劇場公開日 2020年9月25日

ミッドナイトスワンのレビュー・感想・評価

全684件中、581~600件目を表示

4.5儚くて切なくて優しい

2020年9月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

お腹のあたりがずーんと重くなって
何とも言えない気持ちでした

切なくて儚くて辛くて
でもとても優しくて美しくて
そんな映画です

そしてスクリーンのどこにも
草彅剛はいなかった
いたのは凪沙そのものでした

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amuamu

3.0塞がるだけじゃないのですか!?

2020年9月27日
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悲しい

幸せ

親族にジェンダーのことは隠し、広島から上京してショーパブで働き独りで生きる主人公が、中学生の従姪一果を預かり巻き起こる話。

シングルマザーの母親から虐待されていた少女を案じる主人公の母親から頼まれて養育費欲しさに渋々一果を預かることに。
最初はまともに口も聞かない一果がバレエと出会い、歪んだ切っ掛けだけど主人公もそれを知り、一果の闇に触れて二人の関係が変わっていくストーリー。

一果役の子は初めてと思えない素晴らしい演技だったけど、主人公の演技がイマイチハマっておらず、主人公そのものにしても一果との関係にしても、どこか作り物に感じてしまった序盤。

そこからの本当に自分のことを考えてくれる人に心を開く様と、何とかしてあげたいという思いは賢者の贈り物とまでは言わないがそういう片鱗を感じさせとても良かった。

しかしながら就職の件から何だか駆け足、ブツ切りで、言いたいことはわかるけれど、ダイジェストをみせられているかの様で、話は判るし面白いけど残念なすがら沁みてこず。
なぜ主人公がその情況に甘んじているのかも良くわからないしね。

エピソードを減らしても良いからもうちょっとしっかり見せて欲しかった。

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Bacchus

5.0リアルだった

2020年9月27日
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Tom

4.0新人、服部樹咲が素晴らしい

2020年9月27日
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泣ける

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りあの

4.0草彅剛の仕草の妙

2020年9月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

トランスジェンダーものを見るといつも思うのだが、女性らしい仕草は女性だから、男性らしい仕草は男性だから自然にしてしまうものだという文化が、映画の底流を流れていて、その文化を役者が越えていく矛盾が面白い。
鑑賞者を、「凪沙は中身は女性だから、当然女らしい動作をする」というふうに思い込ませるために、男性である草彅剛は、女性らしい動作を研究して、映画の中だけであれ見事に再現している。でも、そんなことができるなら、仕草って実は性別によって規定されているのではなくて、自分のジェンダーアイデンティティによって自然に学習したことの表出なのでは?と思わせてくれる。ここにこそ、トランスジェンダーへの奇異な眼差しを和らげてくれるヒントがあるのではないか?悲しい物語だが、この作品でトランスジェンダーへの理解がさらに深まって欲しい。スターでありながら、難しい演技もさらりとこなせる彼だからこそ、多くの人に訴えかけることができると思う。本作を娯楽作品と思うなかれ、マイノリティーへの貢献は計り知れない。

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a0064

4.0涙がとまらない

2020年9月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

全体的に重めなトーンです。

表現は嬉しいも悲しいも、どの場面も断定的にしていない印象でした。各々色んな捉え方ができるなと感じました。
ただそれが『?。意味不明!』と思ってしまうのではなく、ストーリーが理路整然としているからなのか『こうなのかな?』と各々の想像でみれる感じでした。

後半はずっと泣いていました。

目を背けたくなる場面もありました。
ですが今の時代に大切なメッセージが沢山入っている作品だとも感じました。
露骨に否定する大人が結構出てきます。
色々考えさせられました。

主題歌?なのか、ピアノのインストゥルメンタルは各場面にバチッと合っていました。

個人的には田中俊介さんが出演されていて感慨深かったです。めちゃイケで一番体張って頑張ってたよなぁと、懐かしく思い出しました。

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HalU

4.0ストーリーは、現代版「チャップリンのライムライト」です。でも喜劇仕立てではないけど。

2020年9月27日
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鑑賞方法:映画館

新宿のオカマバーで働く草彅剛のもとに、親からネグレクトされた「望まれなかった子供」が転がり込んできて、まったく愛情も何も感じていなかった草彅剛が、徐々に彼女との間に親子としての情愛が芽生えていくさまを描いた作品です。

