「まあ、熱烈なファンでなければ、普通」劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 るんさんの映画レビュー(感想・評価)
まあ、熱烈なファンでなければ、普通
ストーリーはアニメ同様原作に忠実で、
動きや声が加わる分臨場感があり、楽しめた。
煉獄の声がキャラクターととても合っていて
声優ならではのちょっと臭い演技もなく、
正義感や責任感が溢れ出る素晴らしい演技だった。
ただどうしても、マンガの活字では一瞬でも
声に出すと冗長に感じられる説明場面が多く、
「今のうちに攻撃すればいいのに」と間延びして感じた。
また今回のメイン煉獄のシーンが続くと
要所要所で挟まる主人公の「助けに入れない…」「体が動かない…」
敵に対して「逃げるな、卑怯だ」などのカットイン。
無理に主人公の関与を入れなくても…
戦いを最後まで通して見せてくれ。。
また、全く面白くないギャグのパレードは、
アニメでは耐えられても
劇場の大スクリーンだと恥ずかしくてムズムズした。
原作は好きなので、美しい映像に感動したが
劇場の方々から聞こえる啜り泣きや笑い声、
ファンがぼそぼそと楽しそうに話す声を耳にすると
何となく興ざめしてしまった。
とはいえ、IMAXで技をはじめ画の迫力が観れたのは
満足であった。
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