461個のおべんとうのレビュー・感想・評価
全91件中、61~80件目を表示
たかがお弁当、されどお弁当。
最近、こういう家族ものの邦画が好きで評価が高めになります。
こういうほっこりする映画って、日本映画の御家芸ではないでしょうか。
息子との約束を守るため父親が高校3年間おいしいお弁当を欠かさず作る単純な物語ですが、たかがお弁当、されどお弁当。お弁当が繋ぐ親と子の絆が素敵でした。
サイドストーリーの虹輝とひろみのピュアな恋の物語も微笑ましい。森七菜さん、かわいいですね。
ライブシーンも良かったです。
つまらなかった
実際の思春期の子供を持つ親御さんの人生なら、もっと夫婦で葛藤したり、親子間で葛藤したりすると思う。なんか説明もなく離婚したり、子供が質問してるのに向き合わず軽く流したり、パパは子供が好きなのではなく、弁当作りをしている自分が周りに評価されてるのが気持ちいいから弁当作りを日々自分に課しているだけに見える。弁当しか見ていない、子供の成長を見ていない。弁当作りが終わって、余裕が出来たのかやっと子供の身長が伸びた事に気づく親って何?子供に対する思いや感情はないように思えた。何事も中途半端な自分が弁当作りを続けられている事に酔っていて自分の事が好きなだけに映る。弁当にだけではなく、子供にももっと向き合って欲しかった。バンド(仕事)に対してもなんか趣味でやってるのってくらい熱さを感じないし、インタビューもダラダラ喋って、会議も適当に参加、周りのバンドメンバーも適当な人達で、弁当以外は全てなーなーなパパが全然魅力的じゃなかった。親であれば子供の為に仕事も真剣にやって欲しかった。弁当作りが仕事になってしまっている。あれでは親ではなく弁当屋さん。ママの葛藤を映画にした方が面白かったんではないだろうか?
とにかくずーと平坦なストーリーです。周りの人も自分もずっとあくびをしていました。途中で帰ろうかと思ったけど、面白くなる事を期待して最後まで観ました。が、結局何もなく、途中で帰れば良かったと思いました。本当は魅力的なパパなのかもしれないけど、映画の作り方が下手すぎて人の魅力をちっとも出せていない残念でもったいない作品。
悪くは無いけど
演者なのか? 事務所に対してなのか?
ミュージシャンという設定からなのか?
PVシーンが幾つかあるけど
タイトル前のPVシーンに尺を取るなら
回想で済ませた成長過程をもっと見せれば
後半に生きる気がします
後半救われるのは同級生の演技ですかね…
森七菜の表情や演技でもっている
途中の福島や原発や東日本震災を思わせるカットが
ありますが、上部だけの扱いなので
この人はなんで? という感情です
そこを示すならPVカットを落としてでも
表現するべきだったと…
最初から弁当が整っているのも
違和感かな…
彩りの赤い梅干し
イノッチ主演ということで鑑賞。
見るまいか見まいまいか迷っていたくらいなので、そこまで期待はせず。
予想を上回りました。
ほっこりするすごくいい映画に仕上がっていました。
やっぱり、ご飯の映画はいいもんだな〜
長年連れ添った妻と離婚をし、息子の虹輝(道枝駿佑)と2人で暮らすことになった一樹(井ノ原快彦)は、高校生になった虹輝に対して毎日お弁当を作るから毎日学校に行けという約束を交わす。
イノッチが料理→お弁当を写真に撮ってインスタにアップ→道枝が学校で食べる...の3連発で見事にお腹が空き、なんだか料理がしたくなった。こんな風に楽しく料理が出来たら幸せだな〜
ライブの演出、楽曲ともにすんばらしい。
普通にいい曲だらけでした。一回目のライブでの曲はめっちゃ好みでしたね。
料理も作りたくなる、ギターも弾きたくなるはで個人的にはいい影響を与えてくれた気がします。
主演のイノッチ、道枝駿佑はもちろんの事、友人役の森七菜,若林時英や家族にあたる倍賞千恵子や坂井真紀など出演者全員とてもいい演技だった。
道枝に関しては、今作で初めて知ったのだが中々良かったなと。これからが楽しみですね
森七菜は相変わらずホントにいい役者だなぁ。まだ3作品しか見たことないが、どれもすごく印象深いです。
The・高校生みたいなストーリーで、言っちゃえばありがちな展開。しかし、付箋で遠回しに恋愛について伝えたりする姿やインスタにはホッコリ。エンドロールではホロリと泣けました。
しかし、劇中に2回ほど出てくる「もっと詳しく話した方がいい?」という場面。流さずに話してくれよ!と思いました。離婚に関してはホントによく分からない
上の文と繋がるんですが、心情の変化の描き方が少し下手くそかな。何故思いを寄せているのか、何に惹かれたのか。それがあったらもっと感動したし、よりいい映画になっていたと思う。
白米のように何もしないと何も味がしない人生。
希望の光卵焼きだったり、個性の緑そら豆だったり、色々あるけれど、やっぱり情愛の赤梅干しが1番大切だ。愛があるだけで人生は彩られる。
