劇場公開日 2020年6月5日

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ドロステのはてで僕らのレビュー・感想・評価

全89件中、1~20件目を表示

3.0制作費いくらだ!?

2024年12月22日
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鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

幸せ

『リバー、流れないでよ』が超ツボったので観ました。
ほぼ同じ系統だから新鮮味はなかったなあ。というか劣化版に見えてしまった。
こちらの方が先なのに。。

しかしあれも低コストだったが、これはさらに金かかってなさそう。(笑
アイデア次第で面白いものは作れるのだよ、という演劇の力を見せつけられた。
一方で「映画でなくて演劇でやればいいんじゃね?」と思った。

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momokichi

4.0未来は変わったのだろうか?

2025年10月13日
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鑑賞方法:VOD

笑える

知的

斬新

ヨーロッパ企画の映画は、以前に「リバー、流れないでよ」2023年を観ました。
今回の「ドロステのはてで僕らは」は2020年公開の映画だそうです。
ヨーロッパ企画と言えば、タイムパラドックスもの。
「リバー流れないでよ」も面白く拝見。
いったい何回、階段を上がり降りするのかよ?と、心配になる穂ほどでした。
この映画は、カフェのオーナーが自分の部屋のテレビに自分が写っていて、
驚きつつ会話するところから始まります。
それが未来(2分後の)を写すテレビで、2回のマスターの部屋と
一階のカフェの店員、お客巻き込み、
更にテレビを持ち運ぶことで、更に複雑になっていきます。
そして隣に入っている理容室の経営する女性(藤谷理子)をマスターが
気に入っていて、自分のライブコンサートに招待したことから、
理容師の女性も巻き込まれてしまう。
単純なようでいて、アイデア豊富です。
5階のヤクザ事務所路の組員も参入。
理容師の女性が拉致されたことから、マスターの武勇伝につながる。
ケチャプやシンバルの小道具の使い方も絶妙。
ラストでは時空局が未来から訪れて、あり得ない展開へ。
巧妙にラブストーリーに落とし込むあたり絶妙です。
「リバー、流れないでよ」とはまた一味違うところに
タイムパリドッグスものの奥の深さを感じました。
技アリの、面白さでした。
なにより爽やかな香りが素敵です。

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琥珀糖

4.5面白い撮影方法

2025年10月6日
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鑑賞方法:VOD

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楽しい

知的

昔観た「リバー、流れないでよ」のキャストと同じ人が沢山出ていたので、懐かしい気持ちになったのと同時に、こうしてみんなで一つの作品を作り上げるって良いなぁと思いました。
(本作はリバーより前の作品だそうです)
ヨーロッパ企画の映画は、まるで舞台のようなライブ感が楽しめるので、こうした裏側にまで想像が及びやすいです。
そういう意味では、映画として観るより、収録された舞台として観る方がしっくり来るかもしれない。

タイムテレビの絡んだ時間軸はどんどん複雑になっていって、観ている方も何度も頭がこんがらがりました笑
本当に面白い撮影方法をしているので、新感覚の作品体験が出来ると思います。
おすすめです。

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Omi

3.5荒削りだか面白いテーマ

2025年8月24日
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鑑賞方法:VOD

笑える

単純

タイムテレビのみでよく話展開させたな

面白かったわー
中盤が同じようなことをしてて若干冗長に感じたが
全体の時間としては短めでまとまっているため、それほどダレなかった

細かなとこは気になるが娯楽として良かった!

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魔星

4.0天才

2025年8月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

驚く

こんな設定よく思いついたなーと感心しました。
の割に、未来から来た時間警察(?)や一時的に記憶を消す薬はしょぼい所が面白すぎ。

TENETより全然こっちの方が好きです!

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YOTSUBA

4.0おもしろかったー

2025年6月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

斬新

ドキドキ

リバー流れないでよ は視聴済み
不思議なことから ちょっと頭を使って
最後は リバーと同じく
で、なるほどね

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きなこ

3.0なるほど?

2025年4月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

辻褄が合っているかどうかは分からんが考えていることは天才的だと思う。
シンプルなんだけど理解出来てそうで出来ていなさそう。

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ニックネーム

4.0たった2分間のタイムループ!?

2025年4月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

怖い

幸せ

タイムループものは散々量産されており、さすがにもうネタ切れかと思いきやこんなタイムループものがあったとは。

ただまあこの映画は設定上は、先へ先への未来が続くので、そこまでタイムリープの繰り返し感は薄いっちゃ薄い。

当時コロナ禍での上映だったことも禍いしてか、そこまで弾けなかった印象だが、
このジェットコースター感はそうは味わえない。あの「カメラを止めるな!」と引き合いに出されるのも頷ける。

ときに、日本国外で高く評価され多数の映画賞を受賞しているが、日本国内での受賞はゼロ。
まさに日本映画界の恥部が滲み出ている。

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ガッキー

4.0めっちゃ好みな作品だった

2025年3月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

こういうの好きだけど、かなり好みは分かれそう
つまらないと言う人の意見も正直分かる
でも自分は好きでした(舞台とか好きだからかなぁ)

