劇場版「鬼滅の刃」無限列車編のレビュー・感想・評価
全1147件中、861~880件目を表示
今の気弱な自分を叱咤してくれる内容でした
原作もアニメも観ていたので内容は分かっている、知っている、でも、これは映画館で観たいと思っていたので、行ってきました、そして今、とても満足しています。
主人公が若くて少年と子供の中間、エヴァのシンシ達の年齢、曖昧で中途半端でありながら成長している最中です、だからこそ、彼らの言葉や行動が若いと思い、それがまた羨ましくもあります。
主人公達が挫折と敗北感を味わい成長していく中、今回、柱である煉獄さんが彼らに生き方を教えてくれます、柱であっても上限の鬼には叶わない、勝てないという現実は主人公達にとって非常な現実となって突きつけられます、でも、それは柱達にとっても同じです。
アニメ放映を観ていた人なら、鬼側にも言い分があるのだと、好きで鬼になった訳ではないとわかります。
ただ、中には望んで鬼になった人間もいるでしょう、今回の魘夢に幸せな夢を見せてくれると言われて心の隙を突かれてしまえば、人は強い、でも弱く、もろい部分もあると改めて実感させられます。
彼がどんな過程を経て鬼になったのか、わかりません。
ただ、彼の最期と心残りが、鬼ではなく人間なら持っている感情、後悔のようなものに見えて魘夢を心底悪だと思えませんでした。
ちゃんと準備をして、勝てるという見込みがあった、けれど柱の存在が、主人公達が予想外の動きをした、自分の過程の範疇を超えていた。
そんなこと、現実では多々あります。
煉獄杏寿郎という柱の存在、たった、あれだけの短い時間で、思い入れが深く涙するのはというのは、そんな意見をネットでたまに見かけますが、長く付きあったから、自分は相手をよく知っているからという理由だけでは人の気持ちや感情は割り切れないと思います。
だから、炭治郎が自分の無力さを嘆き、善逸が柱なのに、あんなに強いのにという驚き、絶望が伝わります。
でも、それ故に嘴平伊之助の泣くな、自分達は立ち止まれない、前を向いて行かなければいけないという言葉が、今の社会に対する叱咤激励の言葉ではと思えてしまいます。
映画の中に上限の鬼達がチラリと出できます、こんなのを見せられたら、鬼滅は、この映画で終わりではないよねと期待をしてしまうのは自分だけではないと思います。
さすがのクオリティでした!
エンドロールまでが物語。
ハッピーエンド好きな私には少々つらい話でした。
最終盤はずっと泣いていました。
そしてエンドロール、画とLiSAさんの歌で更に泣きます。
歌詞が煉獄さんを思う炭治郎そのものだし、歌唱技術もとても高く言葉1つ1つに感情が込もっているのでとにかく泣けます。
エンドロールまで泣いていたのは初めてでした。
『なんで急に猗窩座来んのよ!』と思いました。
主題歌や経過時間の体感や、魘夢が最期なにもせず倒されてこのままじゃ終われんよなと思ってはいたけれど、
サクサク倒して、一件落着して欲しかった。
煉獄さんが最後笑っていたのが唯一の救いだけれど、『救い』ならいつもの、鬼が人間だった頃の回想の方が良い。
主要な仲間がいなくなるのはやはり、とても悲しいです。
回収されていない伏線がいくつかあったので映画、アニメ続編で今後描かれるのでしょうか。
素晴らしい作品なのでドラゴンボールやコナンのように続いて欲しいです。漫画は終わっていても。
先週のテレビでまとめてみただけという超初心者でしたが十分すぎるほど堪能できました。
TVシリ-ズが案外面白かったのですが
ここ数年の映画で一番泣いた
本作が大流行してからなんとなくアニメを観てどハマりしてしまい漫画も全部読んでいました。
映画は結末が分かっている状態でしたが、そうだとしても、泣ける!のめり込める!感動する!最高です。
漫画でも号泣しましたが、映画は演出も相まったせいか漫画以上に号泣してしまいました。夢の中も号泣しましたが何より最後の上弦の参と煉獄さんの戦いが、結末が分かっているからこそ、観ていて涙が溢れてきました。
エンドロールの背景が煉獄さんで最後まで号泣しっぱなしでした。結末が分かっていても、もう一度観たいと思える最高の作品です。
映像も演出も最高にかっこよく、美しく、日本のアニメーション技術に拍手を送りたいです。
煉獄さんとあの鬼の戦いが最高でした!!
