「大人も少年のように生きよう」劇場版 おいしい給食 Final Battle プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
大人も少年のように生きよう
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武田の提案で、給食委員が設立され、神野が推薦される。
でも神野は、生徒会長に立候補するため辞退。
給食制度を変えて行きたい思いが強かったのだった。
ところが半年後に給食が廃止されることを、教育委員会が決定。
市原は知らされてたが、まだ内密だったため、言えなかった。
神野の最終演説の直前、市原はそれをついに告げる。
神野は演説でそれを公開し、先生らに取り押さえられる。
市原は彼をそこから救い、共に放送室へ。
そして給食の時間が始まり、そこで神野に演説をさせる。
その給食に対する思いは、教員や生徒の胸を打った。
こうして保護者からのクレームが教委に殺到する。
で教委の人間が市原や神野に文句を言いに来るが、
市原も心から給食を愛してたので、強く反論する。
こうして、まもなく市原は別の学校へ飛ばされることに。
でも武田や神野とは、いい感じで心が通じ合えた。
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給食が好き過ぎて、そのために教職についてる市原。
そんな少年っぽさをひた隠し、厳格な教師を演じてる。
視聴者は彼の心の声を聴くことができるから、
彼が愛すべき人物であることをよく知ってる。
でも外から見たら、ホンマにイケ好かん奴よなあw
そんな彼も、給食への愛という神野との共通点から、
彼を愛し彼を応援するところにたどり着く。そんな話。
ドラマ時代からそのバカげた設定や給食愛が笑える。
でもこの映画版は、結構泣けるシーンもあったなあ。
なかなかええ映画やと思うよ、ホンマに。
みんな、変なプライドは捨てて、少年みたいに生きようぞ。