羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来のレビュー・感想・評価
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苦痛でした。
結論から言うと、全く楽しめませんでした。
今まで見た映画の中でも最悪でした。
高評価している人って
①声優が好き。②オタクちっくなアニメが好き。③原作が好き
のどれかに該当していませんか??
正直そのどれにも該当していない私にとっては、冒頭のジブリっぽい音楽から、明らかに NARUTOっぽいキャラデザ、薄いストーリー、全く笑えないギャグなどなど全く楽しめませんでした。
もともと当作品のファン以外の人ってこの映画楽しめるのかな??
そもそもファンの人以外この映画の存在すらほぼ知らないと思うので、高評価になっているのではないかなと思います。
作者の方は、日本のアニメが本当に好きなんでしょうね。日本のアニメに寄せたキャラクター、シーンを詰め込んだ感じで、素人が頑張って作った感じがしました。
シナリオが微妙
主人公が自発的に何かするのではなく巻き込まれていくタイプの映画なのだが、全然感情移入出来なかった。人間に山を追われ、テロ妖精達に匿われ、というところまではわかるがさらにそこから連れ去られ、と混乱した。メッセージも自然と人間との共存がうんたらというのはわかるがジブリの劣化の劣化の感が否めない。総じて観ていて退屈だった。また、ギャグ描写なども古臭いし、正直残念な出来栄えだと思う。中国は三体などの優れたSF小説があるし、そっちの方のアニメ化などに力を注ぐべきで、日本のアニメのコピーを作るべきではない。
全く感情移入出来なかったが…
私は最初から最後まで全く感情移入出来ず、キャラの絵も統一感がなく駄作だなぁと思ったのですが、連れは泣いていて、感じ方の違いにびっくりしました。
何度も見たいと言う人もいるみたいですし、自分の感受性にズレがあるのかなぁと思いました。
これは羊の皮を被った狼。この国の観客の感受性が試される作品
予備知識無しで、この作品を鑑賞しました。資料によると今作は、2011年から現在まで、ネット上で発表されている本編28話の四年前の前日譚にあたるとの事。
そういった条件もあり、各所では説明不足とか、プロのライターですら、わかりにくい等々と恥ずかし気もなくあげているのをの目にするが、これは過剰に台詞で説明してしまう昨今の日本映画に慣らされた(原因の多くは観客の側にある)故の意見だと思う。
今作は【ジブリ作品に出てくる愛らしいキャラが、高橋留美子的妖怪キャラように変身、ロードムービーの果てにナルトやAKIRA的一大アクションに向かう】
一見マイナス要素になる要素が多々見られる今作の底にあるのは、ほぼ初見に等しいこの国の観客の感受性が試されているという事だと思う。
そしてそういった色を感じてしまう大きな要素に、中国本国での製作であり、検閲という壁とのせめぎ合いが常に存在したという事。
冒頭人間に住処を追われた小黒(シャオヘイ)が街のゴミだめに追い込まれた時、同じ境遇の風息(フーシー)と出会い、彼と彼の同志と合流し生活を共にするが、風息一党は彼ら妖精の住処を奪った人間に、小規模なテロを起こしており、彼を捜索していた【最強の執行人】無限(ムゲン)によって連行されて.......といった流れで物語は進んで行くのだが、この後小黒と無限のロードムービー部分を経て、小黒の心情の変化と視野の拡がり(小黒は妖精としてはまだ幼い)をみていく事になるが、ここで一つ感じたのが、101分のランタイムにもかかわらず、そこまでテンポ良く進んだのに(後述するが)ロードムービー部分(小黒と無限のドタバタ劇も含め)のテンポの悪さの為からか、中弛みを感じてしまった。
当初、これは国民としての感性の違いかと思ったが、ここをくどい思うくらい丁寧に描く事で、小黒と無限の心の交流を表現する方法を採ったのではないだろうか。もっと言えば採らざる得なかったではと思う。
