ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド エクステンデッド・カットのレビュー・感想・評価
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知識皆無で鑑賞
シャロンテートの事件を知らずに鑑賞しました。
物語を進めて行くと特別面白い事や大きい事件が起こるわけでもなく…ただただブラピって本当に色気があるなぁと思いながら彼らの日常をボーッと観ているとラスト15分は怒涛の暴力シーンで一気に目が覚めました。
良かった、やっぱりタランティーノ作品だ!!と心がキラキラしました。
個人的にイッヌが死なない所も良かったです。
ラストのシーン、ハッピーエンドのはずなのにBGMが何だか不穏な感じで鑑賞後考察等を見てシャロンテート事件を知りました。
調べるまで、マーゴット・ロビー演じるシャロンというキャラクターの存在意義が本当に分からなかったのですがその実際にあった事件を知り納得。
この映画は亡くなった彼女へのレクイエムのような物なのですね。
とても印象的で好きな映画になりました。
でもブラピが出てなかったら途中で見るのやめてたかもしれません。はは
ブラピカッコよすぎ❤️
前半は渋い映画すぎてこのままの雰囲気で終わったらキツいなぁと思ってたら後半からカウントダウンの様にみんなの予定を細かく追って行ってのあの事件‼️
最後は悲しい結末になるのかと思いきや爽快に解決してくれたので良かったデス\(//∇//)\
火炎放射器はちょっとやりすぎと思いましたがw
また、QTに一本取られた!
やっぱり、QT監督はスゴイね。
これだけ訳の分からないストーリーなのに約3時間を見せ続けてしまうのだから。
スター俳優の魅力。 中盤の牧場でのスリリングな展開。 とある事件に向かうタイムリミット的な緊迫感。色々な要素を上手く駆使して、見事に魅力の持続に成功している。流石!
本作の見所は山程あるけど、私からは2つ。
1つ目は火炎放射器のシーン。
本作は役者とスタントマンの仕事が作品テーマの1つになっており、そのスタントマンの活躍を見せる意味でラストに火炎放射器のシーンが用意されている。
話的に無理矢理な展開だし、プールにいるんだから水の中に潜ればイイじゃんと思いたくなるんだけど、そこはスタントマンの活躍のミセドコロとばかりに、水に潜らず燃えて見せる。違和感を出す事で、何をみせたいのかを明確にする。QTらしい演出です。素晴らしい!!
もう1つは、エンディングでのバットマンの曲。69年頃を代表する曲かもしれないけど、やっぱりマーゴットロビー(ハーレークイン)の出演にも配慮がされている気がする。QTって、そういうメタ的要素を入れるのが好きだしね。
ディカプリオとブラピの共演も萌え要素満載だし、やっぱりQTは唯一無二な存在ですね。
またまたタランティーノ監督にやられた
ラスト近くになって、シャロン・テートたちの動向が時刻の表示とともに、テレビの再現ドラマ風に展開され、いよいよあの事件の再現かと思いきや、まんまと騙されました。
1969年が舞台で、その当時の映画、映画俳優、ヒットしていたポピュラーミュージック等がふんだんに使われていて、映画好き音楽好きにはたまらない映画でした。多分私位しか感動しなかった場面かもしれないが、映画「ジョアンナ」の看板が出ていたことだ。画面に釘付けになってしまった。日本ではあまりヒットしなかったと思うが、アメリカではそれなりにヒットしていたのかなあと、ちょっと感慨深いものがあった。
レオナルド・ディカプリオ演じる俳優が、以前は大スターだったが現在少し落ちぶれていても、演じることに誇りを持っている生き方が俳優魂が素晴らしかった。それを演じた彼の演技も同時に素晴らしかった。
同時進行で女優のシャロン・テートが出てくるが、シャロン・テート事件をリアルタイムで知る私にとっては、おなかの大きくなったシャロン・テートが残虐に殺されることになるのかなと、いかにもタランティーノ的だなと思いつつ見ていたところ、完全に裏切られてしまった。ただ、いい意味で裏切られたので後味は悪くはない。誰かのレビューに書いてあったけど、タランティーノ監督にとっては、シャロン・テート事件はなかったことにしたかったのかな。つまりシャロン・テートは殺されなかったと、夢であったかのように。
シャロン・テートはよく知らない女優であるが、夫のロマン・ポランスキー、友人のスティーブ・マックイーンやミシェル・フィリップス、ママキャス、ブルース・リー、チャールズ・マンソン等、実際の人物によく似ているのが笑える。
映画の中では、マカロニ・ウェスタンやブルース・リーを馬鹿にしている感じだけれど、多分タランティーノ監督は結構好きだったと思う。
この映画の全ての事をわかっているとは思わないが、すべてのシーンが何らかの意味のある事は確かなようだ。シャロン・テートが書店で夫のプレゼントのために「テス」の初版本を買うシーンがあるが、これは後にポランスキーが「テス」を監督したきっかけとなったかのかもしれない。
一つ注文があるとすれば、殺人 場面のバックで流れていた曲が、ヴァニラ・ファッジの「ユー・キープ・ミー・ハンギング・オン」であったが、できればビートルズの「ヘルター・スケルター」のほうがよかったのではないか。チャールズ・マンソンによれば、この曲が殺人を連想した曲だったと言うことであるので。
こんなんだったんだ?
