「普通の出来だった」劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 ハルさんの映画レビュー(感想・評価)
普通の出来だった
まず最初に言っておきたいのが、「鬼滅の刃」というシリーズ自体は面白い。
しかし今回はあくまで映画単体として評価すると、期待していたよりは普通の出来映えといったところ。
話が大きく分けて二部構成となっており、前半が下弦の鬼が敵で、後半が上弦の鬼が相手だ。
特に前半の敵だが、途中からバイオハザードに出てくる最終形態みたいな形状になってきて少し飽きた。
敵はある程度人間の形をしていないと、感情移入しにくいというか、ただの作業感が出てしまいがちかも。
しかし、夢との決別をする炭治郎やラストの柱と鬼の死闘など、ドラマとして泣かせる演出があるのがこのシリーズの人気の理由かと思う。
まぁ、でももう一回みたいか、と言われるともういいかなぐらいの感想が正直なところだ。
最後に、この映画一応PG12とのことで、人体の一部欠損や大量出血などの描写はかなり多め。小さなお子さまと見に行く際は注意した方が良いかもしれない。
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