劇場公開日 2020年9月25日

ミッドナイトスワンのレビュー・感想・評価

全508件中、321~340件目を表示

3.0雑な描写が気にならない方向け

2020年10月5日
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言いたいこと、伝えたいこと、見せたい画
これらを優先した結果、ご都合主義になってしまったように感じる作品でした。
突如突っ込まれる名台詞的なもの、
いつの間にか変容している家庭環境、など

周りに泣いてる方もいらっしゃったので
人によって感情移入できるポイントはあるかと思います。
でも、
ストーリーに関しては点と点が繋がっていない印象でした。

感動ではなく、感情移入や想像で泣きたい方向けではないでしょうか。

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ゆる

4.5究極に美しい映画

2020年10月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

もう難しいことは抜きにして、結局のところ観終わった直後の私の感想はキャスト、音楽、バレエ、他全てにおいて美しい映画だ美しい映画だ美しい…!ただそれだけになってしまう。

でも、メンタルがとても弱っている人にはリアルすぎてキツいかもしれないので、回復したら観て欲しいと思う。それ以外のみんなには今すぐ劇場で観てこの感動を感じて欲しい!

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non

4.5言葉なき2人の目指す居処

2020年10月5日
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北野武監督『キッズリターン』以来の鑑賞した後の呆然を味わった作品だった。トランスジェンダー、ネグレクトといった社会的問題を単純にフィーチャーし、共感を誘うものではなく、言葉では通じない2人の行動や言動に視聴者の心を動かした。
途中のお爺さんのセリフ『悲しいのは、夜が明けると普通の白鳥になることだ』といった正に『ミッドナイトスワン』がこの儚くも切なさが、2人を象徴させたのではないか。
草彅剛さんも去ることながら新人女優・服部樹咲さんの感情を体全体で感じさせる演技力に引き込まれるものを感じました。
今年になって映画館で観た映画では1番かも。
0.5点は時間経過がサクッとわからない部分があった所です。

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えぴ

4.5世界で戦える作品

2020年10月5日
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鑑賞方法:映画館

各界の著名人・鑑賞済みの方達の多数の称賛によって上がりきったハードル。見事に超えました。さすが草彅剛にハズレ無し。号泣まではしなかったけれど静かな涙が止まりませんでした。
観終った後の余韻もすごいです。まぎれもなく凪沙というひとりの人間が存在していました。佇まい・表情・一筋の涙・鼻水‥特に目に魅了されます。
もう一人の主役ともいえる服部樹咲さんも素晴らしい。一果の変化・成長を見事に表現。バレーシーンの美しさと素人目にもわかる技術の高さはストーリーに説得力をもたらします。
他のキャストの皆さんもとても良かったし、渋谷慶一郎さんの音楽が抜群に素敵です。
後半部分には賛否があるようですが、決してお涙ちょうだい的な無理な演出とは感じませんでした。説明的な台詞がなく早い展開でシーンが変わるため観る側の想像力が求められます。良い点でもあり、わかりにくいという感想にもつながるようですね。監督による小説版によって補完できるところも多いので消化不良の方にはおススメです。

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Kurumi

4.5気持ちの変化

2020年10月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

興奮

映画って観終わってすぐ感想が出てくるものですが、それがパッと最初は出てこず単純に美しいシーンしか入ってこなかった。しかしこの作品は何かを訴えかけてくるかのように心から中々離れないし変化も起こる。
一果があんなに美しく踊れたのは才能もあったが、
凪沙との時間があったからなんだと感情移入してしまう。
邦画だからとか美しくなければ作品ではないとかそんなものを取っ払ってくれるぐらい価値観変わりました。
だから余計に美しいシーンが余計美しく見えるんだなと。
これは草彅剛さんや服部樹咲さん賞取って頂きたいですね。

