「【”痛みは人を強くする・・。”哀しき過去に悩む女暗殺者ナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ)の“家族”に対する想いが伝わる、シリーズ作の中ではいぶし銀のような作品。】」ブラック・ウィドウ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”痛みは人を強くする・・。”哀しき過去に悩む女暗殺者ナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ)の“家族”に対する想いが伝わる、シリーズ作の中ではいぶし銀のような作品。】
ー 今作品のテーマは”家族”である。
ブラック・ウィドウこと、ナターシャ・ロマノフ(スカーレット・ヨハンソン)が、いかにして、”家族”と思っているアベンジャーズのために動く切っ掛けを描いている。ー
◆感想
・マーベル作品なので、アクションや、特撮は当然見応えがあるが、
今作では、ナターシャ・ロマノフ(以下、ブラック・ウィドウ)の幼年期の姿や”家族”に対する強い想いを描いた部分を楽しんだ作品。
・ブラックウィドウの”家族”キャストも、父アレクセイにデヴィッド・ハーパー、母メリーナにレイチェル・ワイズ、妹エレーナにフローレンス・ピューと豪華すぎる布陣である。
ー 特に、レイチェル・ワイズ、フローレンス・ピューは嬉しい。(ゴメン、デヴィッド・ハーパー・・)ー
・エレーナが、21年ぶりに会った、”姉”ブラックウィドウの"決めポーズ”を、矢鱈とイジクル所もオカシイ。
・それにしても、父アレクセイを演じたデヴィッド・ハーパーは太り過ぎだろう!
スーツ、パンパンじゃないか!
・それに比べ、母メリーナを演じたレイチェル・ワイズの細身の変わらぬ美しさ。生意気な妹エレーナを演じたフローレンス・ピューは魅力的だったなあ・・。
ー そして、”偽装家族”でも、3年一緒に住めば、緊急時には心は一つになるのである。
特に、幼かった自分達を愛してくれた思い出が残るナターシャとエレーナにとっては・・。ー
・”レッド・ルーム”の最強の敵タスクマスターが・・。
ー ”オルガ・キュリレンコに何するんだ!”
それにしても、彼女、良くあの役を受けたなあ・・。天晴な女優根性である。
そして、ブラックウィドウの過去の過ちが明らかになる、沁みるシーンでもある。ー
<秘密のベールに包まれていたブラックウィドウにも、アベンジャーズとは違う”家族”がいた。
クスリと笑えるシーンも楽しめる、ブラックウィドウの”家族”と言う共同体に対する想いを描いたシリーズ作の中でも、いぶし銀のような作品。>
<スカーレット・ヨハンソンのハスキー・ヴォイスが聴きたいので、いつものように、字幕版で鑑賞。>
NOBUさん、「9人の翻訳家」にもオルガさん出てらしてましたよね!美しい!白いドレスが印象的でした。「天文学者」は見損なってしまったので今度見てみます。