クリントとのブダベストの出来事もちょっとだけ語られた。「もうビキニは着られない」のエピソードも欲しかったなぁ。
全体的にはアベンジャーズっぽくなく、スパイアクションのような展開を見せてくれる。ナターシャが『007ムーンレイカー』を見ている姿はそれを示唆しているようなもの。しかも、妹とタッグを組んだ女性中心のスパイアクションになっていた。
1995年の幼少期からのエピソードの後、『シビル・ウォー』直後からの展開。反協定派のメンバーは逮捕されるか逃亡し、ナターシャもまた逃亡の道を選ぶ。一方で、レッドルームという組織から洗脳解除のガスを手に入れた妹エレーナは組織に育てられた“ウィドウ”と呼ばれる女性兵士を解放しようとする。エレーナは組織から狙われるものの、ナターシャはアベンジャーズに参加したこともあり、組織はなかなか手を出してこなかった。そして、組織の首領ドレイコフを倒すために共闘することとなり、彼の友人でもありかつての偽の父親だったアレクセイ=レッド・ガーディアンを脱獄させることとなる・・・といった展開。
暗殺アクション、バイクアクション、ヘリコプターでの救出劇といった緊迫シーンの連続。居所が掴めなかったレッドルームがなんと空中都市だった!ドレイコフや最強兵器との一騎討にウィドウたちの洗脳解除と救出。偽の母親メリーナ(レイチェル・ワイズ)の研究だとか、空中都市の設計までした頭脳の持ち主だったことも面白い。墜落させるのに手間取ってたけど、「バルス!」と言っちゃえばいいのに・・・
ブタが自ら息を止めて死んじゃうくらい洗脳は怖い。父が臭いってことの対極としてフェロモンってのはちょっとずるい設定だとは思ったけど、対するナターシャの作戦も凄い!空中戦のクライマックスは3Dでもないのに墜ちていく感覚を味わえるのです。
3年間の疑似家族といえども、身寄りのない彼らにとってはかけがいのないものだった。裏切られることも覚悟の上での信頼は、ドレイコフを倒すことで結束を固め、スパイ家族の永遠の絆をも感じてしまいました。
そしてエンドロール後の映像・・・やっぱり泣けてくる。次回の主役がフローレンス・ピューになることも予想させてくれる。それは新たなアベンジャーズの基軸となるのだろうか、それとも瓦解の一途か・・・想像に胸が膨らんでしまいます。
kossyさん、小ネタですが「もうビキニは着られない」エピソードはMCUコミカライズの「ブラック・ウィドウ プレリュード」の中の会話で補完されてたりしますよ✨
「ドレイコフの娘」とかの話って「アベンジャーズ」でロキとの会話シーンにあったんですね‼️
kossyさんのレビュー見て検索して「アベンジャーズ」ちょっと見直してようやくスッキリしました‼️予習は大事ですね😅
コメントありがとうございます。
kossyさんのレビューでのミッドサマーネタ面白くて笑いました。
ワンダヴィジョン感想投稿できたんですね。知りませんでした。教えていただきありがとうございます。ドラマなので無いと思っていました。でもほかのドラマのページがないということはやはり運営側のミスなのでしょうか(笑)
kossyさん、デビューっていうんですか?あまりにも何も知らないです。でも面白かった!あらかじめ知ってた方がいいことがもしあったら、ちょっとだけ教えてください。
試しに上映館検索で東京選んでみてください。このクラスの作品だと、大体、新宿、日比谷、有楽町、渋谷、日本橋、上野、錦糸町(😅)、立川とか出てくるんです。今までは。
なので、今回の池袋は初日から大混雑でした。
今晩は
”ナターシャの幼少期はミラ・ジョボビッチのむすめ・・”
えっ、本当ですか!言われて観ると、何となく面影がありますね・・。
映画界も、二世で回っていくのですかね。
”優れた俳優の血は濃いぞ!” 大成に期待ですね。