「さよなら絶望」すばらしき世界 ONAKAMAさんの映画レビュー(感想・評価)
さよなら絶望
タイトルから皮肉モリモリな作品でした。
希望が見えたと思ったら絶望が始まり、希望が見えたら絶望が始まるという繰り返し続ける簡単に言ってしまえば地獄映画でした。世間が悪と見る暴力は、守らなければならないといけないと思う正義感が先走った結果の行動で、必ずしも悪ではないし、かといって悪事を見過ごすことは自分を守るためであり、こっちも悪ではないなと思います。見事に善と悪を突きつけられました。
少しでも優しくされたら、自分も優しくされたように感じるのも痛い気持ちになりました。
死亡フラグを高速建築し、ラストまでも絶望に満ちてしまっていたのはスッキリしなかったので惜しかったです。
良い作品でした。
鑑賞日 2/17
鑑賞時間 12:35〜14:50
座席 K-20
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