これは冒頭の風息一党との生活シーンをさらっと描いていた事とも関連する事と関係するが、それこそが検閲という壁とのせめぎ合いだと思う。
冒頭部分の比重を増やせば当然、小黒は風息一党(反政府勢力)と無限の間(中国共産党)で幼いが故に、心が激しく揺れ動く描写が必要となり、それはイコール反政府勢力にも国や未来を想う心があり、主張がある事を認めてしまう事に繋がり、作品が陽の目を見なくなる可能性が強い。であれば、作品全体のテンポを落としてでも、ロードムービー部分を助長過ぎる(ただドタバタ劇部分は笑って良いのかどうか、戸惑った)くらい丁寧に描く方法を採ったのではないかと思う。個人的には、作品全体のバランスから見れば助長とも思えたが、反面ケビン.コスナー演じる凶悪逃亡犯と少年の心の交流を描いた【パーフェクトワールド】を思わせてくれた。
これが日本ならば、作品全体のテンポを落とさない様に、風息がテロ行為の準備段階で、同胞の妖精の能力吸い取る行為を小黒に見せて半強制的に決断を迫る(この描写も考え方によっては、政府の施策を強制的に押し付ける事を想起ささせる)様な演出が多いのかもしれない。
その後は風息が故郷の街を取り戻し、妖精達の自立を勝ち取るため仲間達と共に大規模テロ行為を働いていく中で、無限と対峙し、一大サイキックアクションバトルを繰り広げるわけだが、ここは文句無しに楽しめた。 確かに日本に居れば【どこかで見たことある感満載】であるが、気持ちの良いくらい『俺達は大画面でこれがやりたかった(ネット公開されている本編を観たが、FLASHながら実際アクションはよく動いている)』という想いが十二分に伝わり好感が持てる。ただ、小黒が覚醒する際の描写が以外とあっさり描かれていて(これも検閲絡みかも)残念であった。
小黒&無限との闘いに敗れ、能力を解放し巨大な樹木に姿を変えた、風息を前に妖精那咤(ナタ)と鳩老(キュウ爺)とのやり取りで『材木になって切り出されて、入場料を取る公園のベンチ~』的なシニカルな台詞にもやっとしている的な意見を多々目にするが、この台詞を額面通りに受け取ると、この作品をより深く楽しめないのではないだろうか。
あの台詞には、風息は故郷を取り戻し、妖精達の尊厳を取り戻す為の闘いに敗れ、巨大な樹木となり材木として切り出されて、公園のベンチと姿を変え、仲間達は館に投獄に近い形で拘束されても、風息と仲間達の闘いは語り継がれいつの日か、風息と仲間達とは違った形で、妖精達の故郷と自立を勝ち取るための闘いを、風息とは違った形での声をあげる者が現れる事を、少なからず願っている事を表していると思う。
もっと言えば今後、小黒の妖精としての能力の師匠(メンター)は無限になっていくが、小黒にとって風息とその仲間達と暮らした日々はかけがえのないもので、小黒の心の師匠(メンター)は紛れも無く風息になっていく事があの台詞には込められていると思う。
キャラクター達は皆愛らしく【どこかで見たことある感満載】であるが、嫌みは無く元ネタはどこだ?という好奇心すら憶えた(妖精のシュイなどは、サーバルちゃんそのものだが、能力はMarvelコミックのスクレイルガールと一緒)。
可愛らしいキャラが、長い旅路の果てに師匠と共に、AKIRA的一大サイキックアクションを繰り広げていく成長物語と表す事のできるこの作品、だがもう少し見方を変えるとより深く楽しめると思う。
故郷と住処を奪われ、妖精としての尊厳と故郷を取り戻す闘いをする風息とその仲間達を、国から理由なき差別を受ける人々や、社会的マイノリティの人々。
人間と妖精の共存を模索しながら、風息一党を模索する館の執行人(この呼び名自体不穏なものを表す)無限と館に住む妖精達を、国民に不利益な施策を強要したり宗教上の違いから少数民族に差別的政策を押し付ける政府、社会的強者等に置き換えて鑑賞すると、この作品がより深く心に響く作品になると思う。
ここで私は一つのシリーズ作品を思い浮かべる......