原作は単行本最新巻までは読んでいます。
原作の中でも一番好きなエピソードである「無限列車編」が映画化されると聞いて、5月頃からずっと楽しみにしていました。
下記映画のネタバレ含みます。
漫画でもボロ泣きだった私は映画ではもっと泣いてしまいました。
ハンカチだけじゃなく、
替えマスクが必須でした(´;ω;`)
炭治郎の、花江夏樹くんの泣き演技は本当に上手ですよね……!!私は毎回貰い泣きせざるを得ませんw
特に好きだった点です。
私は鬼滅で一番好きなキャラクターは煉獄杏寿郎と猗窩座なのですが、初めて漫画の無限列車編を読んだ時の煉獄さんの印象は「なんだか変わっているけど凄く強そうな柱の人が、すぐに死んでしまった」という印象でした。上弦の鬼に対して3回ぐらい強そうな大技を出したけれど、隙をつかれてあっさり致命傷を負わされ死んでしまう。初めて読んだ時は最期のシーンにあまり感情移入出来なかったんです。
けれど、今作の煉獄さんは、日野聡さんの声や、美しいアニメーションの動きが加わり、猗窩座との戦いの時間も綺麗な映像で長めに、とても濃厚に描かれていました。元から好きだった「うまい!」シーンも長い間連呼される事によって愛嬌があってより好きになり、煉獄というキャラクターに厚みが加わった感じです。猗窩座が「俺と永遠に戦い続けよう!」と言うのにも納得が出来ます。本気で戦い合える強く素晴らしい相手が目の前にいるのですから。
残念だった点、☆-1の理由です。
無限列車編の中でも特に好きで泣いた大好きなシーンが曖昧にされてしまっていたんです…。猗窩座戦が長めに取られているせいなのだと思いますが、とても残念でした…。
それは夢に入り込み、炭治郎を殺そうとしていた結核の青年の所です。原作では炭治郎の中の小人が、夢から出た後にも、彼の中に1人残るんです。炭治郎の優しさが彼に宿り、優しい青年に戻る…。それが本当に本当に好きで………。(ここを加筆するために軽く読み返しただけで泣いてます)出来たらここもきちんと描いて欲しかったです。
残念だった点もう1つです。
個人的な解釈違いなのですが、猗窩座と千寿郎くんの声です…;
石田彰さんはベテランですし、演技も上手で、声質に強キャラ感や、冷たい感じがあって「強い悪者」という印象は受けます。が、物理能力系というよりは特殊能力系なイメージなんです。体付きも、筋肉質というよりは、細いキャラですね。森久保祥太郎さんはもう別の鬼で起用されてしまってますが、そんな感じの声質の方に演じて欲しかったんです。今後の猗窩座のストーリーを考えてもちょっと合わないかなと思いました…。
榎木淳弥さんの演技は「たくましすぎる」という印象でした。千寿郎くんは登場時、ほぼ困り眉のキャラです。もう少し頼りなさそうな声にして欲しかった…。炭治郎より高く、女性声優さん、竹内順子さんなどの少年声でイメージしていました。
炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助のメイン4人の演技は個人には本当にドンピシャだと思っていますし、監督や音響さんの演技指導によっては、この声優さん2人でももう少し変わったのかなぁと思い、少し残念でした。
それでも本当に大好きな漫画作品を素晴らしい映画作品に仕上げてくださった関係者の皆様へ、偉大なありがとうございます!を送ります(_ _*)
11/3追記:
漫画原作での無限列車編(煉獄さん編)は7、8巻です!
アニメでここまで観ていた方は8巻からぜひ読んでみてください。
ちなみに猗窩座が鬼殺隊の誰かと戦闘する巻は17巻、鬼になる前の過去が詳細に描かれているのは18巻です。
飛び飛びで読むと話がわからなくなってしまうのでオススメしませんが、アカザが気になった方はぜひここまで読んでください…!
『鬼滅の刃』という個人的に苦手なジャンルに付けられる最高得点です
漫画未読です。これからも絶対漫画は読まない、映像と声優の力に痺れて生きていこうと決めた映画体験でした。
そもそも鬼滅の刃というジャンルと自分の好きなアニメ観、映画観、物語観とは非常に相性が悪いです。まず、王道冒険物が苦手ということ、クサいセリフが苦手ということ、映画ハリーポッターの後半に特に思った「魔法使うならちゃんと魔法の名前を唱えろよ」問題と向き合わざるを得ないところなどなど、アニメも楽しみつつも『そこまで騒がれるほどか?』という認識でした。特に、作品の中に良い意味での"考えさせるための余白"を求める自分にとって、何でもかんでもセリフで説明してしまうところが決定的に自分と合いません。
それでも「鬼滅の刃」という作品に惹かれてしまう最大の理由が"呼吸"にスポットライトをあてていることです。アニメの前半から、『自己決定することの大切さ』を謳っており、それは『生殺与奪の権を他人に握らせるな』という言葉に象徴されていると思います。そこに生きていれば自然に行う呼吸すらも自発的にどう行うかを決める"全集中"が絡んでくるところが凄く凄く興味深いなと思っています。
