「自分自身、想像を越えた大号泣の巻でした。」お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方 katoki-chanさんの映画レビュー(感想・評価)
自分自身、想像を越えた大号泣の巻でした。
私は5月21日にこのお終活を鑑賞しに行きました。その経緯に至った理由と致しましては、ボイメンさんの水野さんの俳優業の顔というものをスクリーンで拝見したかったという事と、今現在の自分自身がお終活というワードに興味津々であったという事であります。まぁでも蓋を開けて見ればキャストの方々が豪華絢爛でありますよね。鑑賞して日にちは経過しましたが、ほんと鑑賞していい事だらけのように思っています。お終活の概念というものが大々的に変わったのと、長年連れ添って生きている夫婦像という素敵さに胸が熱くなりました。個人的な事なんですけど、私自身は離婚を経験している身であるので、ご高齢のご夫婦を拝見すると凄いなぁって感じるんですよね、まぁ自分の親を含めてそうなんですけどね(笑)なので映画館に行った時にもご高齢のご夫婦の方を沢山見かけて素敵だなぁって感銘を受けるといった感じでありました。きっと私は観点が全然違うものであって、端的にお終活というものを深掘りしたかったと言いましょうか知識を得たかったんですよね。以前に小脳梗塞で突然倒れまして、それを機に人生観が360度変わりまして年齢関係なく生きていく上でやはり死というものは隣り合わせなんだなぁって強烈に感じているんですよね、なので個人的に大原さんの奥様の異変というものは、まさに自分が経験していた事なので、とんでもなく泣いてしまいました。ほんと辛くて怖かったので悲しくて仕方がなかったです、もうその辺りからずーと泣きながら鑑賞していました、私は。あと大原さんご夫婦の馴れ初めの歴史は物凄く感動致しました。それに加えて財津さんの音楽が耳にこだまして響き渡った時にはもう大号泣でありました(笑)この映画を通じまして改めて命の大切さを再び返り咲く感じもありますし、葬儀社さんのイメージていうものも変わりました。寄り添ってくれる頼もしい方々なんだなぁって思いました。人間誰しも終着点は同じであって、お終活の道というものは通る道だと思うので観て損はない映画ですし、私個人は観て良かった映画だと心底に感じています。何か色んな事が走馬灯のように駆け巡りました。感情移入したり、今、天国にいらっしゃるご先祖様たちの事が浮かび上がったり男脳と女脳の違いというのやらも勉強になりましたし、各々が繰り出す夫婦感の愚痴であったり爆笑シーンもてんこ盛りでありました。ほんと自分全土で全力で堪能する事が出来る映画でありましたし、掲げてあった通りの笑って、泣いて、ためになるといった言葉がダイナミックにマッチングしています。素敵な贅沢な時間を味わう事が出来て、とてもいい思い出作りが出来た感覚であります。ほんと老若男女色んな方々に観て欲しいですね。絶対に何か大切なものを感じさせてくれる映画だと思います。