「また、QTに一本取られた!」ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド エクステンデッド・カット サケビオースさんの映画レビュー(感想・評価)
また、QTに一本取られた!
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やっぱり、QT監督はスゴイね。
これだけ訳の分からないストーリーなのに約3時間を見せ続けてしまうのだから。
スター俳優の魅力。 中盤の牧場でのスリリングな展開。 とある事件に向かうタイムリミット的な緊迫感。色々な要素を上手く駆使して、見事に魅力の持続に成功している。流石!
本作の見所は山程あるけど、私からは2つ。
1つ目は火炎放射器のシーン。
本作は役者とスタントマンの仕事が作品テーマの1つになっており、そのスタントマンの活躍を見せる意味でラストに火炎放射器のシーンが用意されている。
話的に無理矢理な展開だし、プールにいるんだから水の中に潜ればイイじゃんと思いたくなるんだけど、そこはスタントマンの活躍のミセドコロとばかりに、水に潜らず燃えて見せる。違和感を出す事で、何をみせたいのかを明確にする。QTらしい演出です。素晴らしい!!
もう1つは、エンディングでのバットマンの曲。69年頃を代表する曲かもしれないけど、やっぱりマーゴットロビー(ハーレークイン)の出演にも配慮がされている気がする。QTって、そういうメタ的要素を入れるのが好きだしね。
ディカプリオとブラピの共演も萌え要素満載だし、やっぱりQTは唯一無二な存在ですね。
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