「おじいちゃん達が歌いながら酒飲んでるのは幸せな光景」フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛をこめて kizkizさんの映画レビュー(感想・評価)
おじいちゃん達が歌いながら酒飲んでるのは幸せな光景
港町の漁師たちが舟歌でレコードデビューする実話を元にした話。
豪快で人情に熱い漁師たちがほんわかする。
おじいちゃん達が歌いながら酒飲んでるのは幸せな光景。
ストーリー構成はシンプルかつ強引だけどなんか許せちゃう愛くるしさありました。
ほっこり映画~。
港町の住人とよそ者が仲良くなる田舎モノの要素。
おじいさん/無骨男たちがレコードデビューを目指すギャップ要素。
そして恋愛要素をほどよく組み合わせてる。
オープニングが秀逸。
上空からとらえた海+漁師たちの歌が聞こえてくるパワーある画。
開始3分で泣きそうになった。
このシーンのおかげで”漁師たちの歌は良い”って大前提を客に納得させる機能的な意味も。
や、ほんと素晴らしい始まり方です。
終盤は冷静に考えると”あれ、それで解決でいいの?”ってなるんだけど、絵と人の幸福パワーがすごくて許せちゃう。
良い映画だったな~っとシアターを出れました。
ヒロインのタペンス・ミドルトンがめっちゃ綺麗。ちょいベッキー似で笑顔がステキ。
目に福~。
漁師たちは良い味出してる顔ばかり。
メイン格のジムは激渋。
おじいさんのジェイゴはもう存在が良い。
けっこうな下ネタも吐きながら楽しく暮らしてるのがよいなー。
前半は同僚たちのイジワルがやりすぎで……正直どん引きしてしまった。
で、なんかムカムカが~と入りは距離を置いてしまったけど、ヒロインのかわいさと漁師たちの魅力で次第に物語に引き込まれた。
派手な映画ではないけど、じんわりと心が満たされる映画でありましたー
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