おべんとうと人生は通ずるものがあるのかもしれないね。
月イチペースぐらいに見ているご飯関連の映画。
その中でも去年公開されてかなり評価が高い、「今日も嫌がらせ弁当」が今作と似ているとの事だったので見てみようかしら。
穏やかでほっこりする作品
松本穂香主演の「みをつくし料理帖」と同じく、観るとお腹のすく映画である。「みをつくし料理帖」が時代考証を踏まえた料理づくりだったのに対し、こちらは現代劇で、おべんとうという制約はあるものの、比較的自由自在に作ることができる。フードコーディネーターの腕の見せ処であり、主人公鈴本一樹を演じた井ノ原快彦が練習の成果を発揮するシーンであった。
卵というのは万能の食材で、至る処で使われるし、どんな食材との組合せでもそれなりに美味しい。ハンバーグやトンカツにも使われるし、お菓子にもたくさん使われる。最近はTKGなどと言って、そのままご飯に割り落として食べる昔ながらの食べ方が見直されている。しかしなんと言っても玉子焼きとオムレツだ。最も卵のそのままに近い料理でありながら、最も作るのが難しい料理である。はじめのうちはテフロン鍋で焼いていた一樹お父さんも、こだわりが高じて銅鍋に手を出す。銅鍋で作る玉子焼きは大変に難しいが、テフロンに比べて熱伝導がいいので短時間でホワッと焼ける。その食感の違いに、使い方が難しくても後戻りできない。ちなみに当方の卵と玉子の使い分けは、材料は卵、料理は玉子の漢字を使っている。
さて思春期は自意識の肥大に理性が追いつけなくなってしまう年頃で、本作品の虹輝のように高校入試を失敗してしまうと人格が崩壊してしまう例もある。当方の知り合いにも高校受験に失敗して自殺した女の子がいた。普段はそんなふうに見えなかったので衝撃を受けたが、真相を確かめる術がなかった。
本作品の虹輝は割と弾力的な精神性の持ち主で、親に反発する部分と尊敬する部分を合わせ持ち、それを自覚している。精神的に余裕があるのだ。だから自殺したり自棄になったりグレたりすることなく担々とやり直しの努力ができる。その余裕は親が経済的に切羽詰まっていないことと、既存の価値観を押し付けず、好きなことをとことんやれという自由主義的、個人主義的な教育方針であることから生まれていると思う。
しかしそれでも思春期だ。自分の人生を生きるのは自分しかいないという覚悟がいまひとつ出来ていない部分がある。後押しをするのは親の役目だが、ともすれば価値観の押しつけになるところを、何も言わずに弁当を作り続けるところが素晴らしい。虹輝にとってゴールのないマラソンのように見える将来だが、走り続ければ見えてくる景色もある。結局は本人の足で走るしかないから、親は自分の価値観で風を送るより、倒れないように横について並走するのがいい。それが親の優しさであり愛情だと思う。
井ノ原快彦は普段着の人間を演じるのがとても上手い。アド街ック天国の司会をやっている雰囲気と殆ど変わらないのがいい。虹輝を演じた道枝駿佑は歌が上手い。思春期の少年は自意識にとらわれすぎて、逆に無表情になる。しかし納得したときはとても元気に笑顔で返事をする。その落差がそのまま物語のメリハリになる。なかなか気の利いた演出だと思う。森七菜は最近あちこちで見かける。物怖じしない演技は今後も期待できるだろう。
本作品には一樹お父さんの愛情が満ちていて、それがお弁当の形をとって出現する。「みをつくし料理帖」ではごりょんさんが「料理は料理人の器量次第」と啖呵を切るが、お弁当も、食べる人のことを思う作り手の愛情次第なのだろう。抱えきれんばかりの愛情を漸く受け止めた虹輝は、感情が溢れてもう泣くしかない。全体に緩やかで穏やかでほっこりする作品だった。ああ、お腹が空いた。
まったりほっこり
離婚したシングルファザーが高校生の息子に毎日お弁当を作る話。
うん、それだけ、笑。
あんまり説明も少なめな感じもあり、突っ込みたくもなるが、それが逆に重さを無くして作品としてふんわり仕上がってるかなという気はする。
思春期の子供と、自由な親父をつなぐあったかい弁当。それだけでなんかまったりほっこり幸せ。
俺はお弁当って冷めてるしちょっとベチャってしてるし、あんまりおいしいと思えず、そんなに好きじゃなかったんだけど、毎朝作ってくれてた母親に改めて感謝する気持ちが湧いた。
道枝くんはなんかカッコいい、どう成長するのか楽しみな俳優。あの体型でダイエットするのはどうかと思うが、笑。
そしてやっぱり森七菜最高。ほんと役柄によって年齢がちゃんと変わって見える。高校生らしくかわいかったー
人はやっぱり美味しいもの食べてると無条件に幸せで、それでなんかうまくいく!って思える気持ちはなんとなくわかる気がする。いのっちの軽いノリ、ちょっとムカつくけど、元気も出ました、笑。
さぁ美味しいものを食べて頑張るとしよう。きっとうまくいく。
全然関係ないけど、高校3年間って461日しかないの?少なくない?