途中からバイオレンス作品になってビックリ。
コレは何か事実に基いてるんだよね?
不法侵入され殺害予告されたとしてもやり過ぎな反撃だったけど、罪には問われたのだろうか。
面白かったけど、時代だろう。理解不能だった笑
殺しを教えた連中を殺そう
映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
(クエンティン・タランティーノ監督)から。
ディカプリオとブラピという2大スターを初共演、と知って
少し期待し過ぎたのかもしれないが、やや物足りなかった。
作品は、1969年2月8日~1969年8月9日の様子が描かれ、
アメリカでは、ヒッピー全盛の時代が映し出された。
同じような環境に置かれたヒッピー族の女性たちが集まり、
ハリウッドに住む俳優たちの豪邸を襲う事件が起きる。
その時の行動は短絡的だが、襲った理由が面白かった。
ある女性が、仲間の男女に声を掛ける。
「みんなテレビを観て育つよね。つまり殺人場面を見て育つんだ。
『アイラブルーシー』以外、全部殺人の話だよ。
だからこう思うんだ、殺しを教えた連中を殺そう。
ここはどこだと思ってる?。ハリウッドだよ。
人殺しを演じた奴らが住んでいる街だ。奴らは豪華な暮らし。
チンポを切って食わせてやろう」
貧富の格差が大きければ大きいほど、こう考える若者が増える、
今の時代にも通じること、肝に銘じたい。
今の自分の悩み事って、他人から見れば案外大したことなかったりして?
リックは映画スターを苦戦しながらも目指し続けているし、その演技力も確かで(まあ演じてるのがレオ様だからだけど笑)、何だかんだ上手くやっている。なのにリックは悩み続けて酒に溺れてしまう自分にイラついている笑
クソがつくほど真面目な人物だ。
一方クリフにはなにもない。リックが手を回してくれてやっとスタントの仕事が回ってきたのに、揉めて破談になっても、『まあいいさ』で全く気にしてない。特になにもないのに、平気な顔して生きているすごいタフな人物。
まだ余裕ある立場にある人間なのに、めちゃくちゃ焦る人
結構焦るべきなのに、全然焦らない人
そういう人たちを、皆さんは職場とか学校でいままでたくさん見てきたと思う笑
そういう人物がまさにリックとクリフで、
『もっと焦れよ!!』とか、『気にし過ぎだろ!!』とかで口論になんてならずに仲良く9年間も相棒で居続ける2人が微笑ましい笑
新生活に期待とともに不安を覚えたり、いつしか時代についていけなくなるんじゃないかって怖くなったりしても、頑張って生きてたら、いつかなんとかなるもんなのかもしれない。
クリフからみればリックは決して落ちぶれてなんかないから、彼はリックに『お前がリック・ダルトンだってことを忘れるな』と言ったんだよ。
特異点は?
よく考えれば、脚本 監督であるタランティーノが監修しないと本編を触れるはずもなく。ランサー牧場だけで、あんなに録ってるてことは、何処かで歴史が改編した特異点が、平行な世界が発生したことが書いてあるはずだ。当代随一の脚本家であることは間違いないし他の作品と一緒でまた何回も観れる。
間違い探しみたいに観てしまった。
・通常盤(といっていいのかな?)は三回観てて、ほぼ覚えていた事もあり、どこが追加シーンかな?と考えながら観てしまった。所々、説明を増やす為のシーンを足していた印象。(合ってるかはわからないけど)
・大きく追加されたシーンというのか、それは冒頭とエンドロールの後にあって、DVD特典を観ているようでやや残念だった。でもタランティーノらしいなぁと思った。でも、10分追加と銘打ってこれはちょっとなぁと思った。
・通常盤を観た上でからなのかはもう自分にはわからないけど、説明過多になってるなぁという印象を受けた。
・サントラを何度も聴いているけど、改めて音楽が良いなぁと思った。完全版出して欲しい。
・改めて通常盤が観たくなった。でも、後半は多分同じで、シャロン・テートを墓場から救った!と思うとまた鳥肌が立った。マンソンファミリー撃退シーンは会場、ウケてた。
・マーガレット・クアリーがブラピにチャーリーを会わせようとしてたシーンでずっとチャーリー・マンソンの事じゃなくて別の女の子の名前と思い込んでいた。改めて観てチャーリーって名前が出てくるのがその時が初って凄いなと思った。
・サイレンサー破壊部隊を観てから初のワンハリで、どう考えても取材とかかなりしてると思われるワンハリのシャロン・テートの方が当人に近い姿なのに、自分がサイレンサーから感じたシャロン・テートのイメージと違うなぁと思って、少し混乱した。
・作品には関係ないけど、映画が始まってから入ってきたお客が自分の隣の隣に座るため、前を横切った。追加シーンの真っ最中だったのだけど、何となくタランティーノ映画ならこういう事があっても有りだなと思った。
拡大版というか改変版
本編にプラスしたというより、関係ない番外が増えてて、こんなんいらんわー!って感じ
むしろ本編は縮小されてた!なにしてんねやー
通常盤のがオススメやで、長く感じるけどな
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