バックアウト・ロード　アメリカで最も呪われた通りのレビュー・感想・評価

都市伝説的な話を軸にした、悪魔的な話。

バックアウトロードという場所が呪われていて、5年に一度 生贄を捧げて悪魔を鎮める…的な感じなんだけど、これ、もう町ぐるみで行われてるから、逃げられないんだなぁこれが！
薄々気付いていたダニー・グローヴァーが、孫を寄せ付けない為に塩対応してたんだけど、気付いた頃には時すでに遅しで…。
結局は覚悟を決めて、孫の身代わりになって死んじゃうんだけど…。

んー、悪夢を見せて その悪夢が現実になる(生贄になる)ってことなんだけど、それを解った上で(夢の中で)反発したりしてた割に、結構あっさりやられたり。もっと戦うのかと思ったけど。
主人公(ダニー・グローヴァーの孫)も、結局は一味の手に落ちて 薬で口封じされちゃったんだけど、夢の中では悪者退治？を繰り返してる？？風なエンド。
結局何がしたいのか良く解らなかったかな…。

My theater PLUS

こんな作品を今さら観てる自分が悪いのか？とは思うが、映画.comさん…扱うなら粗筋くらいは載せてほしい。結構な数を散見するので、参考にならないサイトと思われるよ…。

●主なキャラクター
大学生クレオ(演ｴﾊﾞﾝ･ﾛｽ、鼻ﾋﾟｱｽの娘)
精神科医パウエル(演Dｸﾞﾛｰﾊﾞｰ、アーロンの祖父)
アーロン(パウエルの孫、軍人)
ローレンス刑事(クレオの父、パウエルの知人)
双子のデレク兄弟(クレオと大学でﾊﾞｯｸｱｳﾄﾛｰﾄﾞを研究発表するため調べると悪夢を見始める。空気は読めない無神論者)

ニューヨーク州にあるﾊﾞｯｸｱｳﾄ・ﾛｰﾄﾞにまつわる都市伝説を題材にしたミステリーホラー。
都市伝説で語られる話を悪夢を見た者が謎の自殺を遂げるﾊﾞｯｸｱｳﾄﾛｰﾄﾞ。
主人公クレオはﾊﾞｯｸｱｳﾄﾛｰﾄﾞを大学の研究に選んでいた。同じ頃、大学講師ステファニーは自殺する四日前パウエルに診察を受け悪夢を訴え、自身の死を予言しﾊﾞｯｸｱｳﾄ･ﾛｰﾄﾞで自殺する。
これを機にﾊﾞｯｸｱｳﾄﾛｰﾄﾞを調べていた人間たちが一斉に悪夢を見始める。
調べていたパウエルは事故死し、アーロンとクレオ、デレク兄弟は悪夢の謎を調べ始める。

と…これからどうなるか？って感じです。
正直怖くもない内容で「イヤな土地だなぁ」と言う印象です。
パウエル医師が鑑定書に統合失調症と書くのも仕方ありません。

ただ物語終盤にいきなり五年に一度、五人の生け贄がとか、突拍子すぎる。
精神科での車イス生活からの夢オチめいたラストはもう１つ。