「ガサツでそそっかしい女の奇跡🎅」ラスト・クリスマス 蜷川吝塀さんの映画レビュー(感想・評価)
ガサツでそそっかしい女の奇跡🎅
今日(2024/12/21)観ました。
『ゲーム・オブ・スローンズ』で観て以来、惚れに惚れたエミリア・クラーク主演のクリスマス映画です。
日本人が大好きなワム!の『Last Christmas』という曲がテーマの作品です。
何をやるにも問題を起こしてしまう主人公ケイトは、居場所がなく、いつも町をフラフラしています。友人の家に厄介になったり、勤務先の上司に迷惑を掛けたり。そんな彼女の姿にフラストレーションが溜まっていきますが、ある男性との出会いから、彼女の生き方に変化が現れ始めます。
序盤はケイトの振る舞いに苛立ちを感じますが、ケイトの様にうまく生きられない人もいますよね。生きるのが下手な彼女に共感しながら乗り切りましょう(笑)
心温まるクライマックスには画面に釘付けになってしまいました。表情豊かなケイトのキャラクターに、気づいてみればぞっこんです(笑)
シーンの端々にチープさは見られるものの、ロンドンの美しい街並みや穴場を見られるので、ちょっとした観光をしている気分にも浸れます👀💞
旧ユーゴスラビア移民や、人種差別にも少し触れており、移民問題に揺れる日本も他人事ではないと思いました。
『ラブ・アクチュアリー』が好きな人はきっと気に入ると思います。露骨な性的な描写もないので、家族でお楽しみいただけるでしょう🎬🎄✨
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