「煉獄さん」劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 イナヅマゴローさんの映画レビュー(感想・評価)
煉獄さん
我が国に数多漫画雑誌があれど、ジャンプだけは格が違う。
数年おきにバケモノレベルのヒット漫画が現れる。
都内の上映時間が5分おき。しかもほぼ満員。物販コーナーに長蛇の列(コロナのせいでもあるが)。しかも内容は映画オリジナルでなく原作どおり。こんなこと、ワンピースでもナルトでもドラゴンボールでも無かったと記憶する。
さてそんなバケモノ漫画が満を持して映画化。
とはいえ、原作の中では個人的には一番ハマらず読み返すことの少ない(後半のアカザ対煉獄は別)エピソード。なにより、夢と現実を行ったり来たりでわかりづらいし、戦うべき厭夢の姿形も捉えづらいから何と戦ってるのか把握しづらい。さらにはバトルもアクションより精神的な展開が多くてワクワクしづらい。そんな中にあって原作では煉獄の勢いのよいキャラクターと同期3人組のコミカルなシーンは全エピソードで一番面白い(一番脱力している)。
そんなエピソードがアニメ化されたらどうなるのか楽しみだった。
結論。
コミカルなシーンはやはり物足りなかったが(アニメという表現の限界か)やはりバトルと美しくも気色悪い映像は素晴らしかった。個人的には冒頭お館さまのいた高野山奥の院のような墓所から既にテンションが上がった。
特に後半は圧巻。
原作では割と短めであった煉獄vsアカザの戦いは、原作を大きく補填し、見どころ十分。
煉獄さんって柱が全員登場した際、アカレンジャータイプというか、ぜったいセンター主要キャラだと思ったのに一番最初に離脱する。一方でどうみても端っこキャラの伊黒が最終バトル鬼舞辻戦では一番活躍する。その辺りの期待の裏切り方がワニ先生のすごさなんだよなあ。
本作は煉獄さんによる煉獄さんのための映画。
煉獄さんの離脱は悲しいが柱の中で一番炭治郎にたくさんの物を残してくれました。合掌。
miikiiさん、
私はあなたに謝る気も訂正する気もありません。あなたに読んでもらうことを前提に書いたわけでないし、読んでくれと頼んだわけでもない。
この先の展開について知りたくないのなら一切の情報をシャットアウトしてウチに籠ることをおすすめします。
これだけ社会現象になっているのだからネットにも隣人の会話にもネタバレをしり得る可能性は転がっています。知りたくないならまずはスマホを手放して自分で自分を守っていただくしかないです
コメント欄でこのような連投、長文、お恥ずかしい限りです。
また、ひどく子供染みた暴言によって不快な思いをさせてしまったこと、重ねて謝罪いたします。
どうかよろしくお願いいたします。
私はこのレビュー欄は映画本編の内容について書かれるものであり、ネタバレも映画本編の内容のみについてだと解釈してページを開きました。
これは私の個人的解釈ですので私に責があります。ただ、同じように考えてこの記事を読む原作未読の方も他にいらっしゃると思うのです。
私は原作未読でアニメ、映画を鑑賞し、続きを原作で読み進めているところでした。
この記事の内容によると、
・最終戦の相手は鬼舞辻
・そこで一番活躍するのが伊黒(伊黒は生き残っている)
ということがわかります。
そのことで、イナヅマゴロー様が書かれている作者の「期待を裏切る展開」、これに感銘を受ける機会を、私は失ってしまったと感じています。
イナヅマゴロー様、大変失礼な物言いをしてしまい誠に申し訳ございませんでした。心より謝罪いたします。
ただ、原作のネタバレをやめて欲しいという主張についてはどうかご一考していただきたいのです。