ブラック・ウォリアーズ オスマン帝国騎兵隊のレビュー・感想・評価
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世界観はRPG?雄大で荘厳な戦いの物語!!
【賛否両論チェック】
賛:荘厳な世界観の中、精鋭部隊の悪を討つための旅路が、様々な試練や出逢いを通して描かれていくのが印象的。
否:最初の設定の割に、どうしても小さくまとまってしまった感がある。ツッコみどころもかなり多い。
残虐非道な暴君を討つべく、命を受けた精鋭達。そんな彼らを待ち受ける試練の数々や、様々な人達との出逢い、そして壮絶な最終決戦と、どこかRPGのような雰囲気の中、壮大な物語が紡がれていきます。
ただ全体的に振り返ってみると、最初は大きく広げた話が、終わってみるとなんとなく小さくまとまってしまった感が否めません。いつの間にか援軍が来ていたり、精鋭部隊なのにどこか感傷的だったりと、ツッコみどころも結構あります。
グロシーンも多く、宗教色も割と強めなので、好き嫌いは分かれるかもしれません。アクション好きな方は、チェックしてみてもイイかと思います。
邦画の時代劇の素晴らしさを再認識
オスマン帝国の正義の騎士が、暴虐を尽くす隣国の王に戦いを挑む物語。
オスマントルコの文化や歴史を少しでも味わいたく鑑賞したのですが、完全な失敗でした。
道中でのジプシーとの邂逅なども描かれており、ロードムービーの要素も盛り込まれていますが、本筋の戦いにたどり着くまでの時間がかかり過ぎの印象を持ちました。
肝心の戦闘シーンも大雑把で迫力に乏しく、千葉真一や真田広之が出演する往年の日本時代劇の素晴らしさをこんなところで感じてしまいます。
キリスト教国である隣国は、細菌兵器を作成するっと言う悪役ぶり。エドワルド大統領が就任し西欧との対立を深めるトルコが制作したプロパガンダ映画と言ったところでしょうか。
黒い翼と獣の皮
15世紀中頃、オスマンの領土ワラキアを統治するヴラドが暴君となり、それを討つべく勅令を受けたオスマンの騎兵デリラの話。
アニメかゲームの様なアクションアドベンチャー的作風で、その圧倒的な力を道中の活躍から仰々しくみせていく。
突っ込み無用なのはわかっているけれど、溜めたり引っ張ったりもかなり多く、個人的にこういうのが余り得意じゃないから案の定途中で少々飽きてしまった。
名もない男と喋らない男
オスマン帝国内部のワラキア公国を治める、残忍なヴラド3世を討つべく旅立った7人の精鋭の物語。
腕っぷしは強くも、それぞれの過去を抱え、心はあまり安定していない様子の戦士たちの奮闘を描く作品。
実際に観賞し、宣伝動画程派手じゃないじゃん!と思っていたら、最後にはガッツリやってくれました!喋らない男、カッコ良すぎ!
この作品だけでもちゃんと終わっているので楽しめますが、続編を匂わすラストだったので、また上映してほしい。
2020年5本目。
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