「ベタで結構」きみの瞳(め)が問いかけている Masuzohさんの映画レビュー(感想・評価)
ベタで結構
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今週はこの辺しか観るもんないなーという感じで観賞
横浜流星の出演作品は初めてでした
感想としては
・ベタに徹して逆に監督の個性が出てる
・なかなか迫力あるボクシングシーン
・主演の演技力
確かにベタな恋愛映画なんですけど
殊の外面白かったです
裏社会で拳一つで生きてきた過去を捨てひっそりと生きる塁が
視覚障害を持ちながらも健気に生きる明香里にひょんなことから
出会い徐々に心を開くとともに愛が芽生えますが
それは過去の自分との意外な接点を持つ悲劇の始まりでも
あった・・
という感じですが展開はどっかで見たことがある
前述の通りのベタな展開ではありますが
逆にそれが監督の個性の出しどころに活きている
感じがしました
横浜流星の役は少し前に見た三池監督の「初恋」
で窪田正孝が演じた役になんか似てる感じもしましたが
これはこれで個性があるし何より
リングのシーンはなかなか見ごたえがありました
吉高由里子もさすがで
割と見えているようで見えていないぎりぎりのラインを
うまく演じていたと思います
終盤の互いの立場が入れ替わりながら
互いの過去を知って再び出会うシーンはなかなかの
感動を起こすことができたと思います
しいて言えばBTSの主題歌はまるで合ってなかった気がします
まあ韓国映画のリメイクらしいんでその流れで
使われてるんでしょうけど
今年見た恋愛系の映画では一番
今のところよかった気がします
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