劇場公開日 2020年10月23日

  • 予告編を見る

「期待値を上げすぎずに!」きみの瞳(め)が問いかけている はるたろうさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5期待値を上げすぎずに!

2020年10月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

長いと感じたのは私だけだろうか。
前半は美しい2人の恋の行く末を応援しながら見れたけど、後半は4年前の真相やら、地下組織の闇試合やら、裏切りには制裁をやら、瞳の手術やら、あれやらこれやら詰め込みすぎてか結果的に間延びしてしまった印象。
もうちょっとはしょって100分くらいにしてくれたら丁度良かったかも。正直いつ終わるんだろうと思ってしまった。

ラストシーン悪くはないけど「ま、そうやろうな」って感じだった。
キュンキュン青春ラブストーリーと大人の甘美な恋愛物語の中間でそういうところを楽しむ分にはいいと思う。
ただ私は1回見たらもうお腹いっぱいです😆

キャスティングはめっちゃ良かった!
吉高由里子の艶っぽいのに無邪気な雰囲気とか瞳の演技。横浜流星のアクションと肉体美、寡黙な青年の表現。野間口さんの奥底から沸き上がってくるような気持ち悪さはさすが過ぎるし(いや、野間口さんは大好きです!)般若の悪人感が怖すぎる😂(もはや般若感と言ってもいい!)
そしてなにより影の主役スクの愛くるしさ。テーブルの下で一人遊びしてるシーン釘付けになってしまった(笑)犬かわいい。

予告ですでに完結してしまってたり、テレビとかであまりに煽り過ぎるという最近の傾向。期待値を上げて行くとあれ?ってなる可能性も。横浜流星のキックボクシング見に行こーとか、それくらいの気持ちで行った方がいいのではないかなと個人的には思います(笑)

はるたろう