メッセージ性や何か大きなものを求めて見ることはオススメできない
あと難しい設定だけど深くは考えない方が楽しめるかなぁ
雰囲気とか好きでしたしクスクス笑いも

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すなぎも

3.52分後、4分後、6分後、8分後、、、

2024年12月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

単純

「リバー、流れないでよ」が面白かったのでこちらも鑑賞

まずストーリー自体、今までにない発想で面白い
70分間ワンカットに見えるので臨場感がある

ただ序盤は同じ展開の繰り返しなので少々飽きてしまったのがマイナスポイント

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Fun

4.5これを思いつける人間でありたかった

2024年11月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

芸人を志してたこともある自分ですがたくさんの才能に嫉妬してきた人生でした。
音楽界もそう、M1王者たちもそう、色んな人に嫉妬してあいつみたいになりたいなと思いました。
それが全て覆されるほどこの映画には大きな衝撃をうけた。
この発想が出来ればもう他に何もいらないなとそう思えるほどやられたーって思えるそんな映画でした。
まぁ見てみなよ

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みっちぇる

4.0全編ワンカットに見えちゃう不思議

2024年11月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ビルの中、未来(一階)と過去(二階)を行き来するSFコメディ。
ループや、2分間の縛りがのちの「リバー」を感じさせますね。
そしてやはりというか、すごい舞台っぽいです。
絶対編集してるんですが、何となく観てると全編ワンカットに見えちゃう不思議。
何と言っても脚本が素晴らしい。時間を弄ぶようで観ていてワクワクさせられました。
あとテンポが抜群に良いですね。
それと出演者のキャラが皆やたら立っていて、その会話劇だけでも面白い。それと藤谷理子がやはり可愛いですね。
1時間10分というコンパクトな尺も、アラが目立たないちょうど良い感じでした。何となくハッピーになるラストも嬉しいですね。
バレーボウイズの楽曲も最高にあっていました。
エンドロールで知る裏側はその手作り感が逆に暖かい。
アイディアが際立った、とても素晴らしい作品でした。

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白波

4.0配線がやたら長い…

2024年11月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

舞台までは観た事有りませんが、ヨーロッパ企画の映像作品はかつて放送された深夜のTV放送含めて観てまして、劇団のゆるーい雰囲気がとても好きです。

時間軸ズレ系ゆるSF

が、劇団(脚本担当上田氏)の得意分野なご様子ですが、本作品は正に正に!
観客すらこんがらがりそうな2分間の時間軸のズレ、エンディングのメイキングシーンで、やはり上田氏が脚本?に設計図的な書き込みを膨大に書いてました。

時間軸系のオチは昔から"それ系パトロールな方"が出て来て…になってしまいがち、「リバー、流れないでよ」もでしたが、オチにもうひと工夫欲しかったですね!

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ヒロ

4.0ストーリー構成の超絶(ややこしい)技巧

2024年10月16日
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鑑賞方法:VOD

山口淳太監督、ヨーロッパ企画のオリジナル短編『ハウリング』のリブート作品。

【ストーリー】
カフェ店長のカトウは、客の引けた店を店員のメグミにまかせ、店舗二階の自室でギターを弾こうとピックをさがす。
すると据えおきのモニターから、自分自身が語りかけてくる。
「よう。俺、2分後のお前」
なんと店舗のモニターと部屋のモニターは、2分の時間差でつながっていたのだ。

永遠の自己言及ドロステ効果(フラクタル構造的なやつ)をその名に冠した、ヨーロッパ企画らしい、舞台演劇のようなつくりの日常SF。
キャラクターもドラマも軽いながら、展開はめちゃくちゃよく練られていて、これは凄いなあと思いました。

考えただけでも面倒なこんな長撮り演技にたえうるキャスティングは、劇団ならではの強み。
画面のあっちとこっちの会話タイミングとか、本当どうやって撮ったんだろうと思うややこしさ。
最後はきっちり伏線全部片付ける巧さも、演劇ならではですね。
あ、個人的な評価ですが、ほとんどの国内の実写映画よりも、演劇の方がシナリオ巧いと思ってます。個人の感想なので、反論は絶賛受けつけます。
ただ、画面づくりに関しては、もう少し高級感があったほうがいいかなあ。
全体的に、テレビのスペシャルドラマよりも安っぽいので。

上映時間も70分とほどよく短めで、サッとなにか見たい時なんかにぜひぜひ。

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かせさん

3.0深く考えたら負け

2024年10月11日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

「リバー流れないでよ」から来たけど
ここでも2分だったのかとニヤリ。
劇団らしくほぼワンシチュエーションで、
舞台っぽい芝居で描く小品って感じ。
あの合わせ鏡って画質から言うと見えるのは
せいぜい6分後くらいじゃないのかななんて思ったりした。

