コンフィデンスマンJP プリンセス編のレビュー・感想・評価
全364件中、81~100件目を表示
理屈抜きに面白い!
「コンフィデンスマン」の前知識なしに小学生の息子と見れそうな映画鑑賞ということでチョイス。
いやー、面白かった!
スピード、ストーリー、スケール、役者、どこをとってもこれぞエンタメ。
騙しあいがこの作品の肝だとしたら、もしかしたら緻密さ目当てだと物足りないかもしれない。
しかし、長澤まさみのリズム感溢れる演技と豪華すぎるゲスト出演陣は、仕掛けのスケールアップに大きく貢献し、最後まで飽きさせない。
サブになる跡取りをめぐる人間ドラマはやや取って付けた感は否めないが、それすら長澤まさみの魅力を引き立たせる要素のひとつ。
これぞエンタメ。見たらすぐ内容は忘れるが、難しいこと抜きに楽しければそれでよい。
何かと悲観的ないまこそ、もっと見られるべき作品。
2作目でも勢い衰えず
気軽に楽しめて良かった。
ドラマ未視聴、ロマンス編視聴済み。
毎度のメンバー、豪華ゲスト、笑い、涙、ワクワクありで娯楽としては分かりやすく、とても楽しい映画でした。
ロマンス編よりもゲストも衣装も豪華!
ただ、ロマンス編を観ていないと楽しさ減かも…。
ロマンス編を鑑賞後にプリンセス編を鑑賞されることをお勧めします。
ジェシーとスタァの出番が少なくて残念でしたが、ジェシーはとても良いスパイスになっています。
三浦春馬さん演じるジェシーが主役の「恋愛詐欺師編」とか観たかったな…と個人的には思いました。
今回のストーリーの準主役?のコクリ=ミッシェル役の関水渚さんを初めて知りましたが、若き日の宮沢りえさんに容姿も雰囲気も似ていてとても可愛かったです。
ロマンス編同様、「そんなに上手くいくわけないじゃん!」ってことはたくさんありますので、その辺り軽くスルーして観られる方なら楽しめると思います。
先が見えないワクワク感が少なかったなぁ…
前作よりもスケールアップ
TVドラマシリーズ、前作は観ています。
昨年亡くなられた三浦春馬さんと竹内結子さんの出演された映画という点でも観ました。
感想
前作同様に荒唐無稽さはありつつも、今作では人間ドラマの部分を強化して物語の説得力を持たせることで楽しませてくれました。シンガポールの観光地を次々と見せてくれる華やかな観光映画の様にもなっていて、舞台設定でも楽しめました。
今回のオチは前作やTVドラマシリーズの様な楽観的なオチではなく、共感できる予想外のオチになっていて満足できた。
三浦春馬さんと竹内結子さんの出演場面はコメディシーンばかりではあったものの出演場面を観ているだけで切なくなってしまった。
総評
前作以上に楽しいエンタメ作品になっていた。嘘つきチームのお届けする最高の嘘をお見逃しなく!
次回作である、英雄編も楽しみです。
最後に、三浦春馬さん、竹内結子さん、心よりご冥福をお祈りします。
リゾート気分をエンジョイ
映画はざっくり、ブロックバスター型とアートハウス型に二分される。と思う。
この映画を見ながら、ふと、日本映画のブロックバスターな娯楽作って、なんか少ないな──と思ってしまった。
わたしの、個人的感慨なだけ──かもしれないが、近年、日本映画っていうと、こまっしゃくれたアートハウスだらけ、のような気がするのである。
日本映画+アートハウスとなると、俗物のわたしはたいてい吠える(=けなす)ことが多いので、さいきん振り返って、吠えてばっかりだったなあ──と思ったからだ。
ブロックバスターであれば、けなさない──わけではないが、ブロックバスター型であれば、まず映画監督自身の気取り/驕り/箔付け/承認欲求はない。それだけで、けなす要素は激減する──わけである。
まあ、持たざる者が、歯ぎしりをしている、だけのことである。
ただし、とくに映画好きというわけでもない一般人/労働者までをターゲットした娯楽映画が減っている(気がする)のは事実で、映画は「とくに映画好きというわけでもない一般人/労働者」のための娯楽であってほしい。なんてね。
コンフィデンスマンJPは、キャスト・スタッフ結集した、ブロックバスター娯楽作であり、基本的に文句はありません。