草彅剛の演技も素晴しかったけれど、オーディションで選ばれたという主役の服部樹咲が、上手いのなんの。これは鑑賞する価値のある映画だと思いました。

ただ、現実には、いくつもの「決してありえない偶然」が重なって、ようやく成立している映画なので、だから本物の不幸な子供達にとっては、なんの救いにもならない作品ですけどね。(むしろ見せると反発するだけだと思う)

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お水汲み当番

4.5After in the dark

2020年9月27日
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マスゾー

5.0草彅剛の真骨頂

2020年9月27日
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泣ける

悲しい

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MB

5.0本当に観てよかった、胸を鷲掴みにされる映画。

2020年9月27日
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泣ける

あまりにも切なくて苦しくて、途中から涙が止まりませんでした。草彅剛さんの「役を生きる」演技が胸に沁み渡り、LGBTの方の想いや葛藤について初めて本気で考えさせられた作品です。新人の服部樹咲さんをはじめ、他の役者陣の演技も素晴らしく、未知の世界を垣間見られる映画の醍醐味を久々に味わいました。ずっしりと重いテーマですが確かな愛を感じることのできる、ひとりでも多くの人に観て欲しい作品。音楽や映像の美しさにも胸を打たれます。

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gawachi

0.5好きじゃなかった。

2020年9月27日
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鑑賞方法:映画館

単純

開始3分で刺さらないと分かった。

草彅剛の演技が好き。
『ホテル・ビーナス』では、こんな表情のできるジャニーズがいたんだーと驚いたと同時に震えました。

今回も期待して劇場に足を運びましたが、期待外れでした。

草彅剛の演技がとかではなく、単純に監督の描く人間が好きじゃない。

まず、トランスジェンダーである必要性がない。
子どもの踊る姿を見て、母性が目覚めるとか意味わかんない。
一果に才能が無ければ、見向きもしなかったんじゃないの?
自分の人生なのに、子供のためとか母になるためとか大そうな屁理屈並べて性転換しても、独りよがりでしかない。
子どもは犬や猫じゃないんだよ。

なんだろう。
登場人物に誰一人として大人がいないから、大人として子供に接してくれる存在がいないから気持ち悪い。

登場人物みんな自己中で自己完結しているのに虫唾が走る。

狭い世界の中で、狭い価値観に縛られて、ただ生きたんだな。

自分の不幸自慢ばかりして、生きる理由すら他人に依存する話だった。

称賛してるレビューも多いけど、私は好きじゃなかった。

人としてどう生きるのか、どうやって人と関わる、社会と繋がるのかって、性別は関係なくて、人間性だと思うんだ。

なんで、性的マイノリティーとか障碍者を題材とした作品て、「さぁ、泣け」って感動の押し売りをしてくるのか。

別に生きる世界も価値観も周りにいる人が違えばルールだって変化していくものなのに。何をもってして「普通」を定義してんだろう?自分の生きる社会が当たり前の普通だと思ってるんだろうか?
異常も毎日やってりゃ日常よ。

なんか、ほんと、好きじゃない。

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王様のねこ

5.0必見

2020年9月27日
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草彅剛という俳優の奥の深さ。この作品を見れば説明は不要。
内田監督の脚本も素晴らしい。
説明セリフは少なく状況の把握を演技で見せる。
新人の子は今後この作品の自分がライバルになる。この役以外できるのか?と心配になるくらい一果とはどういう人物なのか?を体現した。

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ダルメシアン07

4.0衝撃と感動。良くも悪くも胸を打たれました。

2020年9月26日
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泣ける

悲しい

文春に凪沙として掲載!など、触れ込みが多くて何となく興味がわき、コロナ禍になって以降実に半年ぶり?に映画館に行きました。
特筆すべきはふたつと思っています。
それは描写の生々しさと、息を飲むような演技力。

まずは描写の生々しさ。ロケットマン、窮鼠はチーズの夢を見るなどLGBTを描写した作品は昨今増えてきている印象ですが、これはその中でも随一のものがあると思います。
トランスジェンダーの苦しみ、『落ちたら落ちるだけ落ちる』リアルさからか、ひとつひとつの言葉の重みもずしりと来るものがありました。
正直、展開は生々しいゆえに優しさが少なくとてもハードな気がします。
バレエ描写も素晴らしいです。私はバレエはさっぱりですが、それでも美しい。美しさだけじゃなく、その裏の苦労などもしっかり描かれているのが好印象でした。