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じん

5.0忘れられない映画になりました。

2020年10月5日
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泣ける

悲しい

知的

どうしようもない孤独と儚さ、
それを知る者同士の間で生まれる温もり、
そして守りたいもの。
決して綺麗ではないトランスジェンダー役の
草彅さんの自然な演技に圧倒されました。
凪沙さんにしか見えなくなっていました。
途中、髪を切った凪沙さんの姿が普通に「不自然」に見えて。髪を切っても凪沙さんだった。凄かった…泣けました。
一果ちゃんと違うけれども同じ孤独感のなかをお互い生きてきて、補うあうように必要な人となっていく。生きづらく貧しいけれど、美しい何かを秘めている。切ないほどに美しい2人の踊り子。
取り巻く人達も、いまの社会の影を表しています。
とにかく感動しました。
多くの人に観ていただきたいです。

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こより

5.0素晴らしかった!

2020年10月5日
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草彅君の演技にはなぜか惹かれてしまう。
テレビドラマにしても映画にしても、
私にとってはずれがない。

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なかっち

4.0んーーーーーーーーー

2020年10月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

私はドラマや邦画にはどっぷり入り込めないので普段は観たいと思えないのですが、この作品は、たまたまあの長〜い予告編を観て草彅さんのあの表情に惹かれ、観たくて観たくて。(ちなみにSMAPファンとかではありません。)

レビューを書きたくなる作品も初めてです。
いい作品だと思います。
しかしながら、観終わって、なんだか、良くも悪くも消化不良を起こしているような感覚、、、いろんな意味でちょっと悔しいというか。

一果さんの演技、とにかく良かった。一果にしか見えなかった。りんさんもとても良かった。

そして凪沙さんの言葉や表情!切なすぎて何度も涙がこみ上げてきました。草彅さんのあの眼、凪沙さんでしかなかった。

佐藤江梨子さんの演技には…現実に引き戻されました…。私には非常に残念ポイント。

全体的に良かったのですが、何より一番残念なのが、広島弁。

広島生まれ広島在住の私には、広島弁の使い方や言い回しがおかしな感じだったので、すごくすごく残念でした。広島弁ぽく話してるシーンでは、全く入り込めず…

けっこう入り込んで観ている途中、一気に醒めてしまうので、自分が広島弁を知らない人間なら良かった、と、思ったくらい。

そして後半からストーリー展開が駆け足というか、粗くなりますが、そのあたりから、私が苦手なドラマみたいな、チープな感じがして、今イチ入り込めなくなりました。

凪沙さんの行動から、その感情は語られなくても充分に感じ取れる映画でした。そこはとても好きです。

…凪沙さんは一果さんに出会えてすごく良かったけれど、出会ったからこそ凪沙さんが切なすぎて、観終わってからも、まだずっと凪沙さんを想ってしまって、悔しいです…

もう、自分の中でラストを書き替えて、なんとかして凪沙さんを陽の当たる幸せな場所へ引っ張り出して彼女が当たり前に彼女のまま素敵な人生を謳歌する姿をみたい!!!

…あとを引きずっています笑

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さささささ

4.0考えさせられる映画

2020年10月4日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

重かった。凄く色々考えさせられた。
見た後でメンタルを浮上させる必要がある。
自分に物凄くコンプレックスがある人や
金銭面で苦労したことがある人、自分ではどうしようもない事態に陥った人が見たら号泣すると思う。普通って普通じゃないなと。
重いけど不快感とかはないかなぁ。
ただ、こと後どうなった?みたいな場面は何個かあったな。なのでマイナス1

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summer

4.5事実を知ることの大切さ。未来の凪沙はどう感じた?

