「うーん…泣く=良作??」劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 ともさんの映画レビュー(感想・評価)
うーん…泣く=良作??
鬼滅の刃 映画公開おめでとうございます。期待に胸に膨らまして鑑賞させて頂きました。
ただ、見終わったあと物語の印象がほとんど残っておりません…
確かにBGM、作画に関しては申し分ないくらい素晴らしいです。技の細部までの書き込みだったり、BGMとのマッチだったりと完璧でした。
感動し泣きもしたのですが、BGMの凄さだったりUFOの作画、そして豪華声優などでゴリ押し感が半端ないです。
[ 物語に泣かされたのでは無く、完成度に泣かされた]みたいな感じになってしまい、映画を見終わったあとは冷めてしまいました…(以前自分が鑑賞した、君の名は。天気の子などの新海誠作品もこんな感じで、泣きはしたのですが、物語の設定にも矛盾があったり、無理矢理感があったりと感情移入できなかった)
原因としては脚本がつまらない、戦闘シーンにものすごく力を入れてしまって、物語が薄くなっているんじゃないかな〜と。(まあアニメ版の19話が作画の凄さやBGMで感動すると話題になっていたので、それを全面的にするのも仕方がないかもしれませんが…)
煉獄杏寿郎の過去の切なさや儚さが感じ取れず、メッセージ性のない映画のように思います。
煉獄杏寿郎が炭治郎たちに、もっと訴えかけてもよかったと思う。
無駄死したとしか考えられないな〜 古文書の情報はともかくね
もう少し物語を全面的に押し出して、映画を作ってもらったら印象的に残るんじゃないかなと感じました。(炭治郎のわざとらしい涙・泣き声に関しても全く感動できず、自分には合わなかったです。何をそんなに泣いているんだこの人状態)
戦闘シーンが大好きな方や、物語を奥深く考えない子供には向いている映画かなと思いました。
2回目はないですね。