お弁当の映画じゃなかった(笑)
単なるフードテロの作品だと思ってたんだけど親子愛を中心とした感動作でした!
出だしで「この映画はお弁当を作る作品でそれ以上も以下でも無い」みたいなメッセージが出るんだけど偽りあり(笑)
それ以上の作品で満足度は高め!
井ノ原さんの演技が予想以上にとても良いのに加え、歌もギターも当然ながら上手い。
ライブシーンも長めでバンド映画の要素もあって良かった。
当然ながらお弁当は全て美味しそう。
料理を作るシーンも手際が良く、観てるとお腹が空いて来ます(笑)
学校でお弁当を食べるシーンが微笑ましくて学生時代に戻りたい(笑)
鈴本親子の恋愛ストーリーも良い感じ。
息子役の道枝駿佑さんイマイチな感じだったけどラストの歌はメッチャカッコ良かった!
ライブハウスで森七菜さんに洋服を摘ままれてみたくなったのは自分だけでしょうか( ´∀`)
お弁当つくってみたくなりました
お弁当ってテーマに惹かれて鑑賞。
「今日も嫌がらせ弁当」が面白かったので。
篠原涼子のと比べちゃうと、こっちは父と息子で画に華はないしストーリーに起伏もない気がしたけど…だから比べるのは止めよう!
お父さん、最初から料理上手くてビックリ!しかも卵焼きは最後の方はレベルアップしてたみたい。あと、形から入るタイプとお見受けした。弁当箱全部でいくつ買った?高価なのばかり…と見てて面白い。
帰りに、「お弁当はワンパターンでいい」とゆう今流行りのレシピ本を購入してしまいました。
(映画のお弁当もワンパターンに近い気がした)イノッチを励みに思い出し、作れたら良いなと。
癒された。
オープニングの曲がイノッチの声と映像と相まって素敵で、あたたかさというか、これからのストーリーを安心してみれる太鼓判を押してくれているような感じでした。
ただ、冒頭の井ノ原さん、KREVAさん、やついさんが一緒にいる場面はとても違和感を受けました。
それぞれ既に『個』としてイメージが確立しているからなのか、バンドの一体感が感じられませんでした。
ストーリーには影響しないのでそのうち気にならなくなりました。
何もない凪のような話かなと心配したけれど違いました。特別なことが起こる訳ではないけれど十分面白かった。
井ノ原さんのご自身から滲み出る明るい演技が効いているし、道枝くんもナチュラルな演技がとても良くて、仮に何にもない作品と位置付けるなら最高峰だと思いました。
最後は泣けるし、ちゃんと面白かったです。
そして一番は癒されました。この時代にベストな作品と感じました。
井ノ原さん道枝くんの歌も二人の声質が合っていてハーモニーが綺麗で。
個人的にオープニングと主題歌は好きです。
虹輝の友達いいヤツ!高校生であのレベルは虹輝より数回多く人間に転生している。
居酒屋の、二人が食べるピーマンもとても美味しそうで。音も特別に録っているのな、ピーマンAMSRです。
余談、舞台挨拶付きを観賞したのですが、井ノ原さんがスゴかった。
井ノ原さんが話を回していて進行の人が殆ど仕事をしてなく異常事態に笑ってしまいました。
終盤道枝くんからのメッセージを受け、感極まっている井ノ原さんは心配になるほどピュアで、『イイ人』が溢れていていました。
本当に皆から愛される方。
癒されたのは確実に井ノ原さんがいるからこそなのだと思いました。
イノッチ良かった
離婚したミュージシャンが高校生の息子に3年間弁当を作り続けた話。
親子、友達、仕事仲間、の繋がりと各々の関係性が良くなっていく所が見所かな。
イノッチが良かったが、他にも映美くららが綺麗、森七菜は可愛い、阿部純子は魅力的、道枝駿佑は成長が見れた。
ほっこり出来る作品です。
おべんとう
おいしそうでした。学生の頃ずっと作ってくれていた母に感謝です。
悪い人がいなくて、優しい気持ちになれました。
いのっちのパパよかったです。父と息子、息子と友達とお弁当を通じて絆を深めていくところもほっこりしました。
いま観たいなと思える映画でした。
全91件中、61~80件目を表示