「「国家政策」と「生物としての本能」や「信仰」」羊飼いと風船 まささんの映画レビュー(感想・評価)
「国家政策」と「生物としての本能」や「信仰」
チベットの映画で、なかなかの異文化感でした。映画の作りとしては「イマイチ」かな😅とも思ったのですが、、、。
この様な映画は「通」ぶって、つい高評価になり易いとは思うのですが、そう言う事は除いても、よくよく考えたら「国家政策」「宗教」「本能」「女性の人権」などを描く攻めたテーマ性の映画で、後からジワジワときました👍
「羊」と「風船」は、中国「一人っ子政策」におけるアンチテーゼ的メタファー。「子どもを多く産むな」という国家政策と、生物としての「本能」。政策と本能を両立させる「避妊具」や、チベット仏教における輪廻転生。
感情移入はできにくいですが、チベットの日常生活などを垣間見ることができる作品でした😊
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