「怖いのなら、戦争をしなければ良い。」ミッドウェイ ノリック007さんの映画レビュー(感想・評価)
怖いのなら、戦争をしなければ良い。
戦争とは、こういうものです。
戦争と軽々しく口にする人々にぜひお勧めする映画です。
1941年12月8日、日本海軍は、米国のハワイ準州のオアフ島
にある米国海軍の太平洋艦隊と基地に対して攻撃しました。
1942年4月18日、米軍海軍は、空母に、ノースアメリカンB-25
ミッチェルを搭載し、日本本土に初めての空襲を行い、
中国大陸へ抜けて着陸するという無謀な片道攻撃を行いました。
1942年6月5~7日、日本海軍と米軍海軍は、ミッドウェー島付近
で海戦を行いました。
1941年10月18日~1943年10月8日、東條内閣で商工大臣、
1943年10月8日~1944年7月22日、東條内閣で国務大臣を務めて
いたのが岸信介で、安倍晋三首相の祖父です。
日本海軍機と米海軍機との違いを分かりやすく演出する
ために、零式艦上戦闘機とダグラスSBD-2ドーントレス
という構図にしたあるのだと思いました。
零式艦上戦闘機の機銃掃射は、観た人に恐怖を与える
効果があります。
ダグラスSBD-2ドーントレスの急降下爆撃は、観た人に
勇気を与える効果があります。
歴史に「もし」はありませんが、日本が、中国に抗日戦を
断念させ、連合国の戦線から脱落させ、単独の講和条約に
するという戦略なら、日本は勝っていたかもしれません。
この状況下で、恐怖にすくんで、行動できなければ、
戦争はできない。
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