そして、演技力。前評判通りだったのは、主演の草なぎ剛さん。
ショーパブで働き、そして母として生きる草彅剛の女性らしさたるや。すごいのはショーパブのシーン以外でも、どんな姿になっても彼が凪沙であることです。立ち振る舞いをここまで女性らしくできるのか…彼の役者としての本気を感じました。
そして、一果役の服部樹咲さん。
ルックスは、誰が見てもすごくかわいいー!!とかでは、ないかもしれません。ですが、いえ、だからこそ一果であり、ルックスなんかではないバレエだけでもない彼女の内面から溢れる魅力のようなものを感じます。
バレエは言語のない世界共通の芸術ですが、そこから培われたのであろう表現力が遺憾無く発揮されているのだと思います。

終盤の展開は、少し物足りない、補完が欲しいという気持ちもあります。ですが結末を観客に投げるより作品としての答えをくれているので、後味が悪いわけではないと思っています。
題材が題材で、かつハードなのであまり万人受けするような話ではないかもしれませんが、私は好きです。

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燈田

5.0美しさと醜さ、これぞ映画

2020年9月26日
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泣ける

悲しい

幸せ

主役のおふたりは素晴らしい。
音楽も映像もストーリーも。涙。
ほんとうにありがとう切ない。
ちょっとわざとらしい演出がありますが。

ネタバレしない主義なので、どのシーンかは言いませんが、久しぶりに映画館で「ハッ」と声が出てしまったかも。それほど衝撃的でした。

最近はLGBTQの映画多いですね。
私はストレートですが、私からすると、、、
この映画は、
LGBTQの人=行きにくい=可哀想
という偏見がテーマになっているかと。映画なのでしょうがないかも知れませんが、差別や偏見にまみれています。ただ、ストーリー自体も偏見があるような気がします。

草なぎ剛はさすが。美しさもありながら、気持ち悪さもある。この主人公は女性としての美しさだけではないので。
そして、この映画は直視しにくいグロテスクさもあります。

また、いちか役も同じで、闇の部分と光の部分が入り交じります。

そういう清いものと濁っているものコントラストが良かった。

そしてなぎさは幸せだと思います。
自分の不運を嘆くだけではなく、他人の幸せを優先できたのだから。

ただの感動作とかそういう映画ではない。
そして、テレビドラマでは作れない。これぞ映画と思わせてくれた。

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だるまん

3.5草彅剛、特に後半は凪沙という役が憑依して完全に凪沙としか思えない。見事。映画の内容にはやや既視感があるが、草彅剛の名演とあの新人の女の子の存在感で心に残る映画となった。演出もなかなかよろし。

2020年9月26日
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モーさん

4.0自然体の演技

Nさん
2020年9月26日
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N

4.5素敵なダンス!

2020年9月26日
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一果頑張りました。
ラストシーンシビれました。
誰かなと思っていたら、新人さんなんですね!これからの活躍期待しています。

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かん

5.0マスク着用鑑賞で本当に助かった。

aさん
2020年9月26日
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もしマスクを付けていなかったら、シーン毎に吹き出す感情を、あそこまで人目憚らずに漏らすことは出来なかったと思う。もしマスクを付けずに鑑賞していたら、この映画から受け取る感情を必死に押し殺す必要があったから。シーン毎に溢れ出る心を、溢さず受け止めてくれた不織布マスクに感謝です。

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a

3.0本編が終わっても・・それぞれの愛故に

2020年9月26日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

事前の好評価レビューを受け期待し鑑賞したものの、余韻が酷く捉え方が大変難しい作風でした

映像化前提で作られた監督オリジナル脚本
その難役を演じて見せたキャスト人
関わったスタッフの方々
最高の評価は獲るべきことは当然ながら、人それぞれの考察は自由であるべきとも思う

彼女達が生きた世界は必然としてどこかに存在していて、その暗闇を見てしまったが為に、私は苦の感情を直球に受けてしまった
ですから、好きか嫌いかでは後者になってしまう
私は全編通し泣くことはありませんでした

ただこれだけは確か
彼女達は素直に生きたかっただけ
凪沙、一果 、瑞貴、りん、早織、、、
そこに幸せも不幸も見えない
あるのは見返りのない愛だけ
本当のところなんて鑑賞したものが心に秘めていれば良いのではないかと思う

最後に、一果役の樹咲さんのバレエシーンはとにかく美しく可憐でいて力強く、この作品を輝かせていた、ずっと見ていたかったです

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月子