2020年10月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

草なぎ剛くんの凪沙は多くの方がレビューしてるように、本当に凄かった。その自然体の演技は冒頭から凪沙自身にしか見えず、途中、髪を短くした凪沙を見て、ハッ。あ、そうだ草なぎくんだったんだなと思い出したくらい。
また凪沙が一緒に暮らすことになった、虐待を受けて育った一果ちゃん役の新人の少女も、一人を寄せつけない、まるで捨て犬のように人に怯える、新人だからこその演技が、草なぎくんのトランスジェンダーの凪沙と不思議くらい融合していた。

そして、辛く悲しい二人の生活に、光を差し始めた一果ちゃんのバレエの姿は、神々しいほど輝いていて、凪沙が母になりたいと感じ始めた時に、初めて「生きがい」を見つけた嬉しさや喜びも表現していたように思う。
この物語の中で、二人の心が最も輝いていた時だった。

観終わった後、トランスジェンダーの方々の苦しみを、草なぎくんが演じることで、より多くの人達に伝えることができる機会になったことが本当に良かったと思ったと同時に、当事者のトランスジェンダーの方達はこの作品をどう観たのかなと。観るのは辛いかもしれませんが。。
理解者が増えることに喜ぶ方と、これからの人生に迷われる方が出てくるのかもしれないな、とも感じました。

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TOMO

5.0素晴らしかった

2020年10月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

映画で観る、草なぎ剛さんは、いつも
なんだか、すごい。
特にファンではないので、今まで
わざわざ、映画館に足を運ぶことはなかったので、DVDや地上波ドラマなどで観ていて
俳優さんとして、すごいな、と感じていた。

今回はトランスジェンダーと、虐待された子供の話でしたが、なぜか、どうしても観たくなってしまって、18歳の娘を誘って観にいきました。

何が感動しているのか、はっきりわからぬままに涙がどんどん、こぼれてくる。

そんな映画でした。

スポーツに打ち込んで大学までいき、寮暮らししている娘の気晴らしに行った映画でしたが、
今ある環境に感謝。また明日から頑張るね。

と、モチベーションをあげて寮に戻りました。

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ゆり

4.0そういうことだったんだ…だから夜の白鳥

2020年10月4日
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バレエ【白鳥の湖】で描かれる白鳥は
夜にだけ人の姿に戻ることができる。夜が明けるとまた白鳥の姿に変わってしまう。真実の愛がなければ、人の姿に戻ることはできない。

ふたりが踊るシーンでお年を召した男性がつぶやく
それがこの映画のテーマなんですよね…。

トランスジェンダー。
シングルで育てる人たちの苦しさ。
ネグレクト。
低所得で生きる人々。
お金があっても真から愛されていないことを感じながらペットのように生きている子ども。

今の社会の様子をいろんな角度から見せられ、生きること、愛されること、愛することを考えさせられる映画だったなと感じました。

草なぎ剛さんの演技が真に迫っていて、素晴らしかった。

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ミント

4.5すごかった。 観終わってしばらく経っても心臓がドキドキした。 とて...

2020年10月4日
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すごかった。
観終わってしばらく経っても心臓がドキドキした。
とても辛いストーリーだけど、観て良かったと思える作品。
少しでもトランスジェンダーについて考えるきっかけになると思う。
新人の子の演技も素晴らしくて、バレエのことは全然分からないけど本当に美しかった。

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ゆう

3.5もっと斬新でも良かったのでは

2020年10月4日
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話の内容は、もはや今更感が否めない内容。
TGの苦悩なんて、これまでも沢山表現されてきた。
それよりやらなきゃいけない方向性があったはず。

つよぽんのキャットウォークがお見事で、
足に視線が行ってしまう。
彼女のようなTGは確かにたくさん居る。
イチカ役の子がとても良かった。
堕ちきれてない水川あさみが痛々しかった。

バレエというのも、なにかと対極にするつもりで出してきたのだろうけれど、
え?これ結局はバレエの話?ってなってしまうくらい、強すぎた。

演出もなんだかなーが多くて、
カメラワークもここかよ!が多くて、
そんなこと考えてたら、
終わってしまったw

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茉恭(まゆき)

0.5草なぎ剛が怪演!!!、、、のための映画だった

2020年10月4日
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最初から最後まで、、、違和感しかない!