【20世紀FOX版X-MENシリーズ】
素晴らしい原作があるにもかかわらず、いつも今一歩抜け出す事が出来ず、本編が尻すぼみになり、なぜかスピンオフの出来が良い、あのX-MENシリーズ。
暴言&批判を承知で言えば......
【俺達の観たいX-MENがここにある!!】
私の良い映画の条件のモットー【パンツを脱いでゲロを吐きながら父殺し】の観点から観ると、今作は十分過ぎる程製作陣の熱意が伝わる良い映画です。次のヒットメーカーを安易な方法で作り出そうとしている、日本の実写&アニメ製作プロデューサーの皆さん......NEXTジブリは【ケモナー&ショタ】細田守でも【永遠の名誉童貞】新海誠でもなく、海の向こうのお隣の国に立派に育ってました。
【羅小黒戦記】これは、羊の皮を被った狼です。
この作品をどう読み取るか、ほぼ予備知識無しで鑑賞する、我々日本の観客の感受性が試される作品だと思えました。
日中比較――『無限列車』と『羅小黒』
中国には若い頃(まだ外国のインターネットがブロックされていなかった時代)に住んでいた。今も彼の国に関連する仕事をして、仕事関係者も多くが中国人である。そんな私からみて、この映画のテーマは日本サイドで多く言われている「他者との共生」じゃないのではと思った。だって、ムゲン師匠とフーシー、人間と妖精は、どう考えても共生できる関係じゃないのだ(結局妖精のフーシー側が折れることになるんだが)。同時によく言われているように、ムゲン師匠は政権で、フーシーはそれに圧迫される側だ、この映画はそれを正当化しているという解釈も違うかなと思った。ムゲン師匠もフーシーも、どちらが善でどちらが悪という描かれ方はしていないからだ。同時ヒット作『無限列車』の煉獄杏寿郎のような、人々を苦しめる鬼を退治する正義の味方は、この作品には一人も登場しない。そもそも、どちら側もシャオヘイを巡って無関係な人々を巻き込みすぎだ。一人か二人か数十人ぐらい死んでるんじゃないのか(汗)そのくせシャオヘイは目の前にいた女の子を助けようとする。観客はこの時点で白黒はっきりつかない、宙ぶらりんな精神状態におかれるだろう(ちなみに煉獄杏寿郎は『一人も死なせなかった!』)。
ではこの作品が本当に訴えたかったことは何か?私は、「ない」と思う。『無限列車』が人間の弱さとそれでも他人を助け正義を貫くことの尊さを説いたものだとしたら、『羅小黒』はその先の「他人を助けようとした結果街が崩壊し、正義ってそもそも何?」な世界の中で、皆思惑はあれど子供の小黒に未来を託す、その切なさを描いた「だけ」の話だと思う。だから見た後、『無限列車』ほどの爽快感はない。ラストで妖精の館で暮らすことを拒みムゲン師匠についていくことを決めた小黒も、いつかフーシーのような誰かにとっての『厄介者』になってしまう可能性もある。それでも…そこには否定も肯定もしない、突き放したような優しさがある。
ちなみに、中国で作られる映画はみな政府の検閲を受けていて、この映画とて例外ではない。検閲に賛同するつもりは私もさらさらないが、公権力の目にさらされながら出てくる表現は時に「自由な社会」から出てくる表現よりよほど重い。「反体制側(?)」とされたフーシーの最期に、私は涙が止まらなかった。
今年は『鬼滅の刃』で現実世界には絶対いないであろう正義の味方から勇気をもらい、『羅小黒戦記』ではモヤモヤする現実世界を見せられたようでオンオン泣くことができた。違った魅力を持つ日中アニメ大作を同時に見られて、コロナ禍で起きた嫌なこともだいぶ帳消しになった。
最初は設定が掴めないため「???」状態でしたが中盤なんとなく分かり...