映画も自分と合わない点はやっぱり合いません。これはこの作品の作家性なのでここはもう良いと思います。ただ、本作は特に善逸のセリフが野暮にしか働いてないところが残念でした。主人公や煉獄さん、敵キャラが語ってしまうのはまだ理解できるとして、善逸が語る内容が補完ではなく過剰説明になってて「そこは言わなくても良いよなあ」と思わざるを得ません。特にラストシーンは。死がどうこうとか涙がどうこうとか言わずとも十分説明できてるだろうと、いわんや戦いに参加すらしてないキャラクターなのに…とムズムズしました。
自分の苦手なところに目を瞑れば、ほぼ完璧な作品だったと思います。終盤は涙なしでは見られませんでした。
オープニングのお墓のカット、そこから電車のカット、タイトルが出るまでの写し方、その全ての手際の良さと作画の美しさに序盤からお見事と唸っていました。
今まで後追いでアニメを見ていたので、スマホやテレビ画面で楽しんできた分、「映画でやる必要ある?」という疑念を吹き飛ばす、圧倒的な映像の美しさと音楽のメリハリ。映画館でこそ見るべき作品に仕上げていました。
常に目を見開いていた感情がどこにあるのか分からないキャラクターのラストカット、号泣必至です。エンドロールも切なさを倍増させて良かったです。
アニメを見ていないと設定を飲み込むのが難しいところはあると思うけれど、そこはもう割り切って如何に世界観に没入させていくかに挑戦した意欲も買いたいです。とはいえアニメは見ておきたいところです。
映画が終わったあと、「どうなるかは分かっているのにな…」と涙しているおそらく原作を読み込んでいるであろう方の声を聞きました。
今後テレビなのか映画で進めていくのか分かりませんが、引き続き楽しみになる一本だったし、コロナ禍の映画館を救うに相応しい出来の映画だと思いました。
人も鬼もつらいよ
この熱さがちょうどいい
いい映画を観たな、と思える作品だった。声優の演技もいわずもがな素晴らしかったし、何より音楽が良かった。煉獄さんとアカザとの一騎打ちの場面での音楽が良いスパイスになっていて、観客の気持ちを盛り上げる役割をしっかり果たしていたと思う。
アニメの続きとしてではなく、一本の映画として観ると、少し説明的なセリフが多くてくどい感じはしたが、そんなことも気にならないぐらいシナリオも飽きさせない展開で、特に後半の畳み掛けが良かった。煉獄さんのお母さんの「人より強く生まれた人は、その能力を私服を肥やすためではなく、他者を助けるために使え」という教訓がダイレクトに心に響いてきて、最近の映画はメッセージを直接的ではなく、間接的に伝えるものが良しとされている傾向があるような気がするが、今作のようにまっすぐに突き刺さってくるのも良いなと感じた。
漫画も読んで、内容は知っていましたけど、さすがにあの展開は号泣ですよね。
幸福の科学ですか?
鬼滅ファンに怒られると思うけど、「幸福の科学ですか?」と思いながら見ていました。(映画「宇宙の法」と少し似てたり、ちょっとお説教っぽいところも、音楽の使い方も‥)
あと「『天気の子』ですか?」とも‥。
原作は読んでおらず、2週連続でテレビ放映されたものを観て初めてストーリーを知った超初心者ですが、鬼の気持ち悪さ以外は、共感できて、素晴らしい内容でした。
あとは、小さいお子さんが観ておられたら、親御さんは「夢と現実ってごっちゃになりやすいから、絶対首○⚪︎ちゃダメよ」って、フォローしてあげてほしいと思います。
そして武士道精神や、黄泉の国があることは、是非教えてあげてほしいいです。
煉獄さん、素敵なのにイマイチ容姿はカッコよくないし、炭治郎の緑の市松模様の羽織もなんかダサい‥。
ごめんなさい。原作読んで勉強します。
炭治郎のような美しい心になるよう精進します。
今更、レビューするのもなんだが
テンポが良い
無限列車の中で鬼に襲われる炭治郎たちの話。
.
今回、話は至ってシンプルで全部説明しようと思ったら一言で言えるのに、すごいボリュームの満足感が貰えるのがすごい。まさに最高級のエンタメ作品。
.
特に、煉獄さんってアニメシリーズではちょっと出てきただけだし、映画版でも思ったより出番は少ないけど、冒頭の10分ぐらいで観客に魅力を伝えて最後に繋がるっていうのがすごいと思う。テンポよくスムーズに煉獄さんのことを好きになれるんだよ。
.
あとはアクションも、途中の列車が鬼と同化するっていうくだりは設定的にも意味がわからないし、ビジュアル的にもかなり無理がある気がするんだけど、そんなことを考える隙も与えずに熱量で押し切ってくるあたりがほんとにすごい(笑).
.
ほんと、何にも考えずに話に入れる極上のエンタメ。
.
だけど、感動させようとするシーンのさぁ!!泣いて!!!という大袈裟感が私は苦手で、特に一番下の弟がお兄ちゃんってつたない足で追いかけて来るあの感じ?あれはやりすぎてるよ。(これはあくまで個人的な所感ですからね、、)
.
泣いた
原作を知らなくても大丈夫
クオリティーの高い映像と期待を裏切らないストーリー
2016 人気作品なので
2回目も見たいと思える映画でした
全1147件中、861~880件目を表示