何故か?
脚本がクソ!、演出がクソ!
何でそうなる?となる所が何ヵ所もあって20分位でこの映画をあきらめた。
最も駄目な所は、キャラクターの心の機微や変遷を雑に撮っているので全く感情移入できない事。
それに、LGBTQの描きk、、、とにかく全てが雑だし浅い。

これ、草なぎ君の怪演すげぇぇええええ!!!って言いたいだけ(子役の子のバレエシーンも良かった)の映画だなぁーって感じていたところでエンドロール。

エグゼクティブプロデューサー=飯島三智
制作=CULEN

なるほどね!

ただ、映画としての体裁はしっかりしていたし、宣伝も上手かったからホントに優秀なんでしょうね。

ただ、映画の中身はクソ!それだけ

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おたごん

3.5彼女の願いは叶わなかったが、彼女の希望は飛び立てた

2020年10月4日
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悲しい

どう言葉にすれば良いか分からない、そんなタイプの映画。

トランスジェンダーの凪紗が見出した希望とその果ての母性。その気持ちは何も間違いではないのに、一果は確かに救われたはずなのに。
どうしてこうも報われないんだろう。

「人は一度堕ち始めると堕ちるところまで堕ちる」
バーのママがそんなことを言っていた。
確かに、風俗に堕ちるとは言うけれど、彼女はその後真っ当に働こうとしたじゃないか。女性になるために手術をしただけじゃないか。母親になろうとしただけじゃないか。それのどこがいけなかったんだ。あまりにも報われない。
確かに、母親になることを、女性になることを急ぎすぎた。その代償なのかな。負の連鎖とでも言うべきか。

でも唯一の救いは、彼女の行動は自身にはマイナスにしかなっていないけれど、一果にはプラスに働いたこと。凪紗がいた事で一果は救われたし、愛を知っただろう。広島へ迎えに行ったことで一果は真っ当な生活を取り戻したし、バレエも再開した。

彼女が見出した希望は、彼女がいたからこそ飛び立てた。

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ゆー

4.5草彅剛と服部樹咲が本当に素晴らしかった 今年No. 1 この映画は...

2020年10月4日
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草彅剛と服部樹咲が本当に素晴らしかった
今年No. 1
この映画はぜひ観てほしい

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せーじ

5.0素晴らしい

2020年10月4日
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泣ける

とても考えさせられる映画だった。
そして、とても感動しました。最後は、嗚咽が出るほど泣けます。

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かにゃ

3.5久しぶりの映画

2020年10月4日
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コロナ始まってからはほとんど映画館には行ってなかったけど、この映画は予告を観て絶対観たいと思った
レイトショーに30分遅刻、冒頭は見逃した…
軽い、エンタメかと思いきや、
(有名タレントが女装するという点で)
重厚な文学作品みたいな良作だった
多様性の時代とはいうものの、この解けない課題のような苦しさは、どこにもっていったらいいんだろう
作品の中で、好きなところ
面接官の女性 こうゆう人好き そして演者さんもきっと上手い人と思う
エンディングもいい 白黒ハッキリするだけがエンディングじゃない この作品をしめるのにはアレがいい
あと、配役
水川あさみ?別人みたいで分からなかった
本当に役の人みたいな雰囲気
ただ、佐藤絵梨子と役を入れ替えても合うなと思った

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シバワンごん

4.5評判通り

2020年10月4日
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いい映画でした。草彅剛がトランスジェンダーの役、というのはどうかな、と思いましたが生まれながらの性と心の性のギャップに悩む人の苦しみがよくわかりました。もう一人の主人公である少女も、演技は初めての新人ですが、辿々しさが却って思春期の屈折した心をよく表していたと思います。途中、息が止まるほどびっくりするシーンがあります。
映画館の客の入りは良くて、ほとんどが女性で途中からすすり泣く人が多かったです。エンドロールが終わり明るくなるまで誰も立ち上がりませんでした。
地上波で宣伝すれば大ヒットになるでしょう。
草彅剛は日本アカデミー賞の主演男優賞を獲ると予想します。

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うどん人