「楽しめた」宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 前章 TAKE OFF hiroto yanoさんの映画レビュー(感想・評価)
楽しめた
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HPやPVを視た限りでは、デスラーやスターシャほど見せ場はないと思われたが、政治的駆け引きを覚え、理想家肌は残しつつ一回り大人になった古代と、彼を全身全霊、あの手この手で護ろうとする森雪、二人の存在感は健在。これはやはり劇伴とともに、ヤマトのアイデンティティー。その森雪が艦長を務めるヤマトの僚艦、アスカの設定も秀逸。ヤマトはこれまで、何者かを護るため、これに加害する者を攻撃してきた。これに対しアスカは、護ろうとする何者かへの加害を直接無害化する装備を持つ。これまでのヤマトには一切なかった発想、ラストのおいしいとこ持っていったし。結果ヤマトとアスカが、古代と雪の象徴になっててよろしい。①メカについては冒頭のガミラスVSボラーのバトル以外、見せ場はあまりなし。特に地球側は、宙上演習の場面とか端折りすぎ。他に②ガミラスが見舞われた惨事の表現が矮小化。③島や星名が言ってた、2202から2205までの「いろいろ」って何?「宇宙戦艦ヤマトという時代」観てないしわからん。④その語り部だった真田さんと、未亡人になった加藤真琴さん、永倉志織さんのセリフ少なすぎ。で、あと4話分追加、前、中、後、3章構成にすれば、よりスッキリしたのでわ。
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