最初は設定が掴めないため「???」状態でしたが中盤なんとなく分かりました。
中国アニメーションを初めて見ましたが、バトルシーンがとてもよかったです。
戦闘中のアングルが少し独特なので面白いです。
一度は見てほしい作品です。
主題歌がステキ! たぶん優秀アニメ
中国大陸産アニメということで勝手に少し偏見持っていたのですが、全然悪くないですね。私の好みよりも輪郭線が太いので、全体の印象は精緻よりも素朴寄りだったかもしれません。それは好みの問題。キャラの可愛さ、戦闘などのスピード、そして何よりも歌、満足高めです。クスクスして、泣きそうにもなりました。ただし、日本その他の国の作品の焼き直し感がないこともない……。
中国アニメ meets X MEN
90年代、安価な労働力を求め、日本や欧米メーカーは中国に工場を進出させた。
だが、アジアへの工場進出はこれが初めてではない。タイやインドネシアへの進出は、すでに70年代から行なわれてきた。
だが、こうしたアジアの国からは、世界的なメーカーは誕生していない。
一方の中国はどうか。
レノボはNECや富士通のパソコン事業を買収、ハイアールは米国ジェネラル・エレクトリックの家電部門を買収と、進出してきた国のメーカーを超えるような中国企業もすでに多い。
もともとはモノマネかも知れないが、自分たちの企業を作ろうというベンチャースピリット、そして、さらに技術革新してビジネスを拡げるチャイナパワーはスゴい。
本作を観ながら、そんなことを考えていた。
この映画には「ドラゴンボール」がある。ジブリアニメがある。いや、さかのぼれば「綿の国星」はもちろん、「デビルマン」すら見出せる。
そういう、先達の作品たちを参照したことを感じさせながらも、オリジナルな魅力に溢れた作品だ。
舞台は妖精(違和感のある訳語だ)という、特殊能力を持った人間とは異なる種族が存在する世界。
こうした設定はX MENを思い出させる。
テーマは善悪。
自然の中で暮らしてきた妖精たち。それを脅かす人間の自然破壊と開発。
そうして人間は文明を発展させ、“豊かさ”を手に入れてきた。
だが、こうした人間のおこないは行き過ぎてはいないか?
豊かさのために自然を破壊することは許されるのか?
そういう問いが提示される。
簡単に答えが出る問いではない。
だから葛藤がある。
そして対立が、戦いが生まれる。
戦いの舞台は高層ビルの立ち並ぶ都市。
ゆえに、その風景は、どうしても911を思い出させる。
正しい主張のためだったら、テロは正しい手段なのか?という現代的な問いをも、観る者に突きつける。
善とは、正しいおこないとは何か?
差別や分断、そして共生といった今日的なスパイスを効かせながら、幼い主人公の成長(というより学び)を描く。
前半、冗長と思えるほど丁寧に主人公たちのやり取りを描き、視点の転換を挟みながら、クライマックスに持っていく脚本はよく出来ている。
戦闘シーンのスピード感と激しさも見応えたっぷり。
なお、日本語吹き替え版は宮野真守、花澤香菜ら豪華声優陣をキャスティング。
中国アニメの到達点に驚きと拍手を送りたい。
自分はかなり楽しめたが多少説明不足?