が、このシリーズをひとつ見て、ふたつ見て、みっつも見れば、どう展開するか、あるていどわかる。
ゆえに、後出しジャンケンなのは、わかっているので、安心して見ていられる。
しかし、それが安心なのか、退屈なのか、ここまで至ると、自信がなくなってきた。
だけど天才古沢良太が書いている楽しいシリーズで、お金もかかっている。
万事逆転するのが、お約束になっていたとはいえ、リゾート気分をエンジョイしたのは確かです。
ただ、この編でもっとも、心をざわつかせたのは不倫と死だった。
不倫した人、亡くなった人が出演していて、その蝟集に、なんとなく因果のようなものを感じてしまった。
現代ではSNSが普及していて、赤の他人である、有名人にさえ、コメントができる仕組みがある。
だが、そのゆうめいな彼/彼女にたいして、コメントをする前に、胸に手をあててみると、心の声が「おまえに何の関係があるの?」と言っているのが聞こえる。──わたしには聞こえる。(映画レビューをするときは「おまえに何の関係があるの?」が聞こえないんです)
他人様の不倫は、わたしに、なんの関係もない。
加えて、わたしは何人ものインフルエンサーの、有名人の自死から憂国へ論理展開する意見を見聞きした。
けっこう幾つも、あった。
かれらは、俳優たちの死が、日本国のカオスをあらわしている、もしくはカオスに突き進んでいる──という論調を持っていた。
ほんとにそうだろうか?
わたしは関係がないとおもう。
けっきょく、不倫も死も、一般人であるわたし/あなたには、なんの関係もないのに、この編には、かれらがまとまって出演しているゆえに、なんとなく、それを意識せずにはいられなかった──のだった。
日本人が日本映画を見るばあい、なんらかの先入観/負荷/バイアス/フィルターが不可避になる──ことがある。
俳優たちの因果と、新型コロナウィルスも重なり、俗物としては、なんとなく、シンボライズしたくなる映画だった。わけである。
しかし、ただの映画である。
個人的には「後出しジャンケン度」が大きすぎた。
編が進むたび、後出しジャンケン度が、過剰化している。と思う。
なんていうか、ほとんど、じつはこうだったのですよ──で面白味をかせぐ映画になっているんじゃなかろうか。また、じつは死んでなかった──ってのは反則の領域ではなかろうか。
──とは思ったが、それがクソリプみたいな理不尽な感想だってことは、わかっている。
お金をかけ、しっかり作られている映画であり、すなおに楽しめました。
いい映画。今となっては残念。
痛快などんでん返しの連鎖。笑って楽しめる騙し合いムービー!!
【賛否両論チェック】
賛:ヒロイン達の丁々発止のやり取りが、コミカルで観ていて楽しい。待ち受けるどんでん返しの数々も、非常に痛快。
否:登場人物がかなり多いので、やはり予備知識はあった方がイイ。展開もお約束の超ご都合主義。
劇中でも適宜、超簡単に説明はしてくれますが、最低限前作の劇場版の知識はあった方がよさそうです。
長澤まさみさん演じるダー子の魅力が、今回も炸裂している本作。仲間達とのコミカルなやり取りには、思わず笑ってしまいます。個人的には、
「桑田とMATTより似てるわ。」
ってボソッと言うのがツボでした(笑)。
そんな中でも今回は、新たに加わった少女・コックリが、ダー子と共に修羅場を潜り抜けていくうちに、次第にたくましく成長していく姿も、また見どころの1つでもあります。ダー子がコックリに語る、
「私達は何にでもなれる。なりたいと思ったものになれる。」
という言葉に、コンフィデンスマンの神髄が表れているような気がしました。
そして本作の魅力といえば、何といっても最後に待ち受けるどんでん返しの連続です。あまり言うとネタバレになってしまいますが、今回も
「おっ!そう来ましたか!!」
と思った先に、
「えっ!そっちもですか!?」
なーんて痛快なラストが待ち受けています(笑)。
展開はご都合主義満載な感もありますが、あの三浦春馬さんのお姿も観られる貴重な作品でもあります。是非皆さんでご覧になってみて下さい。
江口さんがとても良かった
また、してたやられた!
関水渚の記念碑となるか?
面白くても三浦春馬さん、竹内結子さんの事が…
全364件中、81~100件目を表示