PMC ザ・バンカーのレビュー・感想・評価
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迫力のなさすぎるアクション映画
アクション映画と言う割には主人公は何もせず、ただダラダラ喋る、指示するだけ
アクションというより、ホラー映画のようでした。
内容は現代を象徴してるようで楽しみにしてましたが、背景のみでストーリーとは全く関係なくて薄っぺらい映画です。
アクションと内容ともに最低という評価です。
ゲームを見てるような戦闘映画
リアルな戦闘劇というよりも、画面の中の戦闘ゲームを見ているような映画でした。
決して悪い意味ではなく、新感覚な戦闘映画という意味で、これはこれで面白かったです。
韓国映画なのに主演のハ・ジュウを含め韓国人俳優は数名で、あとはすべて外国人というのも斬新。
しかもよく韓国映画に出てくるチープな外国人ではなく、それなりにちゃんとした外国人だったことも良かったです。
でも、★は3つ半ですけどね。
3分しかないって言っているのに
2024年アメリカ大統領選挙の背後で、CIAから北朝鮮の大臣を亡命させるミッションを受けた傭兵部隊、ラプター16の話。
殆どのメンバーが不法移民により構成されたラプター16。
当初の予定が急遽変更となり韓国と北朝鮮の軍事境界線の地下に掘られたトンネルで、行われることになったという中で、更に予定外に「キング」が現れて、ミッションの内容そのものが変わっていく。
冒頭はニュース映像等による状況説明から始まり、本編になると会話劇。
ん?アクションじゃない??
ことごとく変化する状況に対する内輪の駆け引きが始まり、その後やっとこミッションスタート。と思ったら、又タラタラとやり取りが始まって、を繰り返す。
一応アクションではあるけれど、ほとんどは様々な出来事に対応する為の打ち合わせや駆け引きをみせる作品で、そちらがメインだから仕方ないのかもしれないが、ムダに引っ張る安ッぽさも結構あってテンポが悪くちょっと辟易。
ゲームじゃあるまいし、やられたメンバーにバッテン付けたりもなんだかねぇ。
更には難産のメール以降はもう判り切っているのに敢えてそれをみせる意味はなんなの?と、それまでのテンポの悪さからのマイナス印象が加速してしまい蛇足に感じた。
ムダに引っ張るところを無くして90分ぐらいで収めて欲しかった。
ひねりがないかなー。
盛り上がるシーンがなく平坦な展開が残念。南北にアメリカ、中国絡めてるわりには緊迫感がとぼしい。アメリカ参謀長のマックの口説明だけだからか…。あと、隊長が早々に動けなくなるから盛り上がりたくても盛り上がれない。楽しかったのは壁に張り付く爆弾か。
Northie VS Southie = 同士 ≒ 友情
”Private Military Contractor 通称:PMC” その部隊名ブラック・リザードの雇われキャプテン...過去6年間一度たりとも任務に失敗したことのない元空挺特殊部隊の兵士エイハブ...その彼がCIA捜査官マックから地下要塞バンカーに潜入して、要人を奪取する指令を受ける。
No single scratch on his body. And remember,
they are not the enemies, right?
They're our victims!
雇われ傭兵の割には、キャプテンのエイハブの下11人の部下は統率がとれていたと上辺は見えていたが....しかし
いきなりのターゲット変更
LEE YOUNG TACK KING
NORTH KOREA ➡ NORTH KOREA
DEFENSE CHIEF "SUPREME LEADER" OF NORTH KOREA
オープニングクレジットが終わり、映画の幕が開けるとエイハブと部下2人、ベースキャンプの一室でくつろいでいてマックとの連絡も巨大スクリーンでやり取りをしていた。このシーンを見ているだけでは非常に単調でつまらなく感じるが...ものの12分もしないうちに軍事偽装行動が始まると緊張感が走り一気に別世界・別次元の銃撃バトルアクションの世界に放り込まれるような感覚にしてくれる...何ですかこれは?...なんて言っている暇も許さないほどの映像をブッコンで来る。
シナリオがさらに加速するのは、簡単に数分で作戦終了、撤収するはずが...次の瞬間...エイハブが部下に北朝鮮軍を制圧したことをつまり全員死亡したことをしっかりと確認支持をしたにもかかわらず、切り込み隊長役...原題の ”Take Point” 役を作戦終了後に直ぐに家に帰れる事を条件に引き受けた傭兵の一人ホセがまず銃弾に倒れてしまう...全く意味が分からない何故だ?あろうことにあの帰宅願望のホセが
...This is a trap!
それよりも....中国の最新兵器に身を包んだ中国版PMC精鋭特殊部隊の急襲に会ってしまう...精鋭ぞろいで武装も最新、しかも人数もはるかにエイハブ側よりも多い。
エイハブも含めブラック・リザードの隊員が助かるのは、唯一北朝鮮最高指導者 ”King” を生きたままの状態で連れ出し、バンカーから脱出すること、そうしないと味方からも命を狙われるはめに...この人、映画上映中、よく心臓が止まります。心臓モニター有り
エイハブが途中からベースキャンプに取り残され身動きできない状態になる...主人公が部屋から出られないって...アクション映画の崩壊か? いや違う..彼が指示して見ているとされる巨大スクリーンのモニターが我々視聴者のものとなる設定にするため...えッ~⁉ しかもいろいろなディバイスから映像が送られてくるので...小型ドローン、ソフトボール型モニター付き可動爆弾、隊員につけられたP.O.V、ありとあらゆる方向から360度から送られて来た映像が一つの巨大スクリーンに投影されたり大小構わず一度に見えたり、また一つのディバイスにもどったりと飽きることがない反面、電波障害で見づらくなる様子や画面がひどく揺れるリアル感が少しやり過ぎ?..敏感な方はだめかも?
バンカー全体のスケルトン映像で迫り来る敵の様子も緊張感はうなぎ上りに...
シナリオはすんなり入る...でも内容はファンタジー過ぎるためか.....批評家は受け入れていても視聴者はそこそこって? よくあることとしてアクション映画は批評家から酷評されても視聴者からは支持されるものが普通のはずでは...?
奇想天外なシナリオに加え、エイハブが自分の命可愛さから部下にしたことを北朝鮮のスパーバイザー医師が何も考えていないように身を挺してしたことから、ラストシーンのとんでもない大ナタを振るったようなお茶を濁したような終わり方は、最高指導者の誘拐というとんでもない発想から北朝鮮の方々への心配りなのか? このような終わり方にするのは仕方のないのはよくわかるけど...
アクションシーンはピカイチの作品であるのは間違いなく先日オスカーを獲得された映画にご出演の方の半端ない鬼気迫る演技も見どころと言えます。また映画の演技よりも主演のエイハブを演じられたハ・ジョンウさんのボイストレーニングぶりがうかがえる作品ともいえます。そして何よりも最後まで気が付かなかった事として近未来的Sci-Fi映画の要素もあるということ。
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