「みんなが少しずつ誰かの力になれれば、誰もが幸せに暮らせます。そんな心温まるお話です。」ラスト・クリスマス もりのいぶきさんの映画レビュー(感想・評価)
みんなが少しずつ誰かの力になれれば、誰もが幸せに暮らせます。そんな心温まるお話です。
予告を観たときは、いかにもクリスマスな雰囲気の作品だなと感じました。
なら観てみようじゃないのということで鑑賞することに。
すごく心の暖かくなる、優しい気持ちになれる素敵な物語でした。
あ、ちょっぴりのほろ苦さもあるかも。
☆
予告を観た印象で、80年代あたりの設定なのかと思っていました。
服装や風景などからそう感じたのですが、現代でした。
登場する人物もみんな、一癖あるキャラばかり。
ヒロイン母。 ヒロインを盲愛する、メンタルを病んでいそうな母。
ヒロイン姉。 ヒロインの病気後、自分に向けられた期待に耐えられずに家を出た姉。
ヒロイン父。 母と二人でいることに耐えかねて留守がちな父。
そして彼氏。 彼もあからさまにヒミツがありそう。
当のヒロイン。
何かの病気からの病み上がり、かつメンタル治療中。
情緒不安定な天然ちゃん。
さあどうなる。 ヒロイン頑張れ~。
☆
最初のころは無責任な行動が目立ったヒロイン。
あることをキッカケに変わります。
そうなると、
周りの人たちの自分を見る目も変わってきて。
そして…。
最後がどうなるのか、ぜひ自分の目で観て確かめてみてください。
周りの人たちに優しくしたくなる、そんな気持ちになります。 きっと。
☆
余談です
舞台はロンドンです
イギリス映画かと思いきや、アメリカ制作なんですね。 なんか不思議な感じ。
ヒロイン
表情がコロコロ変わってとても魅力的なキャラクターでした。
どこかで見たなと思えば
「ターミネーター:新起動 ジェニシス」 の2代目(?)サラ・コナー。
あ、なるほど。
イギリスの女優さんって、素敵な人が多いですね。
エミリア・クラークの他にも
リリー・ジェイムズ
キャスリン・プレスコット
サリー・ホーキンス
ローガンのダフネ・キーンも良かった …その後の出演ないんですかね
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。