それにしても映像と声がズレてるっぽかったけど何だったんだろう。
演出かと思ったけど違うみたいだったし…。

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mar

3.5”2分”が絶妙でいいよね。

2024年10月10日
PCから投稿

撮影中、楽しそうに映画作りしているんだろうなぁ。
と、思えるあたたか~い作品でした。
出演者もみんな普段から仲良しなんだろう。
アイデアもみんなで出し合ったんだろう。
大変な撮影もあっただろうが楽しかったんだろう。
と、見終わった後思えれば
それだけで価値のある映画でした。

合わせ鏡のようにモニターを置けば、
理論上、遠い未来も見えちゃう…。
そこから物語は進むんですが、
私はそこは「否」です。

せっかく”2分”という設定にしたなら、
2分で何ができるかだけを追求したら
むちゃくちゃバカバカしくて面白かったろうに。
1階と2階の往復だけで疲れちゃうとか、
2分後を見逃しちゃうとか、
2分じゃ何も起きてないとか…。

ついついモニターを運ぶシーンで
「ケーブル長くない?」って
思っちゃいました。
一言一句同じセリフや動作を
しなくちゃいけない。というのも
違和感ありました。
最初の方で、「怖くて違う台詞言えないよ!」とかの
くだりがあれば、”舞台演技”も納得できたのに。

延々と舞台演技が続いた後(否定的ではないですよ)
ラストの二人の会話シーンが、とても良かった。
床や階段で寝ている仲間を気にもせず、
せっかく生まれた二人の時間を楽しむ。
未来を変えてでも作りたかった時間だもの。

あたたか~い最後で良かったです。

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にゃろめ

4.070分堪能

2024年6月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

知的

イヤー面白かった

70分尺も良かった

長いと矛盾とか出てきそうだし。

途中、藤子不二雄先生漫画的と思ったら
最後の方に、短編集の話があった

エンドロールで撮影風景が流れていたけど、
携帯で撮影できるの凄いね

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seiyo

3.5モニターを通して2分後の未来とつながるのはおもしろく、どうなるのか...

2024年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

モニターを通して2分後の未来とつながるのはおもしろく、どうなるのかわくわくした。
ただ、店とマスターの部屋を行き来しているだけなのに過去や未来の自分たちと鉢合わせしないのはなぜだろう。

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省二

4.5藤子・F・不二雄イズム

2024年5月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

幸せ

2分先の未来と繋がったモニター。スゴイはスゴイけどたった2分じゃなぁ〜というところから、その小さな可能性をドンドン広げていくアイディアが最高です。

舞台演劇調の脚本と演技に初めは違和感がありますが、アイディアの素晴らしさに引っ張られて直ぐにそんな事は気にならなくなります。

未来を知ることができる驚き、惑い、興奮、そして不安。登場人物達が抱く感情がどれも無邪気で小市民的なのがいいのです。
特になまじ未来を知ってしまったがために、その未来が示す通りの行動をしなければならないという強迫観念にとらわれ、未来に矛盾を生じさせることを不安がる様は個人的にとても共感できました。登場人物と感情が一致した事によって、このとんでもなく荒唐無稽な作り話にもすんなりノれました。

本作はとてもスケールの小さな物語ですが、だからこそとても気軽に自分ならドロステレビで何をするだろうか?主人公は最後あんな事をしたが、その後彼らの世界はどうなったんだろう?違う行動だったらどうなっただろう?と物語の可能性をアレコレ夢想する楽しみを与えてくれます。そしてそこには確かに藤子・F・不二雄の「SF(少し不思議)」が内包されているのです。

自分はこの様に作品の中に何かの影響(ルーツ)を発見するのが好きです。(この作品はあからさまに表明しているので「発見」は大袈裟ですが)
「元ネタ」という言葉を何かを軽んじるために用いる時もあるかもしれませんが、この作品が藤子・F・不二雄から影響された様に、藤子・F・不二雄にも、影響を受けた手塚治虫という師がおり、その手塚治虫にも影響を受けた作品があるわけで、それこそドロステ効果の様に何世代にも渡り受け継がれてきたものの存在を感じるのが好きです。

そしてこの作品を通して藤子・F・不二雄イズムが今もなお生きているのだと感じることができて嬉しいのです。

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モアイ

4.0真相はどうでも

2024年5月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

知的

難しい

 1階のカフェの店長カトウが2階の自室でギターを弾こうとすると、TVにカフェにいる自分が映り、2分後の自分だという。カトウのTVと、カフェのTVは2分差の過去と未来を映していた。2分後の未来を知ることができるなら、それぞれを向かい合わせにしたらもっと未来を知ることが。カフェの店員、常連、隣人の理容師、そしてヤクザも巻き込まれ。
 ドレステは、ドロステ効果から。ドロステココアパウダーという商品が由来。そのパッケージに、さらに小さいパッケージが描かれ、それにはもっと小さいパッケージが、というあれです。
 未来を知ったものの、だんだんそうしなければという義務感が生じていくのが楽しいです。そして綿密に構成され、さらに長回し風に仕上げた演出に驚きました。どうしてそんなことになったのかという、真相がどうでもよくなる面白さでした。

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sironabe
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