キャラクターそれぞれの個性
妖精たちの世界観
カンフーの延長線にある感覚の高速バトル
このあたりがツボの人は私同様ハマると思います。
正直、初見では理解し切れなかった『あれ?』というところは数箇所ありました。 そういった説明不足が他のレビューで『楽しめなかった』になる理由ではないかなと思います。
自分の場合は
バトルやキャラの個性にワクワクし、主人公シャオヘイとムゲンとの関係の変化、出会ったフーシーとの想いの交錯。など、主要登場人物たちの人間(ほぼ妖精ですが)ドラマもしっかり感じ取れたので感情移入できました。
基本悪人がいなくて、みんな『幸せに暮らしたい』と願うだけなのにどうしようもなくなっていくところが1番心に来ましたね。
大画面で見た方が絶対に良い映画だと思うので、少しでも興味持たれたら上映中に大画面で体感しに行くのをオススメします。
日本のアニメ技法の良いところを詰め込んだような中国アニメ
いい作品でした。現代社会において妖精と人間社会が共存してる、最近よくある今生きてる社会の裏側みたいな設定で別段人間と妖精が敵対してもいない割とゆるい関わりの理想的な隣人関係を望む世界。まあ妖精って言ってるけど中国的には妖怪というか妖なんだろう。
正直ストーリーは目新しさはなく、はっきり言って王道かつ丁寧なロードムービー。いろんな人といろんな場面に出会って主人公たるシャオヘイが人嫌いから段々と世界の広さと深さを知って成長する話。なのでほとんど頭を使うことなく全編にみっしり詰まったヌルヌル動くアクションに入り込むのが楽しい。よく動く細かく動くとにかく動く。カメラワークグルングルン変わるしハイスピードすぎて何やってるか分からんけどとにかく動く。この手の作画カロリーかかる作業を中国メーカーができるようになると日本アニメの優位さが薄くなるなあ。
絵はまだ古いというか動かすためにシンプルだけど中国資本とやたらにでかい中国映画市場ではガンガン金かけて動かす事やってきそう。RWBYと違いセルアニメみたいだけど、ここまで派手なアクションアニメは最近何があったかなあ。
個人的には落ちてくるところを掴んで乱れた襟を直してるシーンがキャラクターの個性が出てていい演出だと思うし、そういう細かいところにこそ世界観が宿ると考えてるので、丁寧さのある良い作品でした。
ジブリ×アベンジャーズ×その他いろんなコンテンツ
人間に居場所を奪われたことから人を恨む猫の妖精シャオヘイが、人間だが特殊能力を持つムゲンと旅(半誘拐)をするうちに成長していく話。
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中国のアニメということで、中国の色んな国のいい所を真似するっていう特質が上手くでてるアニメだったと思う。
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まずはジブリ要素。妖精達は森に住んでいたって設定はトトロと同じ。トトロって、昔人間と戦争をしていて負けたからあーやって隠れて暮らしてるらしい。そう考えるとこの話と共通するのかなと。
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次はアベンジャーズ要素。一応妖精の話なんだけど、人間に近いやつもいたり怪獣みたいなやつもいたり。それぞれ特殊能力を持ってて、終盤全く今まで出てきたことのない妖精がめっちゃかっこいい特殊能力を見せてくれるので、アベンジャーズエンドゲームを過去作見ずに見たような感覚に襲われた(笑)(人間たちを瞬間移動させてるやつかっこよかったっすよね!).
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電車のシーンなんてスパイダーマンのあの電車のとこをちょっと彷彿させるし、空に飛んでいって戦うなんて今までのヒーローもので何回も見たような光景。
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上げたらキリがないけど、あとは自分の核(?)みたいなとこに入ってくのは鬼滅無限列車でも出てきたし、インセプションでもあったし、最後の妖精たちの館はもう千と千尋でしたよね!!.
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こんな感じでぜーんぶみたことあるようなんだけど、そこにうまく中国なりのアレンジがあって面白かった。特にアクションの見せ方は今まで見たことない魅せ方だったかな。
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他者への理解というテーマも今の時代っぽいし、こういう作品ってアニメでも映画でも国内向けの傾向が強い日本じゃ作れない作品かなと思う。だからこそ、日本のアニメは面白かったりするんだけどね。
お見事!
最初はレンタルを待とうかと思ってたけど、ネット上で熱く高い評価をいくつも見かけたので劇場に。
確かに作品のルーツに日本のアニメやゲームをあるのを感じる一方で、ディズニーやピクサーなどのアニメーションやハリウッドアクション映画的な演出もあり、洋の東西を問わず監督がいいと思った表現を素直に取り入れて、作品の世界観や物語に消化してアウトプットしている印象。
その辺は年齢的に若い監督ならではのミクスチャー的感覚と言えるのかも。
作画のクオリティーも安定しているし、激しいアクションの中にちょっとした動きの遊びを入れて観客に一息吐かせる演出も上手い。 あと、音の演出が全体的に上手いと思った。
世界観は東洋的思想をベースに、物語にも普遍的なメッセージ性もしっかり盛り込みながら、子供にも伝わる様に工夫されているのにも感心した。
お見事!
