「惜しいかなぁ」サスペクト 薄氷の狂気 ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
惜しいかなぁ
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女性を連続監禁殺害したとして知的障害者と思われる犯人を割と冒頭に捕まえる。夫婦間も上手く行ってなさそうで、年頃の娘にも愛情表現下手なワーカホリックな刑事に、ヘンリー・ガビル。娘を殺され、美人局をさせながら男に去勢天誅を食らわせる元判事にベン・キングスレー。刑事に気がありそうで夫に浮気されているプロファイラーと色々伏線がありそうな登場人物たち。物語は犯人逮捕後に、毒ガスや爆破で警官が殺されたり、子供が誘拐されたりと次々起きていく展開。本当にサイコなのかふりなのか、外部に協力者、真犯人がいるのかなど色々思わせる。しかし、実は双子だったという、まさかの展開で、ラストも刑事が撃たせながらも、薄氷が割れて二人溺れて死ぬっていう、これ刑事に勝算あっての行動だっのか。ベン・キングスレーも実は双子だったのかという観客が知るシーンと引き換えに死んでしまい、勿体ない気がした。ラスト、刑事と娘、プロファイラーで出掛けるが、これは付き合うってこと?奥さんどうするの?っていう、色々回収しきれてない感が、やっぱり勿体ない。
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