「遅過ぎた擬似親子の愛情を描いた邦画。 本年度ベスト級。」ミッドナイトスワン イゲさんの映画レビュー(感想・評価)
遅過ぎた擬似親子の愛情を描いた邦画。 本年度ベスト級。
劇場で鑑賞出来ず、ずっと気になっていた作品。
アカデミー作品賞受賞作だったけどあまり心に響かず。
自分の苦手なネット配信で視聴だったのも作品に没入出来なかった理由のひとつかも。
やっぱり映画は映画館で楽しむものと再認識出来ました笑。
バレエが本作の軸になっているとは思わず。
草彅剛さん演じるオネエの凪紗が舞台でバレエを踊っているシーンが導入って感じ。
ある事情で広島の中学生の一果を預かる事になる展開。
孤独感がある2人。
お互いを受け入れない感じがら、一果がバレエを学びたい思いからアルバイトを初め、思わぬ事態になって行く感じ。
一果の同級生で唯一の友達、りん。
なに不自由の無い暮らしの中、一果のバレエの成長する姿に、絶対に何かあると予想するものの、予想を越える展開に。
その後、何も言及されないのが不思議?カットされてしまったのか、かなり気になります。
本作は草彅剛さんがメインと思いきや、一果が主役だったと言う感じ。
最初は誰にも心を開かなかった一果。
りんや凪紗に少しづつ心を開いて行く感じが印象的。
同時に凪紗の気持ちにも変化が現れ、ある決意で海外に渡る展開に彼女の決意を感じた。
本作では草彅剛さんが絶賛されている印象だけど、自分的には一果を演じた服部樹咲さんが良かった。
笑顔も無く言葉数も少ない出だしから、徐々に笑顔や言葉数が出てくる感じが素晴らしかった。
バレエのシーンも美しい。
後半は予想もしなかった感じだったけど、一果が一人立ち出来た感じで安心した感じ。
ネット配信での視聴はやっぱり自分には合わないかも( ´∀`)
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