日本アニメの好きな部分
ジブリっぽくてサマーウォーズっぽい。
声優さんも馴染みのベテランが多く、安定した作品でした。
アニメ製作会社も複数いるのかしら?
作画がコロコロ変わるので、最後まで違和感がありました。
時々、日本アニメの「細部を綺麗に描き上げる」ではない部分で、違和感がある自分に驚きました。
アクションは、はじめの方はアメコミみたいな動きでしたが、途中からスピード感のある滑らかな動きになって素晴らしかったです。
ストーリーも含めて、日本人が好きそうな設定なので、鑑賞していて楽しかったです。
…面白くなかったあ、、。
声優陣につられて観てきまたが、香菜が思いの外微妙でした。田村睦心とか小松未可子とかのが良かったのでは?と。(花澤香菜は良い声優だと思うけど、なんでもかんでも香菜でやりすぎ。声優は他にも沢山いるぞ。)
お話もキャラに感情移入出来ないままどんどん進んで、いきなり始まるアクションシーンについて行けず…
一番大事な主人公シャオヘイのキャラが一番わからなかった。シーフーにはあんなにすぐデレたのに、ムゲンには何度命を助けられても「フーッ」とかやってるし、ツンデレって感じでもなく。
ストーリーもキャラの心理描写も雑、アクションで無理矢理盛り上げてるように感じた。ギャグも面白くない。
でも、泣いてる人もいて、人の感性ってほんとに様々なんだなとあらためて感じました。
美味しいところ、取り揃えてみました。
吹替版鑑賞。字幕版どこもやってなくて。残念。
アクションシーン、カッコイイ!
すげーよい!
なんだろな、ハリウッドの超大作エンタメ映画のアクションシーンみたい。あの実写の感じをアニメーションにするとこーなるんかなー?ムーブがいい。
地下鉄のとこ、めちゃくちゃカッコよい。
穴の開け方よい!
以上!、、、でした。
ストーリーは流して見れば良いけど、練られてないなぁ。って感じ。
色々と「え?」があって。強引なんだよな。
あとなー、可愛けりゃ良いってもんじゃねーし、
ギャグ笑えないし。
で、なんか、既視感ありありの設定やら、キャラやら、建物やらで。ちょいと引く。
テーマ含め、ジブリ感満載。
アニメーション技術素晴らしいけど、ストーリーなどのオリジナリティ、欲しいかな。
予備知識はほぼなしで鑑賞
吹き替えキャスト陣の間違いない感と黒猫ちゃんの可愛さでチェック。
中国のアニメを見た時にたまに違和感感じる事があったけど、独特な絵柄のおかげかそれは感じず楽しめた。
どこの国でもこういう環境問題は同じなんだなぁ。
後から考えると笑えるほどにキャスティングがハマり過ぎだけど、アニプレックスさんさすがわかってらっしゃる…まんまと(笑)
見覚えのあるシーンが思い起こされもしたけど、それだけ影響与えまくってるであろう日本のアニメがスゴいよなぁと改めて思ったり、それを、この作品としての世界の中に再現している中国アニメ、恐るべし。ストーリーもこういう切り口も許可出るんだなぁ、とか含め(笑)
知らないけど、多分原作というか世界観があっての映画化なのかな?他のキャラクターとの関わりや背景、設定などが映画だけではわからなかったのが、キャラが魅力ある描かれ方だっただけに残念。
…バトルシーン、見せたかったんだろうねぇ(笑)その時間使ってもっとキャラや世界観のお話見たかったw
でもネコちゃんめちゃくちゃ可愛かったりやり取りや仕草で笑えるシーンもあったり、ほろっとしたりで楽しめたのが大きいので、総評としては好き。
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