「成田凌、岡田健史のひたむきな姿に好感」弥生、三月 君を愛した30年 大塚史貴さんの映画レビュー(感想・評価)
成田凌、岡田健史のひたむきな姿に好感
人気脚本家・遊川和彦のオリジナル脚本による第2回監督作。波瑠と成田凌が演じる男女の出会いからの30年間を、3月の出来事だけで紡いでいく恋愛ドラマ。
成田の年の取り方というと語弊があるが、演技設計に無理がなく素晴らしい表現力といって過言ではないだろう。
生きていれば楽しいことも辛いことも色々あるさ、ということを如実に物語っているが、少しだけ残念だったのはこの設定に災害を盛り込むことに違和感を覚えざるを得なかったことか。
個人的には岡田健史の懸命に役を生きようとするひたむきな姿に好感を抱いた。
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